GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

滝子山(60)☆

2023年10月31日 03時52分00秒 | 登山
こんばんは。

10月30日は4:56に家を出て山に行きました。

山梨県大月市の笹子駅を7:21にスタートして秀麗富嶽十二景の滝子山を登ります。

笹子駅はとても歴史のある駅のようです。

笹子名物の笹子餅を買いたくて。

7時過ぎには既に店は開いていてありがたかった。

5個入り500円。
今日は笹子餅を滝子山山頂で食べるのが楽しみ。

笹一酒造も有名なようです。

集落、車道をしばらく歩いて登山口を目指します。

なんだろう?
この不思議な形の鉄塔みたいのは。

野生動物防御ゲートを通りいよいよ登山口へ。

最近、日本各地で熊が出現したというニュースが多いので。

熊撃退スプレーを発注したんだけど品薄で間に合わなかったので熊鈴2個を常に鳴らしながら山を歩きます。
(熊撃退スプレーは家に帰ったら届いてた。)

しばらく歩くと今回のコースでの悩ましい分岐が現れる。

笹子駅から滝子山に登るには主に沢(滝)沿いを登るコースと寂しょう尾根のコースと2つがあります。

笹子駅から滝子山を登ってピストンで笹子駅に戻るのであれば寂しょう尾根から登って沢(滝)沿いを下ろうと思ったのだが今回はピストンではないので王道ルートの沢(滝)沿いルートを選択。

滝子山登山道に入ります。

ここは大菩薩連嶺なんだね。

沢登りのスタートです。

沢沿いを歩くのではなく渡渉(川を渡る)しながら進みます。

水量が多いので川というより小さい滝のように感じる。

でも気持ち良く楽しく歩けるからこっちのコースを選んで正解だった。

まだ先は長いので朝ごはんを食べる。

しかしこの後から

渡渉しながら進むも先の道が見つからなくて迷った。

岩を伝って川を渡るのだが水量が多いし足がずぶ濡れになるのは良いが滑って転んだらダメージ大きそうだし。

オレは間違いなく運動神経悪男なので…かなり慎重になって進みました。

大月の山域は整備された階段や木道、目印のピンクテープや休憩所は殆どない。

分かってはいたけどやっぱり焦る。
でも良い経験になりました。
沢登りは棒の折山、川苔山などで経験していましたが今回の滝子山はワイルドでめっちゃ楽しかったです。

なんとか山道に戻れて一安心。

滝子山を目指します。
難路ではなく迂回路で。

標高も上がって来て紅葉が美しくなって来た。

でも1000m以上登らないといけないので

体力的には結構しんどい。

淡々と登りを進めている時に…
「キャン!キャン!」と耳をつんざくような鳴き声が聞こえてめっちゃビビった。

声が聞こえた左上方20mくらい先を見たらニホンジカが2頭いた。
熊鈴を鳴らしていたから警戒されたのかな?
めっちゃガン見された。
でもしばらくしてゆっくり山を登って行ってしまいました。
日常では感じられない貴重な経験だね。

天気も景色も素晴らしいのだが体力的にはかなりしんどい。

もう標高1300mくらいなのにだくだくと沢が続いている。
この山域は本当に水が潤沢なんだな。

癒される景色。疲れが吹っ飛ぶひと時。

滝子山の山頂まで緩やかではあるが長い。
そんなに簡単にご褒美はもらえない。

やっと滝子山の山頂に到着!
誰かいる。
今日初めて会う登山者さんだ。

滝子山からの絶景。
富士山の麓に唸るように聳える山々。

先日、娘と一緒に買った鬼太郎茶屋の手拭い。

手拭いは吸収性、速乾性、軽量と万能なアイテムなので登山では重宝します。

天気に恵まれて良かった。

山頂で笹子餅を食べた。

めっちゃ美味しかった。

下山します。

ちょっと紅葉を楽しめて嬉しかった。

初狩駅への下山途中。
この山行で唯一のベンチ。

滝子山から初狩駅までの下山もかなりエグかった。

初狩駅から登る逆ルートで行ったらめっちゃしんどいと思います。

初狩駅に着いた。
そう。昨年に高川山を登った時は初狩駅スタートだった。

色々と懐かしい。

無事に下山出来て良かった。

しばらくガチ登山をサボっていたので体力的にもキツかった。

なんとか登り切れて良かった。

YAMAPで買ったインナーソール。
これを使ってから足や膝の負担はかなり減りました。

熊撃退スプレーを買いました。
これは熊と遭遇した時に使うもので唐辛子などの成分が含まれたものを熊に吹き付けるものです。

お守りとして携行するが使わないでいることを願います。



ケセラセラ☆
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鬼太郎茶屋☆

2023年10月27日 09時25分00秒 | 我が家の話
おはようございます。

今日の朝ごはん。
生涯食べないと決めていた納豆が主食になっていることが不思議。
やっぱり山は人生を変えるんだな。

10月24日は娘と一緒に

三鷹駅からバスに乗り

深大寺に行って来ました。

とても風情がある

素敵な場所でした。

そう。

ずっと行きたかった『鬼太郎茶屋』に

行って来ました。

水木しげる氏は鳥取県境港出身だが人生の半分以上はこの地で過ごしたようです。

たくさんグッズを買ってお茶した。
普段誰かと一緒に食事をすることがないので娘と一緒に食事をすることはとても幸せな時間です。

とてもお洒落な空間でした。

自撮り棒を忘れたがなんとか上手く写真が撮れた。

娘に撮ってもらった。

ちょっと恥ずかしかったけど嬉しかった。

『鬼太郎茶屋』
めっちゃ素敵だったからまた行きたいな。

そして家に帰ってベリー&シュガーと一緒にお風呂に入った!

たくさん留守番させてしまってごめんよ。

ベリーもシュガーも人間の歳にしてみたらオレと同じくらいかな。

オレの寿命を分けてあげるから

少しでも元気で生きて欲しい。

娘にたくさんプレゼントをもらった。
ありがとう♩

バックベアードのTシャツめっちゃ素敵。
サイズSなんだけど普通に着られて良かったわ。

そして『妖怪呉服ぬらりひょん』のパーカーもプレゼントしてもらってしまった。
ありがとう♩

自分の身勝手で離婚してしまったけど。
息子と娘との絆だけは大切に生きて行く。

そうそう。
昨夜は高校からの親友の野口と小島と川越の居酒屋『やじろべえ』で飲んだ。

みんな50歳を過ぎたけどこれからも素敵な人生を歩んでまた次に会う時も楽しくお酒を飲みたいものだ。


ケセラセラ☆

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鶴脚山・馬頭刈山(59)☆

2023年10月20日 05時59分00秒 | 登山
おはようございます。

10月19日は5:27に家を出て山に行きました。

尾瀬で踵がぶっ壊れたので慎重に保護。
CW-Xの5本指ソックスは穴が空いたものを縫って使っていましたが今回から新しいものにチェンジしました。

武蔵五日市駅からバスに乗って

払沢の滝入口バス停で下車。
今回は小屋ノ沢山・鶴脚山・馬頭刈山・高明山・長岳を縦走します。

払沢の滝は昨年9月に登った雨の浅間嶺のゴールだったな。

天気が良くて気持ちいい。

登山口を目指します。

ボクの場合、登山開始直後が一番注意力が散漫になってしまい転んだり迷ったりする。
今回も同様。
払沢の滝をすっ飛ばしてしまいました。

沢歩きは気持ちいい。

天狗滝を目指します。

今回の山行。岩場がとても多かった。

手を使って登る箇所もたくさんありました。

天狗滝。

この写真めっちゃ好き!

ここからガチ登山になりますがこんな道が延々と続きます。

途中、道に迷った。

けどわりかし直ぐにルートに戻れた。

ちなみに今回の山行は序盤からひたすら登りが続きます。

岩場の登りが延々と続くのでめっちゃ疲れる。

やっと稜線に出るか?と思っても延々と登りが続くドSな山。
そもそも平坦な稜線なんてほぼなかった気がする。

この先道悪し。

巨大な岩が道を塞いでいるので

確かに道悪しって感じだがここに来るまでの岩だらけの急登の方が余程道悪しって感じだと思うわ。

そうそう。登山道に入る時に地元の男性から「最近、熊がよく出るから気をつけて!」と言われたのよ。なので最初から最後まで熊鈴鳴らして登ったんだけど。やっぱりいるんだね。熊さん。
でも引っ掻き跡を見たのはここだけだった。

馬頭刈山(まずかりやま)はもうすぐか。

まずは鶴脚山登頂。
そう。今回の登山は娘から「山に着て行って」とプレゼントしてもらった鬼滅の刃の小鉄くんTシャツを着て行きました。
山で火男ってw
登山を初めて最初の頃。
奥多摩で滑落した時には娘から猛烈に登山を反対された気がするんだけど。
でも地道に続けて来て良かった。

この山行がキツいのはベンチや休憩場所がないこと。そして眺望がないこと!

十里木方面に向かいます。

馬頭刈山登頂。ここまで眺望が全くないので感動はないが達成感はちょっとあった。

ここに来てやっとベンチがあってホッとした。

行動食はこれ。
いつも同じだからちょっと飽きて来た。
小鉄君可愛い♩

眺望のない山頂は寂しいものだ。

下山途中に見えた本日一番の眺望です。

この木やばいだろ!

なんでこんなに太い枝が生えるんだよ。
もはや枝というよりもう一本木が生えている様に見えた。

下山まであと少し。
無事に山旅を終えられるようにお祈りします。

瀬音の湯を目指します。

日が落ちて来た。この写真も好き。

秋を感じる一枚。

下界が見えて来た。

瀬音の湯が見えて来た!

登山終了!

瀬音の湯。めっちゃ素敵な名前♩
ここで温泉に入ることを目標に今回の山行を組んだのだが…久し振りのガチ登山で疲労がMAXでここで温泉に入ってビールでも飲んでしまったら爆睡してしまうこと確定なので泣く泣く諦めました。

バス停まで歩きます。

橋の上からの景色。
めっちゃ素敵。これが秋川渓谷なのかな?

十里木バス停着。

今回の山行は特に危険箇所もないし凄い急登がある訳ではなかったけど地味にキツかった。眺望もなかったので記憶に残らない山行になりそう。
延々と続く岩場の登りがキツくて一瞬途中でリタイアしようかと思ったけど登り切れて良かった。

そう。
51年間、納豆は食べたことなかったし死ぬまで食べないと決めていたんだけど尾瀬でそれをクリアした。
一人暮らしだと自分の好きなものしか食べないから。
次に納豆を食べる機会がいつ来るか分からないからさ。
自分で納豆を買って食べる努力をしています。
なんか苦いしとても美味しいとは思えないけど…そのうち美味しいと思える日が来るのかな。
健康にも良さそうだしね。

また月末に山に行けるように頑張るわ。


ケセラセラ☆
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尾瀬ヶ原(58)⭐︎

2023年10月10日 22時48分00秒 | 登山
こんばんは。

10月3日は4:27に家を出て山に向かいました。

今回は電車とバスを乗り継いでの遠征。
山小屋1泊の冒険です。

道中を色々と書こうと思いましたがやめます。

乗り過ごしたら終わりなので手書きのメモも持って行きました。

家を出てから登山口のバス停まで片道6時間…。

10:00頃に尾瀬戸倉。
尾瀬戸倉。
なんか親近感ある名前だと思ったら1と3を消せばオレの苗字ですね。

平日だけど団体客が多かった。

皆さまがいなくなった頃に登山口からスタートします。

入念に天気予報を調べて来たからめっちゃ天気良くて良かった。

登山道に入って10分位でめっちゃ嬉しいことが!登録者数1.36万人の登山YouTuber『JapanesePorter-尾瀬歩荷-』さんとすれ違った!

前日まで彼らのYouTubeで予習をしていたので思わず『うゎ!』と声をかけたら一緒に写真を撮ってくれました。

ちなみに翌日の下山の際もすれ違ったんだけど彼らの方から『昨日はどうも!気を付けて!』と声をかけてもらえてめっちゃ嬉しかったです。

ここから延々と木道歩きが続きます。

尾瀬は熊多発地帯。
なので熊鈴は2個付けて行きました。

尾瀬一帯は東京電力が土地を所有&管理しているようです。

なので木道の木には東京電力の焼印が押されています。

木道を歩いていると木道のメンテナンスをやっていました。

なんか見えて来た。

尾瀬山の鼻ビジターセンター。

この地で生きていただろう

生物の剥製がたくさんありました。

今回泊まる山の鼻小屋。

1泊2食。個室で13,000円でした。

ここから尾瀬ヶ原歩きが始まります。
同じような写真ばかりなので好きな写真だけ厳選します。

前を歩く女性2人。
手を繋ぎながら歩くなんてとても穏やかで幸せな景色だなと思った。

尾瀬ヶ原は湿地帯なのでこういう景色は頻繁にあります。

尾瀬ヶ原は燧ヶ岳(ひうちがたけ)を眺めながら歩きます。

見たことないようなアフリカンチックな木が途中で多く見られた。

この山行は登りなくて景色良くて心地よいって思うでしょう?
確かに木道は整備されているけど木道を落ちるとそこは沼だったり高さがある場所だったりする。
平均台をスタートからゴールまで歩かされる感じ。

一度落ちた
そこは草原だったけど木道に登り返すのは結構しんどかった。

綺麗だけど変わり映えしない風景。

そして淡々と続く木道。

登りのないフラットな1日目だから装備はかなり軽めで行った。

でもそんなに甘くなかった。
踵に大きな水脹れが出来ました。

宿泊する山の鼻小屋はとても立派な山小屋でした。

個室に泊まれて感謝です。

尾瀬は東京電力が土地を所有&管理しているからか電気も水も使えます。

夕飯は山小屋とは思えないくらい豪華です。
ニジマスの唐揚げと茶碗蒸しは出来たてのものを用意してくださいました。
今回の山旅は不本意なものになってしまいましたが自分自身大きな2つのことを乗り越えました。

1つ目。
『山ではご飯を残してはいけない』と心得ていたこともあり。
ニジマスの頭も尻尾を食べました。
頭はちょっと苦かった。
でも美味しかったー。

そしてお部屋に戻って就寝。
布団もコタツもふかふかで最高。
明日はいざ日本百名山の至仏山を登るので楽しみに就寝しました。

4時頃に『バサバサ…』という音で目が覚めた。外は大雨。。。
登る予定だった至仏山は天気の良い日でも蛇紋岩というとても滑る岩場があってめっちゃ危険だと言われているので…諦めることにしました。

そして朝ご飯。めっちゃ豪華だなぁ。
そして2つ目の初挑戦。
朝ご飯の中に納豆があって。
オレは納豆が嫌いで一生食べるつもりはなかったんだけど。
でもこれを機に克服しようかと思ってみた。
食べてみた。
予想通り美味しくはなかったけどこれからは上手く工夫をして納豆を食べていこうと思います。
※全て完食しました!

そして7時過ぎに山の鼻小屋を出発して帰路に着きました。

天気予報では晴れ予報だったのに…土砂降りでした。
登山といったらレインウェアとイメージしていましたが折り畳み傘もありね。

傘をさしての山歩きも初体験できて良かった。

無事に到着。
時間とお金をかけて行ったのに。
一つも山は登れなかった。
んー。無念。

片道6時間。たくさんのお金を使って臨んだ登山でしたが一つの山も登れずに終わってしまいました。
危険は承知で雨の中、至仏山を目指そうか…とは全く考えなかった。
日々山での遭難、滑落事故が報じられていますがやっぱり安全が第一。
過去に奥多摩で滑落したことが今の自分には良い薬になっています。

10月4日は登山後に大きなサプライズがあって。
尾瀬からの帰りに実家に寄った。
そしたら父親が息子を呼んでくれていた。
嬉しかったな。
両親と自分と息子が一緒に会う機会なんてもうないと思っていたから。
ありがとうお父さん。

とても不本意な山旅になってしまったけど。
次は良い山旅が出来るように頑張ります。

これからも家族のために一所懸命働いて行かなきゃね。


ケセラセラ☆
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