連休初日の3日(金)。
娘一家は2時ごろやって来ました。
いそいそと玄関を出てマメを迎えます。
「マメちゃ〜ん、よく来たね〜」
車の中からニコニコと手を差し出してくるマメを見て、ギョギョギョとびっくり!
「ど、どうしたの?」
顔の左半分が赤く腫れ上がっているのです。
抱き上げてよく見ると、虫刺されです。
虫(たぶん蚊)に刺されて、掻き壊してしまったようです。
ほっぺたと目の上と2箇所刺されていて、その腫れ具合はまるで「お岩さん」。
色白の可愛らしい顔が台無しです。
パパママによると、
「ゆうべは何ともなかったのに、朝起きたらこんなふうになっていた」とのこと。
アチャーと脱力したわたしです。
何て間が悪いんでしょ。
もうこれで勝算はなくなったわね。(何の勝負だ?)
今回次男一家に、マメのかしこさにくわえて可愛らしさも最大限アピールしたかったのに...。
翌日土曜日に両親が皮膚科に連れて行き、抗菌軟膏と抗生物質飲みグスリをもらってきました。
これでいちおうひと安心。
そんなこんなで「運命の(大げさすぎる!)」日曜日がやってきました。
ドキドキしているのはわたしだけです。
娘は「**兄ちゃんに会える」とうれしそう。
婿さんもわりとウキウキっぽい表情です。
マメは長男の子どもたちの名前を連呼して、ちがうちがうとママに訂正されています。
夫(じいじ)はいつものように、何も考えていません。
1時。次男一家がやってきました。
次男と嫁さんは、マメの腫れ上がった顔を見てビックリ。
わけを話して「おやおや」「アラアラ」と納得でしたが、子どもたちはどうだったろう?
見た目の印象にとらわれて、
「この子は片耳が小さい上に両耳難聴で、おまけに顔もひどいことになっている」
などと思ったかも。
次男の子どもたち(13歳男児、7歳女児双子)は長男の子どもたち(6歳女児、4歳女児)に比べて大きいからか、2歳児のマメをあまりかまいつけてくれません。
それでもマメはうれしそうに、外で遊ぶ双子にくっついています。
双子が折り紙の裏にとてもきれいな絵を描いて、
「これあげようかな、どうしようかな」などとじらしてから、マメにひょいと差し出しました。
顔をパっと輝かせて、ありがたく絵を受け取るマメでした。
まわらぬ舌ながらアレコレとおしゃべりするマメ。
イキイキはつらつと動きまわるマメ。
3時すぎに娘一家が引き上げるまで、次男夫婦にはじゅうぶんマメの成長ぶりを見てもらえたと思います。
次男はたくさんマメを抱っこしてくれました。(マメもごきげんで抱っこされていました。)
ああ良かった。
数日来の心の重荷が解き放たれた感じでした。
でも...。
(次記事につづきます)