【donovan bettencourt,jeffconsi,nuno bettencourt】
2000年11月18日。(息子が産まれて間もない頃か。懐かしいなぁ。)
語り草になっているあの日の渋谷公会堂。
(C.C.レモンホールになるんですってね?びっくり!)
MOURNING WIDOWSのジャパン・ツアー初日。
開場のしばらく前に渋公に着くとかなりの人でごった返しておりました。
会場入り口に大きな白い紙が貼ってあり、ざわめきが聴こえる。
『アメリカより到着予定の機材が届いておらずコンサートは大幅に遅れます。』
といったような内容の紙だった。
3~4時間は待っただろうか。しかし、待つ代わりに大きなプレゼントが用意されていた。
会場内に『メンバーからの好意で来場してくれた全てのファンと握手会を行います!』といったようなアナウンスが流れた!
当時、このトリオに相当惚れ込んでいたボクは鼻血が出そうなくらい興奮していた。
グッズ売り場ではTシャツやポスター、またはメンバーが腕に巻いている腕章まで売っていた。
この頃からだろうか?通常“ロックT”と言えば“黒”と決まっていたのだが、ラグランタイプや女性でもお洒落に着こなせるデザインのものが出始めたのは。
ボクが一目惚れしたラグランタイプのTシャツは早くも“売り切れ”状態に。
『おい!だって初日だろ?』と突っ込みたかったが、すんなり諦めトイレへ。
そしてトイレから戻ると、何故か1枚だけある。誰かが返品or交換したのだろうか?
慌てて即ゲットした。他に激シブなポスターも欲しかったが、財布の中には帰りの電車賃しかなく・・・『また何処かで買えるかな?』と思ったが、未だにお目にかかっていない。誰か売ってください。あのポスター。
そしていよいよ握手会。どきどきしながら並んでいると・・・
『サイン会も行っております!メンバーにサインをして欲しい人はサインして欲しいものを手に持ってお並びください!』とのアナウンスが!!
!!!・・・失神しそうなくらいの衝撃でした。
通路のような場所に設けられたスペースに会議用の長テーブル。
初めにお待ちかねはヌーノ様だった!
確か2、3言の会話をしてくれたヌーノ様だったが、ボクは舞い上がっており何を話したのか全く覚えておりません。しかし、力強い握手がとても印象的でした。
何かの記事で読んだことがありますが、欧米では“軽い握手=ゲイ”という捉え方をされてしまうので、握手は力強くする習慣があるようです。
続いてジェフ!1999年のツアーで初めてジェフのドラムを聴いてから彼の大ファンになったボク。思ったより小柄でしたが、ジェフの方から話しかけてくれるほどのサービスぶり。これまた感激でした。
そしてオチ・・・いや、ラストはドノヴァン。
サインを見ても良く分かる通り、ただ一人だるそうな雰囲気を漂わせておりました。
そんな中で始まったライヴが盛り上がらない訳はなく、非常に思い出深いライヴとなりました。
しかし、気に入って買ったTシャツは着れる訳もなくいつも大切にしまってあります。
それから6年後に貰ったDRAMAGODSのサイン。
やっぱりきちんと書かれたサインは良いなぁと思いますが、どちらもボクの宝物です。