Gorbyharp

ハーモニカのページ。

スティービーのクロマティック

2018-08-12 | いろいろ
先日、種々ご指摘を受けまして、一部書き換えました。


スティービー・ワンダーは、16穴のクロマティック・ハーモニカを使っているのは、有名ですが、B♭とBとCとD♭のクロマティックを持っているらしい。またまたWinslow Yerxaさんが、Harp-lで投稿してたのを読んでの情報です。

Winslowさん自身は、現在スティービーのハーモニカを調整してる人からの情報らしい。ホーナー時代は、Frank Huangさんが、これらのキーのハーモニカを作っていて、今は、スズキさんが作ってるらしい。

アメリカってこの手の情報が出てくるのが、イイね

どの曲で、どのキーのクロマティックを使っているかは、今だに謎だけど。レコーディングされたものは、いくらでもピッチを変えられる?でも、スティングのライブ映像で、Brand New Day (Bm)でのスティービーのハーモニカは、Bのクロマティックらしい。

光栄さんの教本で、スティービーがC♯のクロマティックを使ってると読んだことがありますが、スティービーがD♭(C♯)のクロマティックを持っているとなると信憑性が増しましたね。実は、「本当にC♯なの?」と心の中では、半分疑っていたのですだって、C♯のクロマティックなんて売ってないでしょ?

スティービーのIsn't She Lovely?は、は、Bのクロマティックではないかという分析もあります。私もBのクロマティックを持っていますが、非常に吹きやすくなるし、ニュアンスがスティービーに近くなります。(未だ全てをコピー出来てないけど)

徳永先生もスティービーは、Bのクロマティックを使っていると分析されています。この分析では、よく読むとIsn't She Lovely? やジャヴァンのSamuraiにまでは、言及してないように読めます。

それにしてもアメリカって、C以外のキーのクロマティックを使う伝統というか文化があったのかな〜。ハーモニキャッツもPeg O' My HeartでGのクロマティックを使ってたと聞いたことがあります。

中学の時の先輩が、Isn't She Lovely?を吹こうと思ってクロマティックを買ったはいいけど、挫折して、ハーモニカをくれたことがあります。全国でスティービーに憧れて挫折した人って沢山いるだろうなぁ〜

日本のハーモニカ界の先輩方は、スティービーのハーモニカについて研究してこなかったのかなぁ〜。それとも秘伝のタレみたいな感じで、表には、出てこなかった可能性もあります。そもそも他の楽器に比べるとメジャーな楽器ではないので、演奏者人口も少ないからなぁ〜。これからかなぁ〜。

先日、光栄さんに聞いたら、Isn't She Lovely ?はC。Samurai はC#だって。あれ〜〜、ずっとBで練習してた。まあいいか。「Bのクロマティック買っちゃったよ!」って苦情も来そうだけど。人生は、「トライ&エラー」だからね〜。大きな心で見ていだいて。

ちなみに、C以外のキーが揃ってるクロマティックは、ホーナーの270CX-12 Black、スズキのSCX-48など。SCX-48は、基本C調以外は、オーダーメイドで対応してます。なぜか谷口楽器さんの店頭には、他のキーも置いてあった気がする。

昔、光栄さんは、自分でリード削ってC#のクロマティックを作ったとか。私も作ってから発言しないといけないかなぁ〜

Natsukoさん大人気

2018-08-05 | 日記
ダイアトニックのNatsukoさんのアルバム・リリース・パーティーに行って来た。(2018.7.15)
場所は、六本木のHY Tokyo。一瞬、場違いかなぁ〜と思ったけど、せっかく来たのだから、ファーストだけでも聴いて帰ろうと。会場は、1階で、もうすでに入りきれないお客さんが溢れかえってた。まあ外にも席があるけど、暑いからね〜。オープンテラス風。

会場中央にカウンターがあってそこで飲み物を注文します。ワンドリンク付きで2,000円。お得感あります。Natsukoさんが登場するまで、DJの方が、つないでくれてます。まさにパーティーといったところでしょうか。外で聴こうと思ったけど、やっぱり暑い😵ちょっとしたすき間を見つけたので、グイグイと人混みをかき分けて行ったら、奥に割とスペースがあった。立ち見だけど、冷房で涼しい。HY Tokyoさんは、カラオケが出来る個室や落ち着いた席も奥の方にあります。ついでに見て来ました。食事は立ってたので出来なかったけど、かなり美味しそう。

ライブは、CDの曲を中心に。Natsukoさんのハーモニカも魅力的ですが、私はあの声に惹かれている。
ブルースだけじゃないのも救われる。ずっと立ちっぱなしだったけど、普段から電車に乗ると立ってるからか、何とか乗り切れた。途中、Natsukoさんが、立っていることに対して気を使ってくれて。こういう気配りというか優しさが、Natsukoさんの人気を後押ししてるのかもね〜。お客さん120名位来たらしいです。

知った顔もチラホラ。いつも発表会でお世話になってる須田義和さんがドラマーの一人として参加してた。よっちゃんのドラムが入るとスィング感が増すよね〜。アルバムに参加した人は一通り来たのかな?ハーモニカ・プレーヤーとしては、八木のぶおさん、波木克己さん、ヒロキングさんも演奏してくれました。

ハーモニカ以外では、LUI BLUESFACEさん、塚本功さん、小田ちー旦利徳さん、吉岡優三さん、小安田憲司さんなどがバンドに加わってました。もっと多くのミュージシャンが演奏に加わってたんですが、私の不勉強で名前とお顔が一致せず、不確かなことは、書かないほうがいいかなぁ〜と。それに演奏してる人ほとんど見えなかったし。多分、ブルース好きな方にとっては、贅沢すぎる面々です。ここら辺、一人一人追っかけて行ったら、ブルースにハマりそうです。


中央、帽子?がちょこっと見えるののがNatsukoさん。ちゃんとした写真は、誰かのSNSとかで見てくださいね

結局、最後までいまして〜。ちゃんとサイン入りのNatsukoさんのアルバムも手に入れました
アルバムもブルースだけではなく、テネシーワルツ、スウィート・メモリーズなども収録されてます。
ほとんどの曲がモノラル録音。なんとなくレトロ感が漂う仕上がりになってます。唯一のステレオ録音の「星くず」もお気に入りの1曲です。
(注:ハーモニカ・オンリーのCDでは、ありません。歌+ハーモニカです)

購入は、ライブ会場もしくは、Ready Steady Goから。
好評で、8/7から、ディスク・ユニオンでも扱うようになったらしいです。