きのう、ろう学校幼児教室の祖父母参観がありました。
何週間もまえからウキウキと楽しみにしていたイベントです。
10時に4人いっしょに「登校」し、いったん別れます。
わたしたち祖父母のスケジュールは以下の通り。
1、幼稚部参観
2、幼児教室参観
3、懇談会
4、幼児教室に戻って合流解散
1では、幼稚部集会室で11月誕生会を見学しました。
15人足らずの子どもたちとその保護者が集まっています。
年少・年中・年長、3学年合わせてこの人数。
理想的な少人数教育ですね。
前半はおはなし会。
前に出たひとりの先生が、絵や小道具を使って、子どもたちとやり取りしながらおはなしを進めます。
大きく口を開けて、明瞭な発音です。
子どもたちは「あたしもー」「ちがーう」「やりたーい」などと活発に発言しています。
後半は11月誕生児(6歳男児)のあいさつです。
小さな台に乗って、やや不明瞭な発音ながらも堂々のスピーチ。
「僕が好きなこと」というテーマで、自転車とTVアニメについて話しました。
見学中、ついぞ手話を目にすることがありませんでした。
そう、このろう学校は口話教育で知られたところなのです。
マメ送迎の際、付属中学校・高校の登下校に遭遇することがありますが、生徒たちはふつうに談笑しながら歩いています。
*ろう学校生徒なのにふつうに会話ができるのはなぜ?
*ふつうに会話ができるのにろう学校に通うのはなぜ?
と、いつも疑問に感じていました。
口話できる聴力レベルの子しか受け入れない?
まさかね。
中度から重度まで、いろいろな子どもを受け入れているはずです。
でも、重度難聴の子どもに手話でなく口話を教えるって、どうやってやるんだろう?
もちろん、牧野友香子さんのような例 はあるけれども...。
(長くなったので次記事につづきます)