孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

補聴器常時装用を急がなくては

2022-01-09 20:33:06 | 生後8ヶ月から

暮れにお会いした「デフサポ」の牧野さんに、

「補聴器はそろそろ常時装用がのぞましいですが、どうですか」ときかれました。

「イエイエ、常時装用どころか、1日に1時間もつけられていない状態です」とわたし。

 

つけられない理由をきかれて、

①赤ちゃんがすぐとってしまうこと

②赤ちゃんの小さなペラペラの耳に、補聴器がしっかりフィットしないこと

をつたえ、②に関して何かよい手立てはないかときいたところ、

「各ご家庭でも工夫されているとおもいますが、ヘアバンドをつかう方法がかんたんです」と教えてくれました。

 

<ヘアバンドの耳部分のそばに小さなボタンをつけ、補聴器と輪ゴムでむすぶ>という方法です。

なーるほど!と思いました。

さっそく100円ショップに行って可愛い花柄のヘアバンドを買ってきました。

マメちゃんの頭囲にあわせて少し縫いちぢめてから「ヘアバンド+補聴器」の装着。

 

花柄ヘアバンドがマメちゃんに絶妙に似合って、なんて可愛い!!

まだまだ改良の余地はありますが、とりあえず方向性がわかってひと安心。

 

ただ、常時装用への道ははるかかなたという感じです。

こんなにモタモタしてて大丈夫かな?

 

 


お耳になにもなくていいの?

2022-01-08 09:05:03 | 生後8ヶ月から

5日まえにうちで一泊したときの、忘れられないマメちゃんの思い出があります。

 

あるとき、たまたまそばに「はらぺこあおむし」のボード絵本があったので、マメちゃんに読んであげようと思いました。

補聴器をつけないままマメちゃんをころんと寝かせ、並んで寝そべって読み始めました。

すると、マメちゃんがしきりに耳に手をやるのです。

 

最近は絵本を読むときはかならず補聴器をつけていたので、そのことを覚えていたのですね。

「あれっおかしいな、今日はお耳になにもついていないよ」というように、耳をつまんだり引っぱったり。

そして、「ねえいいの? これでいいの? なにもなくていいの?」みたいな不思議そうな表情でこちらを見てきます。

 

そのようすが可愛くていとしくて、思わずギュッと抱きしめてしまいました。

いまも、そのときのマメちゃんの表情やしぐさを思い出すたび、いじらしくて胸がつまります...。

 

補聴器といえば、先日お会いした「デフサポ」の牧野さんに、あるアドバイスをいただいてとても助かりました。

次記事でそのことをお伝えしますね。

 

 

 


赤ちゃんは元気いっぱい

2022-01-07 11:48:09 | 生後8ヶ月から

元旦の一族大集合の際、5人の孫たちを見てすっかりへこんでしまったわたしです。

考えまいと思っても考えてしまう。

比べまいと思っても比べてしまう。

 

10日ちかく会わないあいだに、わたしの頭のなかで、赤ちゃんの障害がいやに大きく拡大されていました。

笑顔がとぼしく元気のない表情も、目のまえにちらつきます。

「耳だけでなく、ほかの障害もかくれているのでは?」という冷たい不安が胸をよぎります。

(この不安は、出産いらい、完全には払拭されることなく胸底にしまわれています。)

 

でもでも、久しぶりに会った赤ちゃんは、じつにもう元気いっぱい。

よく笑い(以前の5倍くらい笑顔がふえた感じ)、目が合うとニッコリ笑ってくれて胸がほっこりします。

また、キャッキャッと声をあげながら大はしゃぎで遊ぶようすも、何とも言えずかわいい。

 

そして、何よりもうれしかったのは、ママとの関わりです。

「ママがいなくなると泣く、ママに抱っこをせがんで手をのばす」という、この時期の赤ちゃんらしいようすが初めて見られたのです。

娘もうれしそうなドヤ顔で、「ママだよ」「ママのところにおいで」を連発。

 

婿さんの実家で、おとなに囲まれてひたすらチヤホヤされて過ごした6日間。

これが、赤ちゃんにはメチャクチャ居心地がよかったんだろうなあ。

わたしも、わが家での2日間、娘夫婦ともどもなめるように密着して可愛がりました。

 

楽しくしあわせな2日間でした。

 

 


稀有な夫婦

2022-01-07 11:33:21 | 生後8ヶ月から

兄たちにひとあし遅れて、3日に登場した娘一家。

 

気になっていた婿さん実家での(6日間の)ようすを聞くと、

「楽しかったよ。アレっもう帰る日か、さびしいなって思ったよ」と娘。

そばで婿さんがいつものようにニコニコしています。

 

この調子では、向こうでもマイペースでのんきに過ごしていたんだろう。(くわしいことはこわくて聞けない。)

お姑さんは、内心「トホホ」と思いながら、あきらめの境地でポンコツ嫁を甘やかしていたんだろう。(すみません!)

そして婿さんは、「もっとちゃんとしてくれよー」などとも思わず、機嫌良くしていたんだろう。

 

稀有な夫婦だなあと思いました。

 

さて肝心の赤ちゃんです。

これがもう、うれしいおどろきというか...。(続きます)