終戦の日、8月15日である。昭和天皇の玉音放送によって国民に知らされた。
それは、日本政府がポツダム宣言の受諾、日本軍の降伏を通知したことの表明であり、国民に知らしめたこと意味する。
敗戦の調印は、日本政府と連合国代表による、1945年9月2日である。
対日戦争終結の日、終戦の日としている例が多い、ようである。
それでは、敗戦の日はいつか。
ポツダム宣言でいえば、1945年7月26日の発表時に敗戦は決められ、その決定を日本にむける。
その受諾の通知日を8月14日とすると、敗戦は、宣言、通知、調印と経過してきた。
ちなみに、敗戦状態は占領により、第2次大戦の終結に伴う国交を回復させるまで、日本は主権を持てない。
1951年、昭和26年9月8日、米・サンフランシスコで日本とアメリカなどの連合国との間で締結された講和条約
1952年、昭和27年4月28日発効した サンフランシスコ講和条約 または対日平和条約 . . . 本文を読む
日本のいちばん長い日 運命の八月十五日 タイトルの原題である。地上波、初放送を観賞した。映画作品化は二本目、製作配給は東宝、白黒、東宝スコープ、1967年、昭和42年に続く、いま観たのは、製作配給は松竹、戦後70年にあたる2015年8月8日公開のものを、民放による番組放映である。>2枚の録音盤は1回目に録音された録音盤を「副盤」、2回目に録音された録音盤を「正盤」として皇后宮職事務室から運び出され、正盤は放送会館へ副盤は第一生命館に設けられていた予備スタジオへと無事に運搬された。運搬に際しても副盤をいかにも正式な勅使らしい偽物を仕立てつつ、正盤は粗末な袋に入れて木炭自動車で運搬するという念の入れようであった。 . . . 本文を読む
お盆と盆休みと盂蘭盆と、お盆は中元にある、上元1月15日中元7月15日下元と、道教の由来に、下元10月15日だけは、日本にない、祖霊を供養する盂蘭盆会を催すようになった このもとのは中国でのことで 中元とともに日本に影響した 盆休みを藪入りとかさねて 古来の風習といいたいところ 奉公の子など、また嫁いだ女と子とが年に2回だけ帰省する 休みがあり、それはまた旧暦の7月16日であった 盆と暮れである いまや家族での盆休みの旅行、かたや8月の年中行事である 盆の由来をたずねて 盂蘭盆会は道教を通じて習合し 中国説話である、仏弟子の目連が毎年、亡母を供養した日 というのは祖先供養に牽強付会となる その墓詣りに、新盆の提灯、迎え、送りの火となる風物詩 ここに風習として伝わる精霊棚、精霊馬そして精霊流し とも 広くアジアの地域での風趣が垣間見えるようになる
1年前には . . . 本文を読む
エッセイを読んでいて、この語義に、おや、ならぬ親を思った。閉ざした口のその向こうに と題する、エッセイである。日本経済新聞の文化面、20160814付けである。執筆者は、鷲田清一 氏の一文、その用例は、自らの記述に、>耄碌の兆し とある。普段は見ないものを、見ようとしなかったものを、見るようになり、そこには見えないものを見た、というような、それはまた、>そして何より、とうにいない父や母、祖父、祖母のかつての姿を思い起こしたり ということである。これを耄碌と表現したのだが、その意味には、ただの老いぼれとしてのことを込めていったようだが、世間でいうところの、おいぼれとはまた違うようである。残影を見ることをもっておいぼれたとするなら、それはたしかに、頭脳や身体のはたらきがおとろえる、ことであろうが、そこには記憶の蘇りがあるような記述であるから、耄碌にはならないかもしれない、と思ったようなことである。 . . . 本文を読む
チャイナリスク China risk を検索すると、中華人民共和国の抱えるカントリーリスク、という説明がある。ウイキペディアの立項目である。中国国内で外国企業が経済活動を行う際もしくは中国人を雇い入れる際のリスクと説明がある。不確実性とするが、ダウンサイドリスクだけを取り出したもの、という。その記事を追っていくと、ビジネス上のリスクがあって、加えて出てくることがらの一つ一つが、近代国家のものではないようなものばかりである。そこで話題は、チャイナハラスメントである。チャイナハラスメント: 中国にむしられる日本企業 (新潮新書)2015/1/16 という出版物のことになるが、> 友人が語った話に基づき、中国人ビジネスマンの対日本人交渉術をまとめると、以下のようになる。
. . . 本文を読む
お盆は13日からの行事、入りである。迎え火をもって祖先を祭る。旧暦で行われていた。かつては7月15日に盆休みを過ごした。いまは8月15日である。13日から16日までの間、盆休みとするが、とくに祝休日ではなそのいので、それぞれの休みとなり、11日に山の日が祝日であるので、はやい盆休みの始まりを持った人々がいた。ただ、役所、銀行などは平日業務であるから、その休みの取り方はさまざまとなっている。帰省ラッシュ、民族の大移動と、その話題には交通情報による渋滞がある。新幹線と高速道の混み具合は変わらずであるけれど、ひところのような長距離列車の切符を買うために窓口に並ぶとか、道路の流れを読んで朝や宵の出発移動といったことが、古い話であるが、なくなったようである。それだけ人々の移動が距離と時間にあわせた用意が可能となったのだろう。極端な集中が起こる前に分散していくお盆休みとなりつつある。盂蘭盆会の行事そのもが法事であるとすればその故郷により集う考え方が現代風になったかとも思われる。墓参りと親戚の寄り合いがかつてほどでなく、それは年に1度か2度の顔合わせにあったものが、年がら年中のパソコン、スマフォの通信で顔が見えるようになっている。 . . . 本文を読む
タイ‐ブレーク tie break テニスで、ゲームカウントが一般的に6対6になったときに、決着を早くつけるために行うゲーム方法。テニス男子シングルスのゲームは第3セットでタイブレークになった。錦織はそこで4本を先取された。その2本を挽回してコートチェンジになった。ここで2本負けている。 そこでサービスを受けて1本を返したが、すぐさま1本を取られて、さらにサービスエースが入った。6-3になって、、2本を得意の球で勝ち、追いついたが、ダブルフォルトがあって、ついに6-6となった。そしてバックハンドをすかさずに突いて届かず、その1本は相手のラケットをはじいた。これで、2本差のタイブレーク決着には、あと1本である。その1本はサーブを打ち返しリターンの後で、つぎにとんてきたボールはバックラインを超えて、3時間もの熱闘を終了した。ベスト4へと戦いを進めることになった錦織選手である。 . . . 本文を読む
3年に一度となることを意味する。もとの意味はイタリア語である。英語は、 triennial トライアニアル、ほかには、バイアニュアル - 半年に一度、年に二度、アニュアル - 年に一度、ビエンナーレ - 2年に一度、クアドリエンナーレ - 4年に一度などがある。あいちトリエンナーレ2016などの催しで、国際美術展覧会となる。 . . . 本文を読む
愛国教育を放送していた。中国と韓国の実情である。中国では愛国主義教育という。韓国では反日教育である。愛国教育はそれぞれの国において民族教育である。日本では愛国心教育としてとらえる。パトリオティズム、 patriotism は、国民が自らが育った、所属する社会共同体や政治共同体などに対して愛着ないし忠誠を抱く思想、心情である、と説明がある。 . . . 本文を読む
中国公船の領海侵犯が相次ぐ。その中国公船は砲を備えているため、緊張を持って受け止めなければならない。その意味するところ、中国外交の行き詰まりにあるようである。南の海で下された国際法の判断に、中国はフィリッピン政府に中国寄りの思惑があったかとしたが、それはうまくいかなかった。韓国政府に中国の威厳を保とうとしたが、それは米軍の迎撃ミサイル、高高度防衛ミサイル THAAD の設置で煮え湯を飲まされた格好となり、北朝鮮の核開発を阻止できない立場を露呈したため、朝鮮半島の中国の影響力は不安定なものである。そこへ加えておこる釣魚島の領有権主張であるが、日本政府は6日連続で在中国大使館に抗議しついには外相レベルで事に当たっている。南シナ海の国際裁判は7月12日であった。東シナ海の活動をにぎやかにしたのは、8月5日に漁船230隻のデモンストレーションにあった。中国が意図するものは何かと、その外交の行く末が見えない。日本で大使を務めた王毅外相は国際関係のバランスを撮る考え方を失ってしまったのではないか。親日として日本滞在中には、世界の情勢をつぶさに見てきたはずであるから、その考え方には中国の民心を主張するものがあっても決して得策にはならないことを一番よく知るはずである。 . . . 本文を読む