元旦の一族大集合の際、5人の孫たちを見てすっかりへこんでしまったわたしです。
考えまいと思っても考えてしまう。
比べまいと思っても比べてしまう。
10日ちかく会わないあいだに、わたしの頭のなかで、赤ちゃんの障害がいやに大きく拡大されていました。
笑顔がとぼしく元気のない表情も、目のまえにちらつきます。
「耳だけでなく、ほかの障害もかくれているのでは?」という冷たい不安が胸をよぎります。
(この不安は、出産いらい、完全には払拭されることなく胸底にしまわれています。)
でもでも、久しぶりに会った赤ちゃんは、じつにもう元気いっぱい。
よく笑い(以前の5倍くらい笑顔がふえた感じ)、目が合うとニッコリ笑ってくれて胸がほっこりします。
また、キャッキャッと声をあげながら大はしゃぎで遊ぶようすも、何とも言えずかわいい。
そして、何よりもうれしかったのは、ママとの関わりです。
「ママがいなくなると泣く、ママに抱っこをせがんで手をのばす」という、この時期の赤ちゃんらしいようすが初めて見られたのです。
娘もうれしそうなドヤ顔で、「ママだよ」「ママのところにおいで」を連発。
婿さんの実家で、おとなに囲まれてひたすらチヤホヤされて過ごした6日間。
これが、赤ちゃんにはメチャクチャ居心地がよかったんだろうなあ。
わたしも、わが家での2日間、娘夫婦ともどもなめるように密着して可愛がりました。
楽しくしあわせな2日間でした。