娘宅近くのろう学校に行ってきました。
ろう学校では、幼稚園入園まえの0歳~2歳児を対象に「聞こえの教室」をひらいています。
そのことはネットや「こみこみライン」情報で知っていて、早く赤ちゃんを通わせたいと気持ちがあせっていました。
このほどようやくこども病院耳鼻科から紹介され、さっそく見学に行ってみたのです。
娘母子とわたしたち祖父母というメンツです。
0歳児担当の先生から親切でフレンドリーな対応があり、うれしくて盛り上がったわたしですが、ヒョイと娘を見ると何やら浮かない表情です。
「ありがとうございました」と学校を辞してからも、ブスッとして元気がない。
...こういうことは予想していました。
赤ちゃんが小さいうちは「耳が不自由」と言っても、あまりそのことを感じる場面はありません。
でも、大きくなるにつれて、少しずつ現実と直面せざるを得なくなります。
ろう学校訪問は娘にとって、我が子の障害をあらためて眼前に突きつけられるものだったのかも。
娘夫婦はいま、どの程度赤ちゃんの障害を受けいれているのか。
まだ受けいれられていないのか。
これからつらい時期にさしかかるなあと、苦しさと不安が胸にひろがります。
親がへこたれているのなら、祖父母のわたしたちが赤ちゃんを守らなくては、全力で守らなくては...。