研究発表を聞いた。連用節と連用修飾節の違いは何かと思った。いずれにも節があるので、語と文の単位を見て、その間にある単位のことである。それで、連用がまずなんであるか。用言に続くこと、である。用言にどのように続くのかは、また、連用形の略ということでもあるので、その形式があることになる。しかし、連用修飾語となると、連用形は問わない。辞書によれば、>大辞林 第三版の解説 れんようしゅうしょくご【連用修飾語】 修飾語のうち用言(副詞の場合も含む)を修飾するもの。「非常に暑い」「楽しく遊ぶ」「思わず吹き出す」の「非常に」「楽しく」「思わず」の類。普通,補語・目的語などと呼ばれるものも連用修飾語の中に入れて考える。副詞的修飾語。 ということで、その範囲は広い。その連用修飾節とは、説明によって、>なお節はそれぞれ単一の品詞と同じような働きをするので品詞名で呼ばれることもある。 ということもあって、何かと広い範囲ようなことは変わらない。次のようなものもある。>16-Dec. 2012. 国立国語研究所 共同研究プロジェクト. シンポジウム「複文構文の意味の研究」. 1. 連用修飾節に関する研究の現状と課題. 前田直子(学習院大学). 1 連用修飾節の分類. [課題]連用修飾節研究にはどのようなものがあるか。 . . . 本文を読む