先日、こみこみライン(小耳症子育てのグループライン)の「両耳さん」グループに、こんな投稿がありました。
<2歳半になる子どもにまったく発語がない、どうしたものか>と。
『えっやばいやばい、それってまずいでしょ』と、ひとごとながら動揺していると、すぐに返信がつきました。
<うちの8歳の娘は3歳になるまで発語がなかったけど、いまはうるさいほどしゃべってます>と。
似たような体験談がつづき、具体的なアドバイスも飛び交って、わりと活発なやりとりがありました。
すべてを興味深く読んで思ったこと。
『このお母さんたちの「ゆるい」感じ、なんかいいなあ』
両耳難聴のわが子に、なかなか発語がない。
でもどのお母さんも、「あせりまくる」というふうでもなく、
*絵本はそれほど読まなかった
*言語訓練には通っていたけど、家での練習はとくにしなかった
*宿題もきちんとはこなせなかった(だって忙しくて)
*洋楽(セリーヌ・ディオンなど)をよく聞かせていた
*幼稚園に行くようになったら、自然にしゃべれるようになった
みたいな、わりと「のほほん」な感じ。
ま、結果オーライだからいいのかもしれませんが、
「そっか」と、肩のちからが抜けるような気がしたことでした。
難聴児ブログ優秀ママさんたちの、あの高度な言語訓練テクニック、日常のたゆまぬ努力。
それを目標に、まなじりを決してがんばっているわたし。
娘や夫との温度差に、もどかしさを感じることもたびたび。
でも何かさあ...。
夢の超特急で向かおうとしている目的地。
鈍行列車でも、じゅうぶんたどりつけるってこと?