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UV ultraviolet

2016-07-12 | 日本語文章

紫外線 、ultraviolet、菫外線と呼ばれることも。菫外線の表記は紫外線より少ないものの1960年代以前は学術用語としての用例。紫外・可視・近赤外分光法(UV-Vis) あいまいさを避けるページには、胃潰瘍 、ulcus ventriculi の語を挙げている。さて、その紫外線は、人間の健康や環境への影響の観点から、近紫外線をさらに UVA (400–315 nm)、UVB(315〜280nm)、UVC (280 nm 未満) に分けることもある。>紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類が存在します。波長が短い順にUV-C、UV-B、UV-Aであり、波長が短いほどエネルギーが強く身体への影響は大きくなります。 最も波長が短くエネルギーが大きい「UV-C」はオゾン層で吸収されるため、実際に地上まで到達するのは「UV-B」と「UV-A」です。UV-Bはエネルギーが強いので肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を引き起こし、シミやそばかす、皮膚がんの原因になると言われています。一方、UV-Aはエネルギーが弱いのでUV-Bほど急激な肌の変化を引き起こすことはありませんが、肌の奥深くまで到達し長い時間をかけてしわやたるみなど様々な影響を及ぼすと言われています。


ウイキペディアより

17世紀にアイザック・ニュートンがプリズムを用いて可視光線が赤から紫にいたる多数の色の光線から成り立っていることを証明したが、その後、この見える光線のほかに、見えない光線が存在すると考えられるようになった。1800年、イギリスのウィリアム・ハーシェルによって赤外線が発見され、この考えが立証されるとすぐ、ドイツの物理学者ヨハン・ヴィルヘルム・リッターが、スペクトルの反対側である、紫より短いスペクトルを探し始めた。1801年、リッターは光に反応する塩化銀を塗った紙を使用して、紫の外側の目に見えない光を発見した。これは化学光(chemical light)と呼ばれた。その頃、リッターを含めた科学者は、光は「酸化発熱要素」(赤外線)、「照明要素」(可視光)、「水素化還元要素」(紫外線)の三つから構成されていると結論づけていた。スペクトルの他の領域との統合はマセドニオ・メローニ、アレクサンドル・エドモン・ベクレルらの研究まで分からなかった。その間、紫外線は、「科学線放射(arctinic radiation)」とも呼ばれていた。その後、1893年にドイツのヴィクトール・シューマンによって真空紫外線が発見された。

>紙幣や重要な証明書(例えば、健康保険証、運転免許証、パスポート)には、偽造防止のため、紫外線照射時に見ることの出来るマークを含むものがある。ほとんどの国が発行しているパスポートは、紫外線感度の高い蛍光物質を含むインクで偽造防止の細い線が書かれている。

>ブラックライトは屋内における視覚効果のほかに、医学、生物学、鉱物学および美術品の鑑定の分野でも利用されている。
細菌には蛍光物質を持つ者があり、ブラックライトを当てることにより、それらの菌の繁殖を確認できる。この性質を利用して、白癬などの皮膚病の一種は、ブラックライトを使った診断が可能になっている。
また、ブラックライトは紙幣や骨董品や証明書の鑑定にも使われる。多くの紙幣には偽札や偽造を防止するため、UV不可視インク(紫外線蛍光インク)を使った模様が描かれているからである。

>地球環境と紫外線の増加
1970年代以降、極圏上空のオゾン層の減少により、とくに南極上空においてオゾンホールが発生するようになり、南半球南部、とくにオーストラリアやニュージーランドなどにおいて紫外線量が急増した。オゾンホールは1985年ごろに発見され、1990年代半ばまでは急速に広がったものの、それ以降はフロンガスの国際的な使用規制などによってオゾン層の破壊のスピードが弱まり、規模の拡大はほぼ止まった。しかし一度拡大したオゾンホールの規模は縮小することはなく、2010年代に入っても大規模なまま推移しており、紫外線量も上記地域において増加したままである。また、日本などの中緯度地帯においても、つくば市や札幌市付近のデータでは、1990年代以降紫外線は緩やかにではあるが増加傾向を示している


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