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日本語の変化7

2015-03-14 | 日本語どうなるの?
日本語の変化で活用変化という現象がある。語形変化を動詞に見る。変化というとそれをさすとすると、活用のほかには音便変化、そして発音変化の現象がある。いずれも音変化が文法に及ぶ。日本語の活用変化は、ほかの言語の屈折変化と対照する。日本語には分析によっては屈折現象と認めることがあるが、国語の分析では屈折変化としない。膠着語の故であるが、その変化を入れると、実は日本語の変化現象は丁寧語への変化、敬語の変化など、さまざま、現象があることになる。その変化を代表的にみると、用言の変化がわかりよい。用言には品詞で分ける動詞、形容詞があげられるが、その形容詞の変化は日本語特徴の一つである。形容詞に加えた国語の形容動詞は述語動詞にかわる。そう見ると形容詞の活用変化は述語の位置に立つ言語のあらわれである。たとえば、難しい、というのを、難しかろう、と言えば、それは述語動詞であるととらえてもよいのである。動詞の変化になぞらえて活用を分析するのは、日本語用言の自立性を明らかにする。体言と用言で成り立つ日本語を、主語と述語と捉えなおしたのは、これもまた、日本語の変化である。 . . . 本文を読む