1984年の国慶節のときに、中国北京にいた。35周年記念の盛大な式典で、人民広場に面した左翼の立ち見席にいた。日本語専家の招待であった。パレードがあって、引き続く、晩会にいて花火を見上げた思い出がある。日本語教師として北京語言学院に赴任した。交換教員で9月から1985年の2月まで滞在した。友誼賓館のホテル住まいであった。10月1日の祝日には招待があると聞いて物見遊山の気分であったのを覚えている。専家の待遇は中国での賓客として、招待と言われれば、その時間に集まって差し回しバスでお任せである。故宮の一角がバスの駐車場になって、どこをどう通ったか、道ならぬ壁と囲まれた中を広いことと意識し東の端にあるひな壇に上がった。あとで思えば天安門城壁とsこしのところ、人民大会堂を遠く眺、出てくるパレードを目の当たりにしていたのである。 . . . 本文を読む
転呼を書こうとして、点呼するという用字を書いてしまって、どこかでまちがっていたかなとか気にしながら、転呼音とは何かを考えると、国gの歴史的変遷にでてくる、ハ行転呼音という現象がある。音韻変化の一つとして、ハ行表記のものが、ハ行発音とならずに、語中語尾の発音ではワ行に変化することである。いつ頃の変化となるか、すでに万葉集に指摘するものもあり、表記上の区別が歴史的仮名遣いでハ行音になってはいるものの、平安時代には、発音は転呼したとする。語頭のハ行音ではなくて、語中で表記するハ行音、語尾で表記するハ行音のことである。ただ複合語の、あさひ などは変化しない。母親の、はは、についても、変化しない。転呼音(てんこおん) means (名詞・noun) (言語学・linguistics terminology) sound shift (esp. in historical kana)/new pronunciation. . . . 本文を読む