伊東四朗さんの対談記事を読む。平和ボケの言葉が飛び出して、語る口調にはあきらめも聞こえてくるような、それでいて切々と訴えるものが感じられた。てんぷくトリオでお笑い芸をしていた。それが、俳優としても活躍する印象のもとにある。1960年代から1980年代はじめにかけて活躍したが、トリオのメンバーがお笑いグループとして次々にいなくなってしまって、伊東さんだけが残っているので、お笑いと寂しさと、そこに軽 . . . 本文を読む
日本哲学21
ことわり申す、ことわりいう、この用法から、おことわり、辞退する、固辞、謝絶の意味内容となったようである。ことを割るとしての注釈をつけた国学者もいて、物事をわかつ、わける、二分することを指していると考えられたり、事の理非を判別することととして、判断、判定とする。もとには、言理を訓読みしたりすることがあると見れば、ことはり 言と、理と、ことは、り としたくなるような語である。そうす . . . 本文を読む