孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

ろう学校の祖父母参観

2023-11-11 07:51:46 | 2歳半から

きのう、ろう学校幼児教室の祖父母参観がありました。

何週間もまえからウキウキと楽しみにしていたイベントです。

 

10時に4人いっしょに「登校」し、いったん別れます。

わたしたち祖父母のスケジュールは以下の通り。

1、幼稚部参観

2、幼児教室参観

3、懇談会

4、幼児教室に戻って合流解散

 

1では、幼稚部集会室で11月誕生会を見学しました。

15人足らずの子どもたちとその保護者が集まっています。

年少・年中・年長、3学年合わせてこの人数。

理想的な少人数教育ですね。

 

前半はおはなし会。

前に出たひとりの先生が、絵や小道具を使って、子どもたちとやり取りしながらおはなしを進めます。

大きく口を開けて、明瞭な発音です。

子どもたちは「あたしもー」「ちがーう」「やりたーい」などと活発に発言しています。

 

後半は11月誕生児(6歳男児)のあいさつです。

小さな台に乗って、やや不明瞭な発音ながらも堂々のスピーチ。

「僕が好きなこと」というテーマで、自転車とTVアニメについて話しました。

 

見学中、ついぞ手話を目にすることがありませんでした。

そう、このろう学校は口話教育で知られたところなのです。

 

マメ送迎の際、付属中学校・高校の登下校に遭遇することがありますが、生徒たちはふつうに談笑しながら歩いています。

*ろう学校生徒なのにふつうに会話ができるのはなぜ?

*ふつうに会話ができるのにろう学校に通うのはなぜ?

と、いつも疑問に感じていました。

 

口話できる聴力レベルの子しか受け入れない?

まさかね。

中度から重度まで、いろいろな子どもを受け入れているはずです。

でも、重度難聴の子どもに手話でなく口話を教えるって、どうやってやるんだろう?

もちろん、牧野友香子さんのような例 はあるけれども...。

(長くなったので次記事につづきます)