GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

鋸山・大岳山・御岳山(26)⭐︎

2022年09月27日 23時56分00秒 | 登山
こんばんは。

9月26日は5:00に家を出て奥多摩に向かいました。

そう。7月、8月と自分自身の不注意と過信から奥多摩で失態を繰り返してしまいました。
どうしてもそれらの失態を精算して9月を終えたかったのでずっと目標にしていた『鋸山・大岳山・御岳山』縦走にチャレンジして来ました。

準備体操をして7:41に奥多摩駅をスタート。少し歩いて登山口に入ります。

自分自身『今回は絶対に成功させる!』と強い意気込みで臨みます。

少し歩くと休憩所が。

そして最初の難関『地獄の階段』。
斜度45度の階段が先が見えないほど続きます。

「1.2.3...」と段数を数えながら登ったら意外と苦なく登り終えました。
有名な登山YouTuberさんは185段と言っていたけどボクが数えたら187段でした。
後半に段数に数えて良いのか微妙な段もあったので誤差は出ますね。正解はあるのかな?

5分ほど歩くと五重塔が。
初っ端から見どころ満載です。

隣にある愛宕神社で家族・友人の幸せと山旅の安全祈ります。

立派な狛犬。

カッコいい。

ここから先に進む林道は崩落しており迂回路が出来ていました。

その迂回路から先へ進みます。

立派な愛宕神社の鳥居。気が引き締まる。

鋸山を目指します。

ここから急登が多くなる。

そしてこのコース。山道を塞ぐ倒木もとても多かった印象です。

そして何より岩場(鎖場)が多い。
前日に雨が降ったのか山道は湿った箇所が多かったので慎重に。

ケルン(積み石)も序盤はかなりありました。ケルンは重要な分岐の目標としての意味があるので山に行って意味もないのに積み石をするのは良くないらしいです。

それと階段や梯子も多かった。

今回の登山では貴重な絶景。
ほとんど樹林帯を歩くので景色を楽しむというより岩場・鎖場を楽しむコースのように思います。

天狗様。御岳山の近くに天狗岩というスポットがあるのだけどこの地帯は天狗信仰があるのでしょうか。
天狗様にもたくさんお祈りして先を進みます。

岩。

剥き出しの木の根。
ワイルドな急登が続きます。

そしてこのコース最大の難所と呼ばれる場所に。右は足場の悪い鎖場。左は鎖場を登らなくても先に進める巻き道。もちろん右に。

垂直に近い岩と木の根の登り。

でも鎖がしっかりしているので足場をしっかり確認して登れば大丈夫。湿った木の根が滑ってちょっとだけ手こずったけど。

登山開始から1時間半。ここまでかなりインパクトのあるルートが続いて疲労感もあったけどまだ鋸山まで半分も来ていない・汗。

先を急ぐ。倒木だけじゃなくて枝が山道を塞ぐところもあった。

秋だね。山道にはたくさんの栗が落ちていました。
これらは山で生きる動物たちの貴重な食べものですね。

そして急登をどんどん登り…

鋸山(1109m)登頂!
しんどかった!でも絶対に来たい場所だったからめっちゃ嬉しい!達成感が凄い!

ハイドレーションでこまめに水分補給してたけど2リットルしか持って来なかったからちびちび飲んで。
だから鋸山山頂でのアミノバイタルゼリーは美味しかったー!

ちょっと休憩して大岳山を目指します。

ちなみに今回も自分で作ったおにぎり(おかか昆布)を持って行ったんだけどお腹が空かなくて食べませんでした。

しばらくは穏やかな山道が続きます。

今まで見たことのないタイプの階段。

約30cm四方とやや小さいし段差がバラバラなのでサクサクとは登れません。でも階段があるというのはありがたいことです。

そして登り続けて…

大岳山(1266.4m)登頂!
めっちゃ嬉しい!

大岳山は鬼滅の刃に登場する嘴平伊之助の出身地です!記念写真撮れて嬉しい!

山頂からの景色。伊之助もこの景色を観たのかな。
ここから御岳山を経由し下山します。

途中にあった神社。

巨大な石。

そして目立たない場所に可愛い狛犬。

鳥居を抜けて先を進みます。

何やら工事中の大きな建物が。でも廃墟のようにも見えるし次に来た時に確認してみましょう。

そしてこのコースはじめてのトイレもありました。

その先にあるこれはヘリポート?
ちょっと休憩して先を進みます。

湧水かな。でも細い山道に染み出しているので通る時は注意が必要。

この地帯はこのような看板が多く掲示されていました。

しかし危険箇所には鎖だけでなく手すりまで付けられているので大丈夫です。

沢の音が聞こえる。もう下界は近い。

少しコースを外れて綾広の滝を目指します。七代の滝はちょっと遠いのでやめといた。通り過ぎたけどロックガーデンがなにか良く分からなかった。

※奥多摩はツキノワグマの生息地でこの近辺でも目撃されているようです。
※今回は平日登山だったのですが大岳山から御岳山まではかなりの登山者がいて極端な話し常に山中に熊鈴の音が響いているような状態でした。クマもさぞかしうるさいだろうなと思うほどでした。

鳥居の向こう側に綾広の滝。

神聖な気持ちになります。

沢を渡ると祠があったので。

お祈りして来ました。

この近辺はケーブルカーで御岳山まで登って来た一般客が多いので大きなザックを背負った登山者はほとんどいなくなります。

先を進みます。
途中にあった謎の巨木。

このコースは山道を塞ぐ木が多かったな。
きっと山の神様が「焦らずゆっくり歩きなさい」と言っているんだろう。

天気も良く歩いてて気持ちいい。

どんどん降ります。

ここが迷った。右の道を行った方が良かったのか。でも左に進んで良かったと思う。

大好きな彼岸花。

そして建物が見えました。
御嶽神社に着きました。

そして御岳山(929m)登頂!
御岳山の山頂標識は本殿の裏の一番奥にあります。

とても立派な山頂標識ですが文字が読み辛いですね。
そして御岳山駅まで進みます。
途中にある石のベンチ。
なんか痛々しい…。

拷問みたいで…。
これはセーフだと思う。

昔懐かしい商店街を進みます。

もう下山って感じではないね。

でも油断厳禁。道の真ん中にデカいカエル様がいたりするから。
そして無事に御岳山驛に到着!
ここまで約12km7時間登山してめっちゃ疲れているけどロープウェイなんて乗らないぜ!

御岳山驛の売店の方に聞くとロープウェイの乗り口(滝本駅)まで下山するには50分かかるとのこと。

でも15:22のバスに乗りたいという欲が出て急いで下山することにしました。

50分かかるところを30〜35分で下山出来ればバスは間に合う。

だけど途中に「滝本まで◯km」の標識が全くないのでめっちゃ気持ちが焦る。
途中でロープウェイの線路が見えたのでゴールは近いのかと思った。

結果ロープウェイを使わずに25分で下山!

ちょっと余裕を持って滝本駅に到着。

そこから5分ほど歩いてバス停に到着。

登山中は「この世で一番美味しいのは水!一択!」って思うんだけど下山後のコーラはまた格別に美味しい!

観光客でいっぱいのバスに揺られ御嶽駅へ。

無事に下山出来て良かった。

バスはもちろん次の電車も座れる訳もなく。
でも靴紐緩めた瞬間はコーラを飲んだ時と同じくらい気持ち良かったけど、今日最も気持ち良かったのは鋸山で飲んだアミノバイタルゼリー、そして大岳山に伊之助を連れて行けたことだね。

先週の浅間嶺と同じ15.6kmを歩きました。

今回は浅間嶺よりも登り降りが多かったのでとても疲れました。

今月は念願だった『塔ノ岳』『浅間嶺』『鋸山・大岳山・御岳山』に登れることが出来て良かった。

10月は紅葉を楽しみに登山出来たら良いな。


ケセラセラ⭐︎
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浅間嶺(25)⭐︎

2022年09月23日 12時22分00秒 | 登山
こんにちは。
塔ノ岳の余韻と筋肉痛を忘れないうちに次の山に行きたくて。
20日と23日が休みだったんだけど23日の方が悪天候の予報だったので20日に登山に行って来ました。

5:17に家を出て山に向かいました。

武蔵五日市駅から。
東京都唯一の村「檜原村」にある「浅間嶺(せんげんれい)」に向かいます。

このバスに1時間近く揺られて目的地に向かいました。途中で小学生10人位が乗って来て。全員ランドセルに熊鈴を付けてる。

鹿や猪が出るんだね。

なのでボクも熊鈴を鳴らし8:21「浅間尾根登山口」バス停から登山開始しました。
この時は既に雨は止んでいたけどまた降り出したら面倒なので初めてのmont-bellストームクルーザージャケットを着て出発。
※後で下も着ておけばと後悔する。

今回もYAMAPを使って登山。ボクは登山口ではなく駅やバス停などの拠点をスタート&ゴールにしています。

ボクは低山登山YouTuberさんの動画を参考に登山することが多い。今回もそう。

YouTuberさんの動画に出て来たワンちゃん。
可愛い。

とても歴史を感じる集落。

雲というか霧というか…空がうねっています。
とても派手な看板たち。
右のポスターを見るとやっぱりここは東京なんだと感じます。

長い舗装された林道を歩き終え山道に入ります。

この山の道は細い。

お地蔵さんを見るとホッとします。
「無事に下山できますように」
お賽銭とお祈りを。

伝わるかなー。道が細いのよ。

サル石。

消えてて読めないけど
この石の何処かにサルの手形があるらしい。

そして先に進みます。道が細い。

一本松というスポットだけど何も標識はなく。後で分かったけどこの辺りを「一本松山」と呼ぶらしい。

お賽銭とお祈りを。

数日前に登った塔ノ岳はもの凄く整備された山だったけどあれはきっと特別なんだと思う。一般的な山はこんな感じだよね。

たくさん自撮りしたかったけど歩きながらの自撮りは危険過ぎるので止まって安全を確認してから自撮る。

お賽銭とお祈りを。

本来なら絶景ポイントであろう場所に来たが見事に何も見えない。これはこれで絶景だと思う。

そう。ずっと小雨が降っているので道はぬかるんでいます。

やっと休憩所に辿り着いた。

雨足はだんだん強くなっている。

多分下山してゴールするまで雨宿りできるのはここが最後。

自分で作って来たおにぎり2個を食べた。

具はツナマヨ。美味しかった。

大好きな彼岸花が咲いててちょっと元気が出た。

人里と書いて「へんぼり」と読む。来る途中のバス停にも同じ地名があったけど他にも到底読めない地名がたくさんありました。

お賽銭とお祈りを。
ルートが分かり辛くてYAMAPを手放せなかったんだけど雨が本降りになって来たのでスマホが上手く操作できない。

なんとか浅間嶺の山頂に到着。

しかしここは見晴らしが良くないため山頂標識は別の場所にあります。

山頂標識に到着。
素晴らしい山頂標識に辿り着くとテンション上がるね。

さて問題はここからだ。
954m登って来たは良いが下山地点まで1288mを降らなくてはいけない。
ただでさえ下山はキツいのに雨が降って滑るなんてヤバ過ぎる。
下山を開始して3回滑って後方に手を着いた。お尻を着いてしまうと帰りのバス&電車に乗りづらくなってしまうので凄く慎重になった。
しかし…3回目に滑った時、着いた右手に激痛が走った!
まさかのアイツに刺されてしまった!
それが何かは最後にお伝えします。

これ以上滑ると危険というかほぼ無理な状態になったのでいつもお守りとしてザックに入れている軽アイゼンを装着。

これで滑らず歩けるようになったけど何しろ道が細い。

写真で伝わるかなー。
左に落ちたら多分登り返しができない急斜面。もし滑落したら…YouTuberさんが「滑落したら誰にも助けて貰えない場所だからソロはオススメしない。」と言った意味が分かった。
※登山者が少ないからなかなか発見されないということ。

そんな細道を延々と歩きます。

雨は気持ち良いほどに振りっぱなし。

山道は水が滴り落ちまるで沢のよう。

大嫌いなカエルが嫌ってほどたくさんいたけどビビってると転びそうなのでひたすら無視してました。

茶屋が

閉店してしまったのね。

なんか寂しい。

払沢の滝バス停を目指します。

ここで軽アイゼンを外しました。
神アイゼン様ありがとう♪

そう。下半身はずぶ濡れだったんだけどトレッキングシューズがずっと泡吹いてて。
なんなん?
写真は撮らなかったけどCW-Xのメッシュ部分も泡吹いてました。

ひたすら下山する中ここは分からなかった。左の車道ではなく

右の細い道を進まなければいけないのね。
無駄足踏んだけどそういうところも登山の楽しみなんだと思う。

そしてひたすら下山。

やっと雨宿り出来る場所に辿り着いた。
トイレで荷物を整理して次の場所へ。

払沢の滝を目指します。

途中にガチャガチャ発見。
やらなかったけど。

途中に郵便局がありました。

営業してるのかは分かりません。

15分ほど歩きます。

そして到着。

払沢の滝(ほっさわのたき)

東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれた名瀑。
雨のおかげでいつもより多い水量で凄い迫力でした。

そして無事に「払沢の滝入口バス停」に到着。

近くの豆腐屋さんはお休みでした。

営業してても買わなかったと思うけど。
独り身なもんで。

急勾配のない山ではありましたが15.6kmを歩きました。

雨の中954m登り1288m下山したのはとても大変だったけどとても良い経験になりました。

バス停でビショ濡れになった荷物をまとめます。もっと防水対策しなきゃダメだと反省。

14:17武蔵五日市駅に到着。
この頃には雨もやんでおりましたw
そんなもんだよね。

今回は曇りを予想して登ったけど大雨となりました。しかしとても学ぶことの多い有意義な登山でした。

mont-bellのストームクルーザージャケットは本当に快適でした。
雨や汗でベタベタすることなく上半身はサラッとした感じ。
なのでストームクルーザーパンツ(下半身)も履いておけば良かった。
レインウェアが登山の3種の神器と呼ばれる意味を体感できて良かった。


絶対に濡らしてはいけないもの。
スマホ。紙幣。ファーストキット。 

【スマホ】雨の中YAMAPを操作をしていたので水没はしてないけど端末に水気が入り湿気ってしばらくは充電出来ませんでした。
※今回は雨宿り出来るところがほとんどなかったのでスマホ操作は大変だった。

【紙幣】濡れてしまうとコンビニや駅で自動精算が出来なくなる。

【ファーストキット】絆創膏やガーゼ、薬などは全て水浸しで全滅になりました。

 

登山を始めて約1年。
素晴らしい景色を見たり楽しい経験もあるけど辛いことや失敗することもたくさんある。だから楽しいんだと思う。
色々と経験して猛暑の登山は危険だけど雨天の登山は全然ありだと思いました。
レインウェアや足元の準備をしておけば大丈夫。

御守りの鈴が千切れてしまった。でも山に落ちずに家に帰って来てくれて嬉しいし修理するのも楽しい。

そして山で滑った時に刺された件。
これは刺された直後。雨で手がふやけています。

そしてこれが今の状態。
棘が残っているのかチクチクと痛みます。

ボクが刺されたのはこれ!

滑って手のひらを着いたところに「いが栗」があって。見事に突き刺さりました。

まあ雨も栗も振り返れば良い思い出です。

ファーストキット(応急処置)をまた揃えなきゃ。

それでは。


ケセラセラ⭐︎
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塔ノ岳・丹沢山(24)⭐︎

2022年09月19日 19時51分00秒 | 登山
こんばんは。

9月4〜5日に富士山に登る予定でしたが残念ながら叶わず。
しかしもっと大きな夢を叶えることが出来ました。

DAY1

9月16日の4:58に家を出て出発。

新宿でUNO君と待ち合わせ。

『ふじさん1号』で神奈川県の秦野駅に向かいました。

秦野駅から向かうは『ヤビツ峠』
バスに並んでいる間に同じ登山客のお年を召したお姉様と色々お話が出来て楽しかった。
後で忘れてしまうと嫌だから先に書くけどさ。今回、ボクとUNO君は山小屋1泊で登山に行ったんだけど。
「夕飯だけで朝食は頼んでない」って言ったらお姉様が「あそこの朝ご飯は名物なんだから食べて来なきゃダメよ!」と推されたので山荘に電話をして朝ご飯もお願いしました。

午前中に1本しかないバスに数え切れない長蛇の列。この辺もっと詳しく書きたかったけど長くなるのでやめます。

長い登り道を45分ほど進んでバスは『ヤビツ峠』に到着。

この地域はヤマヒル注意。

準備をして

入山!

黙々と登ります。

自撮り棒で練習したけど難しい。

歩きながらはとても危険。なのでやめときました。

ニノ塔にて。

今回の山旅の素晴らしかったことのひとつに尊仏山荘や三ノ塔など遠目からでも確認出来たこと。
(山頂に建物があるの見えますか?それがボクらが目指す塔ノ岳『尊仏山荘』です)

自分達がどれだけ登るのか、登って来たのかが実感できて素晴らしかった。
黙々と歩いていると気付かないけど、ふと気付けば山を2つも3つも縦走している。
心から感動した瞬間でした。

三ノ塔に到着。ここの山頂はたくさんの登山者が休憩していました。

しばし休憩して次を目指します。

塔ノ岳までのコースは木道が整備されているのでとても爽快。

この木道にはこのような目的があるのね。

ここから先はとても楽しく厳しいルートが続きます。

しかし景色も良く色々な道が楽しめるのでめっちゃ楽しい。

心地よいルートが多かったので自撮り棒で写真を撮りまくろうと思ったけど危険なのでやめました。

行者岳
ここから先は岩場(鎖場)が増えて来ます。

滑ったら怪我するので慎重に。

ここが一番の難所。

垂直に近い角度で落ちています。

でもしっかり整備されているので慎重に行けば大丈夫だと思います。

そこから絶景が続きます!

これが夢にまで見た『天空の尾根歩き』!

まさに夢の中にいるような不思議な感覚でした。

政次郎ノ頭

しばらく歩いて休憩。
この花はなんだろう?菊科の花かな?

UNO君と一緒にキンキンに冷えたアミノバイタルゼリーを飲んで次を目指します。

ここから岩場の急登が増えて来ます。

木ノ又大日
さあ頂上まで700m!

遠目に尊仏山荘が見えて来た!
そうそう。秦野駅のバス停で会ったお姉様が『塔に行くの?』って言ってて。
なんかカッコいいよなこの呼び名。

最後の岩場の急登を登り終えると…

塔ノ岳到着!!
おつかれ山!

距離はそんなに歩いていないけど標高は1,113m登りました。
そうそう。
今回の登山は本当に楽しみにしていたのできっとドーパミンが大量に噴出されていたのか全く疲れ知らずで歩けました。

夢にまで見た塔ノ岳の山頂標識。
夢が叶って良かった。

と、UNO君が荷物整理をしている間に自撮りしてました。

今宵宿泊するのは『尊仏山荘』

ここもYouTubeで何度も見ていたので来られて嬉しかったー。

平日で台風が近付いていることもあり宿泊客は3名のみ。

ここで欲しかったお土産を1つ買いました。

宿泊する部屋は2階。

古めかしくも懐かしく清潔感のある空間でした。

ボクらが泊まるのは1号室。

修学旅行気分です。

50才になってもこんな経験が出来るなんて幸せなことですね。

ゆっくりと日が沈んでいきます。

富士山には登れなかったけど改めて富士山の存在感の大きさを感じました。

そして17:20頃、待ちに待った夕飯!

尊仏山荘の夕飯はカレーライスとサラダ♪
何十年も変わらぬメニューでやっているそうです。またベジタリアンの方でも食べられるように肉は入っておらず具材は大きめに切られた人参と玉ねぎのみ。
ここに来るまでにたくさんのカロリーを消費して来たので凄く美味しく頂きました。
また山荘の方やもう一人の登山客の方とも色々な山の話をして楽しかったな。

塔ノ岳の夕日(UNO君提供)

とても神秘的(UNO君提供)

素晴らしい夕日を見て疲れが癒されました。

そして夜を迎えます。

少し曇っていたけど秦野市の夜景を見ることが出来ました。
星は残念ながら見られなかったけどね。

そしてビールで乾杯していよいよ就寝。
山小屋は20時消灯。というか基本的に電気は使えないので強制消灯といった感じです。
スマホも電波が悪くて使えないから20時過ぎには布団に入ったんだけど。
UNO君はすぐに爆睡してたけど疲れているのに全く眠れない。
耳栓はしてたんだけど遠方で雷?がほぼ朝方まで鳴っていてそれが気になってあまり眠れませんでした。
(夜中に窓を開けて空を観たら少しだけ星が見えた)

DAY2

朝の5:15分頃にUNO君に起こされ外を見ると陽が登り始めていました。

塔ノ岳の山頂標識と富士山に挟まれて。
なんて贅沢なんだろう。

朝ご飯はおでん!
こちらも数十年変わらぬ名物メニューだそうです。当初、朝ご飯は予約していなかったんだけど絶対に食べておいて良かった!
夕飯食べてから12時間何も食べていないしとにかくめっちゃ美味しかった!

この美味しい朝ご飯を食べていなかったら元気に下山出来ていなかったと思う。

朝ご飯のあと散歩がてら山荘から300m下った水汲み場に行きました。

散歩がてらといってもなかなかの山道を進んで行きます。

そして到着。

不動の水場。ここの水は軟水で煮沸をしなくても飲める清水です。

尊仏山荘の料理にも使っているそうです。

下山用の水分をプラティパスに補充。

ボクはペットボトルに入れてお土産で持って帰りました。

さあ出発!

そして次は日本百名山『丹沢山』を目指します。

天気が良くなかったこともあり前日ほど景色は楽しめませんでしたがこの稜線歩きだけでも本当に心洗われるような気持ち良さがあります。
そうそう。
前日はずっとヘリコプターが何十往復も物資を運ぶために飛来していてずっとヘリコプターの飛行音を聞いての登山だったけどこの日はとても穏やかな雰囲気でした。

登山中ずっと気になっていたんだけどこれは何の実なんだろう?ちょっと毒々しくて興味津々でした。

淡々と登る。

自分自身と向き合う大切な時間。
登山の好きなところは『自分の弱さと強さ』を共に体感出来ることだと思う。
7月末に滑落事故を起こしてしまったけどそれも大切な経験。
これからも登山を通じて少しずつ人として成長出来たら良いなと思います。

日本百名山『丹沢山』1,567m登頂!

今までボクが登って来た1番高い山になりました。

無事に下山出来る様にお祈りしていよいよ下山。

一度塔ノ岳に戻って大倉ルートにて下山します。大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれるくらいヘビーなルートです。
ここからは写真が一気に減ります。

ボクは岩場の急登の下山が続く場所で膝がガクガク来てしまったのでこの登山初めてトレッキングポールを使いました。

ルートの途中にはいくつか山小屋や休憩所があるので楽しく下山出来ます。

なんかこの辺りから「もうすぐこの山旅も終わってしまうのか…」と寂しさを感じました。

UNO君もきっとそう思っていたはず。

塔ノ岳はとても人気のある山なのでたくさんの登山者がいました。

平日だし台風が近付いていたのでまだ空いていた方なんだろうね。

そして大倉登山口着!

大倉バス停でYAMAPも終了。

1泊2日の山旅は無事に終わりました。

怪我なく事故なく下山できて山の神様に感謝。
大人の遠足 - GREAT LOVE KINGDOM

大人の遠足 - GREAT LOVE KINGDOM

合格発表の翌日。11日&12日と大人の遠足に行って来ました。UNO君の平塚の友人のマキノ君。同じく10日にケアマネを合格しました!集合時間を1時間回った頃にUN...

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この後、2009年に伊豆ヶ岳を一緒に登ったUNO君の友達マキノ君に大倉バス停から秦野駅まで送ってもらって(一緒にラーメン食べて)無事に帰路に着きました。

達成感よりも幸福感の方が大きい素晴らしい登山でした。

たくさん歩いたな。
きっと自分一人じゃ行けなかった。
UNO君ありがとう♪

これからも登山に生きる歓びを投影していきたいと思います。


ケセラセラ⭐︎
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前原山・破風山・大前山・天狗山(23)⭐︎

2022年09月10日 23時58分00秒 | 登山
こんばんは。

今日は4時に起きて準備をして5:15に家を出て登山に行って来ました。

朝焼けがとてもキレイ。

ここしばらく集中力を欠いた不本意な登山が続いていたので

自分自身を立て直すためにも今回はとても意味のある登山です。

西武秩父駅の駅前に飾られていた風鈴。

武甲山は雲を纏いいつもとは違った雰囲気。

今回は皆野駅からスタート。
本来は8:00スタートを予定していましたが電車を1本乗り過ごしてしまい8:33スタートになりました。

市街地を25分ほど歩いて大渕登山口から入山。

素敵な草原歩き。
今思えばこんな歩きはここのみだった。

鳥居が見えたのでそちらが山道かと思ったら

神社だったので御賽銭を入れて旅の安全を祈ります。

そしてその近くにあった登山道を進みます。

今回初めて新調したmont-bellのトレッキングシューズで登山しました。
最初少しだけ右足の踵に違和感を感じましたが紐をしっかり結び直したら終始大丈夫でした。

まずは前原山に登頂。
今回の登山は久しぶりだったこともあり体力が落ちたのか全然エンジンがかからず終始『ハーハー…』と息を切らせながらの登山でした。

低山だけど景色は最高。
破風山に登頂する前にはもう息が絶え絶えで。超スローペースでしか歩けないので自分より年上と思われる女性2人組と老夫婦に先を譲りました。

天気は曇りでしたが暑くも寒くもなくほどよい気温でした。

猿岩。ここは超巨大な岩にクライミング出来るスポットのようで若いカップルが楽しそうにチャレンジしていました。
自分は疲れてそれどころではないのでスルーしました。

そうそう。今回初めてハイドレーション(プラティパス)を使ったんですが素晴しく便利。今回のコースは急勾配の登り下りの連続でザックを下ろすタイミングがあまりなかったのですが片手で2秒で給水出来る。
それも吸わないと出てこないからがぶ飲みしないので必要以上の水分を摂らずに済む。
これから水分はこれをメインに持っていきます。
感じたデメリットは袋型の水筒をザックの中に入れているので残量が分からない。それとチューブから直接吸って飲むので他人とシェア出来ない。また吸って飲む際にきっと唾液も吸引されるのでキャップを開ける際に糸を引いてしまうことがある。それは他人が見たら汚く見えてしまうね。
だから人前でキャップを開ける時は見られないようにしようと思いました。

破風山に着く直前に東屋あって助かったー。ここで少し休憩。先ほど抜いて頂いた老夫婦がいらしたので会釈をして破風山山頂を目指します。

2時間半程度で着くはずが4時間かかってやっと登頂。

めっちゃ疲れたけど秩父市街を見渡せる絶景を見て

来て良かったなと思いました。

そして次の目的地へ。札立峠を通過。
そうそう。破風山山頂で三脚で写真を撮った後、リモコンが三脚から外れなくなってしまったのでここからはタイマーなどを使っての自撮りです。

次は大前山を目指すのですが多くの方はこちらのコースを縦走していないのかなと思いました。破風山からこちらのコースは今日は誰も歩いていないのかな?と感じたのには根拠があります。それは山道に蜘蛛の巣が多いからです。(人が通っていれば蜘蛛の巣は切断されるから。)
それにしてもこれから先はこのような鎖場(岩場)がとても多くなる。

そしてこの山道は両面切れて(崖)いるので落ちたらヤバいことになります。特に右側に落ちたら背中から翼が生えて来るでしょう。
でも普通に歩けば全然問題ない山道だと思います。

難所を通過したらこの絶景!

ひたすら続く急登を登り続け

やっと大前山に登頂!おい!
こんだけ登って来たのにこんな簡易な標識なのか!?
ちゃんと立派な標識を作ってくれ!
ちなみに大前山もこの後に登頂する天狗山も山頂からの眺望はありません。

次を目指して少し歩くと絶景!

そして今回の登山一番の難所。写真だと分かりづらいけど鎖の先はほぼ垂直に落ちていてどうやって降りれば良いか分からない。鎖を握っていれば落ちることはないし仮に落ちても背中から翼が生えて来る高さではないけど足をかける場所も分からないし苔で滑るし。
大持山の巨大な岩を乗り越える時もそうでしたが頭が真っ白になりました。
でも自力で進む他ないのでなんとか降りることが出来ました。

これは降りた後に下から撮ったものだけどほぼ垂直。でも写真の左側の木が生えている場所までなんとか移動出来れば降りられます。
そこからさらに延々と続く急登を登り続け…

やっとやっと天狗山に登頂!
おい!こっちもこの標識かい!
頑張り抜いて登頂したのにこれはガッカリ感が半端ない。
でも達成感はとてもあったので登って良かった。

そして下山。2km位の距離だったけど凄く長く感じたし久しぶりに膝に来た。少しだけ。

集落が見えて来た。

なんか安心するよね。

ほっこりするよね。

しかしまたすぐに山道へ。

しばらく歩くと水の音が聞こえ沢が見えて来た。もう里は近い。安心します。

そしてやっと下山。4時間半から5時間位で行けるかなと思ったけど6時間かかってしまいました。
しかしゆっくり登ったのには理由があります。14:01のバスには間に合わないと破風山山頂で分かったので次の15:56(最終)に合わせて下山しようと思ってさ。って言うか急ごうにも早くは歩けなかったけどね。

次のバスまで1時間ある14:57に登山(YAMAP)終了。時間はかかったけど決めたルートを登り切れて良かった。

距離も時間も以前の登山に比べたら少ないけれど

とても充実した登山でした。

そしてバスが来るまで御褒美タイム!
今回は最後に『秩父華厳の滝』を見たくて『秩父華厳の滝バス停』に下山するコースを選びました。

『秩父華厳の滝茶屋』でオーガニックジンジャーエールとすりおろしリンゴシャーベットを注文。(共に360円)
至福の時間でした。

そして冷たい水も読み放題。更にペットボトルや水筒にも無料で入れてくれるサービスも。またいつか行きたいな。

茶屋で息を整えていよいよ『秩父華厳の滝』へ。茶屋の横にある坂道を登って50mほど先にあります。

さらに20分先に行くと『上空滝』がありましたが時間も体力も残されていなかったので諦めました。

ここは観光スポットなので近くに駐車場もあり車やバイクで来ている方も多くいました。

登山が終わりスイーツで満たされた安堵感もありとても穏やかな気分。

秩父華厳の滝。高さ12mだそうですがとても迫力があり荘厳な美しさを感じました。

日本の滝ランキング10位に選ばれたそうです。鬱病などの治癒にも効果があるのは理解出来ます。

そして16:00に町営バスが到着。

行きと同じ皆野駅に到着。秩父鉄道で帰路に着きます。

ちょっと御行儀悪いんだけど足を伸ばして車窓から山を見ながら一服するのがまた幸せ。

ちなみにプラティパスの水はこれだけ残りました。帰り道でかなり飲んだので登山中は6割程度(1200ml)くらい飲んだと思います。それプラス行動食としてアミノバイタルゼリー(250ml)を3つ持って行きました。
プラティパスの中身は絶対に水が良いと思います。登山中に御褒美でアミノバイタルを食した後はやっぱり喉が乾くしプラティパスは保冷は出来ないので(専用の保冷バッグはあるみたいだけど)スポドリなんて入れたらぬるくて甘くて飲めないと思います。

最後に今回の裏テーマは『キノコの山』。
山で見つけた不思議なキノコを御覧頂き終わりとさせて頂きます。

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もっと写真あるかと思ってたけど少なかった。


ケセラセラ⭐︎

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富士山⭐︎

2022年09月04日 02時43分00秒 | 登山
おはようございます。

昨年から目標にしていた9月4日の富士登山はやめることにしました。

縁がなかった。
残念無念。

このポストカードは確か7月に娘と一緒に池袋サンシャインシティで買ったもの。
めっちゃ好き。

これを飾って富士登山を楽しみにして来たけど夢は叶いませんでした。

登山経験もないのに富士登山を目標にした1年前。
でも自分なりに色々な苦楽を経験出来た貴重な時間でした。

これからまた新しい目標を探さなきゃね。
いつかは娘と一緒に山に行きたいな。
それは難しいかな。

私事ですが9月は有給消化のため14日間の休みがあります。

その間に何度か山に行けるかな。


ケセラセラ⭐︎
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トレポ⭐︎

2022年09月03日 13時35分00秒 | 登山
こんにちは。
仕事の疲れがなかなか抜けませんが毎日仕事が出来るというのはありがたいことです。
仕事でもプライベートでも心労が絶えない8月でした。
どちらもブログに書けることではないのでモヤモヤしますが仕方ない。

富士登山に向けてトレッキングポールを新調しました。
今まで使っていたものでも充分なのですが混雑する場所に行く時はザックの中に収納出来た方が便利なので。
左が最初に買ったもの。右が新調したもの。
重さはあまり変わらないように思いますが長さはかなり違います。

有名ブランドのものは高くて買えないのでコスパの良いドイツのマイナーブランドのものを購入しました。

東京の山に行く時は電車に乗る時にトレッキングポールが邪魔だと感じることがありますが秩父などの山に行く時はこっちをメインに使いたいと思います。

そして折りたたみ式サングラス。

7月に娘と秋葉原に遊びに行った際にJINSでめっちゃかっこいい折りたたみ式サングラスを見つけたんだけど高くて断念。
デザインは普通ですがAmazonでリーズナブルなものを購入しました。

ボクはエンゲル係数をかなり抑えて生活しているので使えるお金の多くは登山ギアに使っているんだけどここしばらくまともに登山出来ていないのがとてももどかしいところです。


ケセラセラ⭐︎

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