Gorbyharp

ハーモニカのページ。

a light of life

2009-10-30 | 日記
田中光栄バンドのライブに行って来ました。光栄バンドでのライブは、久しぶりだということで。そんな感じは、しました。何か違うな~と思って帰宅してから光栄さんのアルバムを聴いてみてわかったんですが、楽曲に飽きてしまったみたい。購入してから、最低でも50回は聴いてるからね。

今回のライブは、アルバム収録曲+αといった感じでした。Between Sunshine and Joyは、確か、Manjiで吹いてたと思いますが、あのような曲には、Manjiがよく似合う。Tiny Leavesだよね?ブラジルのミナス風に作った曲ってのは。ふ~ん、そうなんだぁ~。「君はカーニバル」の外国語表記のEkikiriは、ウガンダの言葉だそうで。エチチリって発音してたかな?「月も見ぬふり」にフランスの友人が歌詞を付けたいと言ってるみたい。出来上がったら聴いてみたい。

この日は、私の誕生日だったんだけど、大好きなA Light of Lifeを聴くことが出来て満足です。いいプレゼントになりました。この曲は、静かな曲ですが、光栄さんの演奏は情熱的だった。あんな風に吹きたいな~。

光栄さんは、Fabulousだけでなく、グレゴア・モデルも使ってました。そんな違いがわかったあなた、「ハモキチ」と呼ばせていただきます。CDも沢山、売れてたみたいですね。サインを求めて長蛇の列。私もCDに光栄バンド全員+小畑和彦さんのサインをいただきました。私が持って行ったマッキー極細が役に立ちました。いろいろな方から、貸して!って言われましたよ。光栄さんのCDにサインをもらう時は、マッキーが書きやすいみたいです。因にドラムの須田さんのサインは、何種類かのバージョンがあります(サインに付いて来るイラストが違う)。

それにしても小畑さんのギター、もっと聴きたくなってしまった。

追伸:今回のライブで使用してたスタンドマイクって、いつもと違わない?気のせいかな?

グレゴア・モデル

2009-10-25 | ハーモニカ
グレゴア・マレ・シグネチャー・モデルが発売されてから、約2ヶ月。売れ行きはどうなんでしょう?私は、結局、2種類買いましたし、友人に頼まれて買ったのが2回。少しは、売り上げに貢献しております。

グレゴア・モデルって、評価するのが非常に難しいハーモニカです。なので、私がこれから書くことは当てになりません。でも、何らかのヒントになると思いますよ。

グレゴア・モデルは、グレゴア・マレの意見をもとに作られたクロマチック・ハーモニカです。メタルのカバーとウッドのカバーの2種類。この二つは、カバーが違うだけであとは、一緒です。ケースも一緒。ただ、ウッドの方には、ケースに「WOODEN COVER」というシールが貼ってあります。

グレゴア・モデルの特徴は、ダークなサウンドです。スズキの解説によれば「深みのある音色」ということになります。私の印象だと「キンキンしすぎない音色」です。生音での第一印象は、ウッドの方が音が響いて、メタルの方が響かない感じ。でも、安心して下さい。吹き込んでいくうちに両方とも違いがわからないくらい響いて来ます。このパワーは、リードプレートにあるかな?と思います。リードプレートは、Fabulousのリードプレートの量産型。スロットのくり抜き方が違うみたいですね。でもほとんどFabulousと同じみたいですよ。だから、生音でも馬鹿デカイ音で吹くともちろん耳が痛くなります。リードにパワーがあるんですね。マイクを通した音は、第一印象から合格点です。ほとんど違いはわかりませんが、ウッドの方が、グレゴアのいうダークな感じがより強く出ている様に感じます。

グレゴア・モデルは、どちらかというとポップス向きのハーモニカですが、結構、クラシック系のアマチュア・プレーヤーも買っています。私のまわりのクラシック系の人に人気なのは、何故かウッド。グレゴアがSPAHでいつもポケットに入れていたのは、ウッドの方だそうで。言われてみれば、YouTubeの映像でもウッドを使っているのを多く見かけます。グレゴアは、ウッドの方が好きなの?田中光栄さんは、今後、ウッドとFabulousを使って行きたいと言っていましたが、ライブ観に行ったら、メタルも使ってました!チャーリー・マッセルホワイトは、メタルが気に入ってしまったようで。メタルカバーがダークブルーなのは、グレゴアがあの色が好きだからという理由です。因にあれは、チタンメッキだそうで。私は、緑色が好きなので「Katsuyaモデル」が出る時は、是非ともカバーは、ダークグリーンにしていただきたいものです。

グレゴア・モデルは、万人向けといった感じでは、ありません。クラシック系の人には、積極的にはすすめませんが、使ってはいけないというわけではありません。私がクラシックを吹くなら、スズキの製品で言えば、SCX-48を使いますね。こちらのハーモニカの方が万人向けです。欲を言えば、SCX-48の上位機種みたいなのが発売されるといいんじゃないでしょうか?これからのスズキに期待したいところです。

「グレゴアも両方(ウッドとメタル)使ってるから、皆さんにも両方使って欲しい」とスズキの方が言ってました!妙に納得してしまいました。迷ったら、両方買うしかないですね。

要望として多かったのが、ウッドカバーの4オクターブは発売されないのか?でした。4オクターブは、強度の面から、難しいとのこと。開発の人は、1本ぐらいなら作れるかもとおっしゃってました。基本、諦めた方がいいですね。

東京ですと谷口楽器で、常時、試奏が出来る様になっているので、ご自分で納得の行くまで試されるといいと思います。グレゴア・モデルについては、人の評価は当てになりませんよ。

プロ・マスター・ハイブリッド

2009-10-23 | メンテナンス/改造
ProMasterのボディはアルミ製ですが、Mark LaVoieにチタンのボディにしてもらいました。だいぶ前の話です。今は、もしかしたら、スズキのハープのチタン化は受け付けてないかもしれません。

さて、チタンのプロ・マスターですが、当初はあまりよく鳴ってくれませんでした。なので、スズキ楽器の方に研究用に差し上げました。ところが、Fabulous-20のリードプレートを付けて戻してくれたのです。しかも私が持ってなかったBb。スズキ楽器さん、ありがとうございます!今度は、よく鳴ってくれます。音色はアルミボディに似た感じ。リードプレートがFabulousのものなのでパワフルです。

結論:現在のプロマスターは、リードも以前に比べるとよくなったので、カスタマイズの必要はないのでは?また、よりパワフルなハープを使いたいのならFabulousを使うべき。チタン製のプロマスターと比べると音色が豊かな感じがします。よって、プロマスターのチタン化はお金をかけた割には、得るものは少ないと思われます。

かりん アフタヌーンコンサート

2009-10-22 | 日記
かりん アフタヌーンコンサート 秋2009に行って来ました。クロマチック・ハーモニカ、鈴木真澄さん、ピアノ、濱崎洋子さんでした。鈴木さんのHPから、当日演奏された曲目を載せておきます。

第1部
紅葉 岡野貞一/美野春樹編曲
赤とんぼ 山田耕筰/美野春樹編曲
里の秋 海沼実/美野春樹編曲
秋の歌 P.I.Tchaikovsky/美野春樹編曲
感傷的なワルツ P.I.Tchaikovsky
タンティ・アンニ・プリマ A.Piazzolla
草競馬 S.C.Foster/美野春樹編曲
金髪のジェニー S.C.Foster/美野春樹編曲
ケンタッキーの我が家 S.C.Foster/美野春樹編曲
 
第2部
きらきら星変奏曲より W.A.Mozart
道化師の朝の歌 M.Ravel
愛のあいさつ E.Elgar
4つの小さな夢の歌 吉松隆
ロンド・ロココ J.Moody
ダンツァ・ガヤ M.Dring
スペイン舞曲 第2番 M.Moszkowski
トレド J.Moody
 
アンコール
ロマンス 作品22-1 C.Schumann

第2部のはじめの2曲は、ハーモニカなしの濱崎さんによるピアノ・ソロでした。1曲目の「紅葉」、すごくいい音を出してましたよ。途中、譜面が落ちるというアクシデントがありましたが、それ以降、動揺されたのか演奏に影響してしまったようです。後半は、調子を戻されていました。

譜面は、テープでくっ付けて1枚にしておくべきでしょうか?それとも暗譜する?

鈴木さんは、幅広くいろいろな曲に挑戦されている貴重な存在です。今年はこれが最後のコンサートでした。ファンの方は、また来年をお楽しみに。

ふと思ったんですが、クラシック系のハーモニカ愛好家って意外と少ないのでは?

オイルを塗る

2009-10-20 | メンテナンス/改造
クロマチックのスライドの動きをスムーズにするには、ハーモニカ用のスライドオイルがいい。

さて、どこに塗るか?スズキの開発の方に聞いたところ、スライド自体には薄く塗るのがいいそうで。そしてスライドよりも重要なのは、バネ穴に塗ることだそうです。試してみてください。私は、バネ穴はまだ試してません。

Bengt Andersson Quartet/Post festum

2009-10-15 | CD/DVD
Bengt Anderssonのアルバムが銀座の山野楽器で売ってたので買ってしまいました。ジャズ・コーナーです。全体的に悪くない出来です。メチャクチャお薦めってわけではないけど、ハーモニカ・ジャズに飢えてる人には、いいかも。HMVでも売ってますね。今の季節には、いいアルバムです。

EverySwingでハーモニカ

2009-10-12 | 日記
EverySwingで中山ふじ枝さんのハーモニカを聴いて来ました。

曲目は、There Will Never Be Another You、いそしぎ、Blue Minor、Minha Saudade、I Thought About You、All The Things You Are、Nica's Dream、Straight No Chaser、I Can't Get Started、The Very Thought Of You、Angel Eyes、I Wish You Love、枯葉、A Night In Tunisiaでした。

中山さんのようにスタンダードをメインに演奏されるハーモニカ・プレーヤーって東京辺だと少ない気がします。以前行ったライブでは、ピッチの高さが印象的だったんですが、今回のライブではごく普通のピッチでした。

ほとんどぶっつけ本番だったそうで、ジャズ系の人は凄いな~と感心。譜面を見ておられたので聞いてみたら、決まり事とかを忘れない様にたまに見る程度とのこと。勉強になりますね~。マイクとか音色面に気を使うともっといい演奏になるのでは?と生意気にも思ってしまいました。

EverySwingに実に興味深いポスターが飾られてたので聞いてみたら、やはり、映画「ターミナル」に出て来る写真と同じものでした。このポスター、ジャズ界の巨人たちが映ってる写真なのです。このポスターを飾っておくと演奏が上手くなる?そうで。アメリカにしか売ってないらしい。今の時代だから、ネットで買えないかな~。どなたかご存知の方は、教えてください!

Manji 対 Crossover

2009-10-11 | ハーモニカ
お茶の水の谷口楽器での、Manji発売記念インストアイベントに行きました。同時にホーナーのCrossoverも試奏してきました。

Crossover、とても重音の響きが素敵でした。ただハワード・リーヴィーが言うほどオーバー・ブロウはやり易くはなかったです。吹き込むとまた違ってくるのかもしれません。音色はいいので、今までマリンバンドやマリンバンド・デラックスを使ってた人は、試してみるといいでしょう。今のところC調しかありませんが、11月頃には、全調子が揃う予定です。

Manjiは、私みたいな素人が吹いてもオーバー・ブロウが簡単に出来ます。世界で一番、オーバー・ブロウのやり易いハープではないでしょうか?普通のベンドも出し易く、初心者からマニアまで楽しめるハープだと思います。値段もCrossoverの半額ぐらい。私は、Manjiを買いましたよ!Manjiは全てのキーが既に揃っています。音色は、PureHarpの方が今のところ好きかな。Manjiのカバープレートのネジは、マウスピース側に付いてますが、リードプレートの真ん中にも穴が開いてるので他のハープのカバーも付けられる設計になっています。今後の楽しみとしてPureHarpのカバーなども付けてみていろいろと楽しみたいと思います。

今回のイベントは、スズキの開発の橋本さんがいらしてたので、いろいろと質問してみました。試奏会があると必ず吹いてみるのがSCT-128。いわゆるトレモロ・クロマチックです。今回やっとこのハーモニカの鳴らし方がわかりました。息は、普通の複音を吹くよりも必要です。生音は、小さめなので、マイクを使うことを前提にした方が良さそうです。マイクとアンプが用意されていたので、マイクを通した音も体験出来ました。マイクを使うと納得のいく、また魅力的な音が得られました。しかも橋本さんのアドヴァイスで、マイクは、低音部に当てると効果的だということがわかりました。低音部のカバーの背面だけに穴が開いている理由はそこにあったのです。高音部を吹くときもマイクは、低音部に当てたままで十分な音量を得られます。HPに誕生秘話を書くくらい思い入れがあるなら、お薦めのマイクの持ち方も紹介すればいいのにね。今回はじめてこのハーモニカは、欲しいと思いました。

Crossover

2009-10-08 | ハーモニカ
10/8に谷口楽器にホーナーのCrossOverが入荷します。今回はC調のみ。他のキーは11月になるとの事でした。

モリダイラや他のショップのHPを見てもなかなか発売という情報がなかったんですが、いよいよ発売なんですね。 マリンバンドマリンバンド・デラックスを使っている人は、試してみる価値ありですね。ボディは、コーティングされた竹で、水に強いらしいです。

ハワード・リーヴィー曰く、パワフルで、オーバー・ブロウ、オーバー・ドローがやり易いそうで。カスタム・ハープに近い感じだそうです。Crossoverについてもっと知りたい方は、このページを見てください(英語)。Joe FiliskoとHoward Levyの演奏とコメントの映像を観ることが出来ます。