4日まえのこと。
娘宅からの帰り道、長男からラインメールが入りました。
運転しながらチラッと見ると「保育園からのお知らせ」というプリントが貼付されています。
ああ、いやな予感...。
家に着いてからじっくり読みます。
<コロナ陽性者が出て、お宅のお子さんたちは濃厚接触者になるので今週いっぱい自宅待機をお願いしたい>とのこと。
すぐに長男から電話で「あす(木曜)とあさって(金曜)、子どもたちを預かってほしい」と。
ちょっとちょっとそれは困る。
濃厚接触ということは、子どもたちは感染してるかもしれないってことでしょ。
お母さんたちがもし子どもたちから感染したら、マメにもうつってしまうでしょ。
悪いけど、たのみを聞いてあげることはできないよ、わかってね。
すると、長男の懇願口調が怒り口調に変わってきました。
「あのさー、マメマメってマメのことばかり言ってるけど、僕たちも今すごく困ってるんだよー」
「今はふたりとも、どうしても仕事休めないんだよ、助けてくれたっていいじゃん」
「マメのところなんて、1週間くらい行かなくたってどうってことないじゃん」
「いやそういうわけにはいかないよ、だってね、いまが言語習得の大事なときだしね...」
すると、電話がプツンと切れました。
さあ、今度はこっちが怒り心頭です。
「ブルータスおまえもか!」です。
次男につづいて長男までも...。
愛情深い兄として伯父として、非力な妹や姪っ子をいつくしみ見守ってほしい。
そんな脳天気なこと考えていたけど、現実はこうだったのね。
息子たちは、マメのことなんてぜーんぜん親身に考えていないのね。
しょせん、よそごとなのね。
わたしたち両親の奮闘なども、何とも思っていないのね。
悔し涙が数滴こぼれたけど、ぐっと踏みとどまりました。
ここでわたしがめげてどうする?
伯父たちの冷たさからマメを力強く守らなくてどうする?
長男や次男とこの先ずっと疎遠になっても、もう知ったことじゃない。
大事なマメにくらべたら、そんなことどうでもいい。
かなりやさぐれているわたしです。