情報時代をとらえれば、日本語は内外でどう使われるか。その普及によって、国内ではスマホツール、海外では日本語コミュニケ―ションの道具という視点がある。コンピュータの端末がタブレット型の展開でスマホと呼ばれて爆発的に増えていると白書は言う。平成29年版、情報通信白書のポイントによると、情報通信機器のうちで、この数年の変化である。
スマフォはiPhoneの米国発売が2010年であった。スマートフォンと表記して、いまや、その名称はカタカナ日本語で、スマホである。2010年から2013年までと、それ以降の2016年まで普及率を示すグラフは、世帯所有のパソコンを凌駕しようという、急激な状況である。全世帯数にパソコン73.0% 固定電話72.2% 次いで71.8%となるが、これは携帯電話が94.7%をもってトップを占めるので、その保有状況があわせて著しいことがわかる。他の機器との比較で右急坂を描いている。 . . . 本文を読む
ヒューマンリレーションズ human relations となると、組織、企業内における、人と人との間であるが、そこにある、心理的関係をさすことであった。辞書にあるように、労務管理、産業社会学で研究される、人間関係論として見える。出典 小学館デジタル大辞泉 人間関係論は、ふつう、それを組織内のこととして見て、人間の行為や生活上の諸現象を、人と人との関係に即して研究しようとする社会科学上の研究アプローチにとらえている。しかし、一方で1920年代に、経営上の労務管理のこととして、生産性に結び付く人間関係が実験的に明らかにされた。科学的管理法に対する人間関係的管理となる。ホーソン実験による、生産性向上という企業にとって、従業員の心理が企業の生産性に影響するという実験で、その後、人間関係論となる。
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