Sydney Yajima


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米軍の準備が始まった

2017-08-02 17:07:28 | 世界情勢

アメリカのネイビーがあわただしく動き始めた。

もちろん、シリアやイラク問題も基本にあるが、北朝鮮の度重なる挑発に、看過できる余裕はなくなったという事だ。

日本の新聞は、相変わらずトランプ大統領は「対話をしたがっており」「戦争を避けたがっている」「どちらにも犠牲が大きすぎる」

ということを、強調した論調が多いが、米国の軍隊は遠からず来るべき事態に備え始めた。

ロジスティックが整うまでに、あと、半年はかかるだろう。

したがって、核実験を北朝鮮が行ったとしても、仮にそれが成果をあげたとしても、アメリカはすぐに爆撃機を送りつけたりはしない。

早くても来年の5月だ。

事態急となり、北が無謀な奇襲攻撃を仕掛けてきたら話は別だが、まだまだ、すぐに戦争にはならない。

すぐにならないからといって、決して戦争にはならないとは言っていない。

 

ただ、メディアや一部の学者、あるいは、ジャーナリストが危機を煽るようなことを言うのは鵜呑みにしてはならない。

まだ、時間はある。

いざとなったら、逃避できる計画を立てる準備をする時間があるということだ。


大惨事世界大戦について

2017-05-17 17:01:09 | 世界情勢

世代が代わると、戦争の記憶がうつろになり、やがて、「いっぺん、やってみたろか?」と考える世代が出てくる。

神様が、どういう計算のもとに、人間を作られたのか、私などには知る由もないが、ただ、言えることは、どうも、競争と戦いという二つの

生存のための原理を植え付けられたであろうことだけは、確からしいのである。

その、生存のための原理というものは、年齢の幼い時代からすでに芽生え始め、洋の東西を問わず、それは継続的に成長し続けて、最後には、戦争と言う盛り上がりをみせてくれる。

問題は、核兵器である。

核兵器のお陰で、ようやく人類は長い平和を手に入れた。

なにしろ、おっかない存在だ。

全てがぶっ飛び、そして、無くなるのだ。

1メートルの分厚さのコンクリートの壁を作り、鉛で覆って、食糧と水を貯蔵して半年核の冬を過ごせば、生きられるというおバカさんもいるが、笑ってはならない。

出てきたら、荒廃した土地に、食物はないのだ。

ガイガーカウンターを片手に、ウロウロしながら食糧を探したところで、ほとんどの現代人は飢え死にしてしまうだろう。

核戦争が起きれば、ほとんどの人口が死んでしまい、生き残るのは、一部のサバイバル能力に優れた個体に限られるということだ。

これが恐ろしいがために、今の私たちは、戦争をしたくてもできないでいる。

この力を身に着けるために、北朝鮮は頑張っているわけで、非情に物の本質を見抜いていると言っても過言ではないだろう。

北朝鮮が、無頼者だとしても、彼らには彼らの理屈らしきものがあり、その理屈らしきものを守り通すためには、現実の路線を変えることはできないはずだ。

核実験を継続し、ミサイルテストを繰り返すのには、そういう理由がある。

 

アメリカの中間選挙が行われる来年までに、ニクソン級の事件が勃発する可能性は高い。

トランプを弾劾しようとするマスコミは、何かを捏造してでも彼を窮地に追いやろうとしている。

もちろん、トランプも手をこまねいているわけではないが、FBIの長官を辞めさせるなどは、幼稚な手法だっただろう。

一人や二人の敵ではなく、彼の周りは、ほとんど敵だらけなのだ。

 

第三次世界大戦が、どこから始まるのか?

という予想は難しい。

が、もし、今がその前夜だとしたならば、どうすればいいだろうか?

プラカードを持って、「戦争反対」と言えば、戦争が止まるだろうか?

それとも、戦争は起こるという想定を規定のものとして、行動することが、生き延びる機会を与えてくれることになるのだろうか?

 

考えてみよう。

 


THAADの配備 繰り上げ

2017-03-08 03:41:53 | 世界情勢

当初、THAADの配備は、早くても6月から7月だと思われていた。

だが、今日、すでに第一弾が韓国に到着し、レーダーシステムも順次配備されるという。

徹夜で配備するのだ。

 

早ければあと2週間以内に稼働されるという勢いだ。

私がかつて唱えていたようにTHAADの配備が終わるまでは戦争はないだろう。

と言っていたが、逆に言えば、THAADの配備が終わると 戦争が始まるということだ。

 

北朝鮮は、日本を攻撃すると宣言した。

正確に言いかえれえば 日本にある米軍基地を攻撃すると言っているのだが、同じことだ。

攻撃されるのは、やはり日本国土なのである。

こうなると自衛の手段を講じるしか ほかに方法はない。

 

韓国は、現在 何もできない大統領と、反日で凝り固まった野党の政争を継続しているところなのだが、実に米軍にとってはそんなことは、どうでもいいことだ。

要するに、自分たちが軍隊を展開できる土地の確保さえできれば良い。

 

中国は、ありとあらゆる対抗処置をとる。

と言い始めた。

しかし、中国は遅い。

米軍が展開するときは、あっという間だ。

 

中国は、ロッテあたりに、嫌がらせを取ることぐらいが、関の山だ。

しかし、米軍は圧倒的な科学力と火力で焼き尽くす覚悟だ。

戦術核も使われるらしい。

 

こうなると、被爆などの二次災害についても備えなければならない。

とうとう、こういう日が来てしまった。

とうとう・・・・

 

 


劣化

2016-02-10 16:57:05 | 世界情勢
ある国が、技術力を持ち、それを発展させ 経済成長を成し遂げつつ、さらなる技術を発展させるというモデルは、見ていてすがすがしいほどの力を感じさせる。
かつてのイギリスはそうであった。
19世紀のイギリスは世界を席巻し、その進んだテクノロジーで工業を起こし、産業革命を起こした。
1930年代以降、その力はアメリカにとって代わられた。

発展と衰退の歴史は、100年間の時間をかけて行われる。

ドイツ

彼の国の技術力は多くの科学者を生み出し、世界中から尊敬されてきていた。
だが、去年のVW社の不正事件が明るみになって以来、その技術力や倫理に疑問符がついている。
そして、今度は、鉄道事故だ。
一本しかないレールで真正面からぶつかった。
そんなことが、あり得るのだろうか?もちろん、どんなことでも、ありうる話だ。
だが、それがドイツで起こったということが 私を含めて多くの国にとってショックであった。
何にショックを受けたのか?
それは、彼の国の劣化度に、だ。

私は最近、新しい洗濯機を購入した。
BOSCH製のものだ。
とても、いい。
だが、この機会がむこう25年持つとは思えない。
なぜ25年か?
それは、最近 壊れた洗濯機がなんと25年間休まずに、最期まで新品の時と同じパフォーマンンスで動いていたからだ。
それは 日立だった。

日本は、海外への家電マーケティングをほとんどやめてしまった。
理由は、円高で儲からないからだというのもあるが、部品供給だけをして、海外生産を進めてきたという側面がある。
日本の国内で流通する日本製品と 海外で購入できる日本のブランド製品との落差が激しいのはこのためだ。

かつての松下電器が作る製品は素晴らしいものばかりだった。
ソニーもそうだった。
だが、それらは海外工場を作った時点でどんどんと劣化していった。

劣化するのは当たり前だ。
従業員が違う。
文化など一朝一夕で、できるものではない。

例えば、清潔さを求めるなど、文化が違えば定規も違ってくる。
たったこれだけの違いが、大きな結果の差となる。

ドイツにはそういう文化があったはずだ。
それが、劣化している。

日本もよくよく考えてみなければならない。
他山の石として自分を鑑みてみなければならないだろう。



第三次世界大戦は起こるのか?

2015-11-17 22:04:45 | 世界情勢
ナショナリズムというものは、時に重要な役割を果たす。
例えば、韓国が発展したのも、日本に追いつけというスローガンがあったからだし、日本の産業も、欧米に追いつくことを目標にしていた時期があったから今日があるのだろう。

しかし、時代は変わった。

ナショナリズムというのは、可燃性だ。
そして、火が付くとなかなか消えにくい。

時には、大きな戦争を経なければならなくなる。

それが、いまの中国の台頭であり、テロリストの暴挙であり、そして、経済的な自信のないロシアの反動的な攻撃である。

一日でロシアは1300人の人を爆撃で殺した。
ロシアの国民がテロで死んだのは確かだったが、負の連鎖は続くのみである。

人間は愚かな生き物だ。
まさに今、そのことを私たちは目の当たりにしている。

日本は外野でいられるだろうか?
居続けることができるだろうか?

そういう疑問を持つ人は少なくない。

答えは分かっている。
居続けられるはずなど ないのだ。

日本は早晩巻き込まれる。
巻き込まれでどのみち、泥沼に引きずり込まれるだろう。

中国の動きが、不器用で危なっかしい。
米国は、さっそく世界銀行の人事に着手した。
発展途上国への融資をする世界銀が、中国へ偏向していることを危惧し、中国人の幹部をバッサリと切り捨てたのである。
現在の世界銀行のトップは韓国系米国人だ。
そう遠くない時期に、彼のスキャンダルが出てくるだろう。

なぜなら、彼は中国と親しすぎるからだ。


中国と台湾

2015-11-07 20:41:24 | 世界情勢
中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が シンガポールで 出会った。
なぜ、唐突に?
と言う人は台湾の事情を知らない人だろう。

馬総統は中国国民党を母体として総統に上り詰めた男だ。
国民党は、中国との融和政策を進めているのだが、来年は大きく敗退するであろうことは、明らかだ。
そこで最後に、なんとか滑り込みセーフを狙って 中国との融和関係を構築させようとしているのである。

対する民進党は、去年の選挙以降 勢いづいている。
そもそも、馬総統の不人気が、原因なのだ・・・

その馬総統が中国の習と会った。
そして、「ひとつの中国」を確認しあった。

南シナ海での緊張を目の前にして、習国家主席にとっては、涙が出るほど うれしかったに違いない。
だが、日本にとっては、台湾の民意こそが、私たち自由陣営についてくれることだけを願うのみである。

言っておくが、馬総統は、馬鹿ではない。
彼は、中国と言う大国をにらみながら、彼の視点から台湾のために選択を行ったのである。
彼は アメリカのハーバード出身なのだ。
だから、米国のことは知り尽くしているといっていい。
その馬総統が、習国家主席と出会った。

このことは、とても重要なことなのだ。
日本にとっても米国にとっても近隣諸国の未来にとっても。

米国空母 ロナルドレーガン

2015-11-05 22:16:20 | 世界情勢
中国の原子力潜水艦が、先月下旬 米国の誇る空母 ロナルドレーガンに接近した。
空母は、九州南方を航行中であった。

一歩間違えば、戦争が始まったかもしれない。

もともと、中国の潜水艦は豊後水道の水深500メートルのところで 何度も確認されており、日本は把握していながら、放置してきた過去がある。
これは2013年から続くことであり、中国の潜水艦は、本土近くの奥深いところに、いる。

戦争反対などというプラカードは、こういう中国の潜水艦が、来なくなってから上げればいい。
降りかかる火の粉があるのに、払わずにガソリンをまいてどうする?

騒ぐな 祭りじゃねえ・・・

2015-11-01 23:25:02 | 世界情勢
中国と米国のハイレベルトークが行われている。
いずれも譲る様子はない。
だが、共通の認識がひとつだけある。
それは、どちらも、核戦争をしたくないということだ。

逆に言えば

核戦争という言葉が出てくるほどまでに、緊張した話し合いになっているともいえる。

日本の識者

彼らの中には、中国が中古のスクラップを改造した空母を持ち出してくることを懸念している人もいる。
だが、米国はあんなものを脅威だとは思ってはいない。

唯一 脅威を感じているのは、中国の弾道ミサイルだけである。
中国が、衛星を破壊することを嫌がっているのだ。

従って、その前に黙らせなければならない。
しかも、それは、繊細なメカニズムを伴った工学に基づいた方法でなければならない。
金融。
やがて、キャピタルメルトダウンが起こり、動けなくなったところで、次にポリティックスの紛争と内乱が起こるだろう。

今、それはその通りになりつつある。

アメリカ VS 中国

2015-10-27 20:32:30 | 世界情勢
アメリカには、USS LASSENという船がある。
いままで米国が作った戦艦のなかで もっとも強力だと言われている船だ。
全長は155メートルあり9145トン 船員はおよそ 330人
シーホークを二つ搭載し、トマホークミサイル さらには、対潜水艦RUM-139 対空ミサイルをも搭載している。

その船が、中国に今朝向かった。

中国の赤い舌と呼ばれる地域では、周辺国が力を合わせて対抗しようとしている。
もちろん、フィリピンやベトナムだけでは、対抗などできるはずもなく、そこに米国という大きな国の力を頼ることが、重要になってくるのは、自明の理だ。

中国外務省スポークスマンは 「我々はこの違法行為に対して、強く抗議しながらも衝突を避ける」と言っている。
しかし、実際には中国のお寒い軍備では米国を主体とする連合国には、到底及ばないことを、実は中国自身が知っているのである。

タイミングが面白い。

中国の習近平が英国に行き、ばらまきを行い、体裁を上げたところで、冷や水である。

しかし、そういう政治的な面だけではこの話は終わらない。
なぜなら、ここの海域は重要な 経済海域でもあるからだ。

年間、ここを通る中国の貿易船の扱う金額の総合計はなんと500兆円以上にもなる。
つまり中国にとっては死活問題なのだ。
米国の言っていることは、いつでも、俺たちの思うときに、この海を封鎖することができるぜ。
ということなのだから。

しかし、中国は実に手も足も出ない。
出るわけがない。
出す手もなければ、足もないのだから。

進化論

2015-10-24 22:34:18 | 世界情勢
人間が人間になるために、さまざまな進化を経て 数十億年 あるいはもっと、時間をかけて、ようやく今日の姿かたちになった。

だが、ロボットの進化は、その何億倍も速く、わずか20年程度で二足歩行をするようになった。

この進化は今後、ますますスピードをあげていき、やがて我々を遠く追い越してしまうだろう。

市場を過去20年ほど見てきた人なら、最近の相場は理解できないというに違いない。
そりゃあそうだ。
相手はコンピューターの計算機なのだ。

あっという間に、売りと買いを人間速度ではほとんど同時にしかみえないほどの速さで行ってしまう。
そしてターゲットまで利益をとると、何の粘りもなく、あるいは未練もなく、さっさと確定してしまうからだ。


憎しみと疎外感

2015-10-07 00:17:41 | 世界情勢
イスラム教徒の15歳の少年が、シドニー郊外の警察署を銃で襲った。
それによって、中国人の経理士がうちころされた。
二人の子供の父親の中国人は、無念な最期を この15歳の少年の凶弾で終えた。

15歳の少年はその場で、警官によって射殺された。

この少年が、一人で犯行を行ったのではなく、背後には、彼にそそのかし、あるいは準備をした大人たちがいただろうことは、想像に難くない。

イスラム教徒たちは、オーストラリアの大地に迎えられ、食事と住む場所を与えられ、そして 新たなる希望を与えられたとしても、満足してはいないことが、分かる。

どうしてだろう?

当たり前な日本人ならば、彼らの気持ちが理解できないだろう。

だが、アラーの神以外は、すべてを排除する一神教の中でも極端な信者たちは、暴走する。
その暴走は常に、武力をともなう。
彼らにとって、イスラムの法こそが、すべてであり、それ以外の法律はすべて、異教徒か邪教によって作られた偽物の法だと言う。

例えば、日本でも彼らの起こす事件があった。
北海道での話である。

この日本人女性は妊娠していた。あるイスラム教徒と恋に落ちたのだ。
しかし、両親の強い反対にあい、別の男性と結婚することとなり、そして子供は胎児した。
このイスラム教徒は、この女性を殺害。

法廷で、彼は言った。
「私は、自分の子供を殺した女を殺した。イスラム教の法律では無罪だ」
「ここは、日本です。日本では日本の法律であなたは裁かれます。あなたは殺人罪です」と裁判官は言った。


おおまかなまとめだが、つまり、イスラム教徒は、そういう考え方を持ち続けて、決して曲げようとはしない人たちだということだ。
もちろん、彼にも言い分があることは、私にも理解できる。
だが、この言い分を法廷で通じると思うほうが、どうかしている。とも思った。

よく考えて、彼らの姿やあり方を研究してみてほしい。
そうすれば、決して相いれないものがあることに気が付くであろう。

暴力と宗教が 一体となった人々と、現代の社会の人間が、共存できる場所を見つけることが、そもそも 無理な話なのかもしれないということだ。

天津 爆発事故

2015-08-16 23:08:29 | 世界情勢
2015年8月12日 午後11時
二回の爆発が天津浜海新区倉庫で起こった。
爆発は半径2キロに爆風を起こす大きさで、付近の住民は 「戦争でも起こったのか?」と思ったほどだった。
天津の港は、中国では上海に次いで第二位に位置する重要な港である。
2012年の報告では、477,000,000トンの取り扱いを行っており世界でも第4位の大きさを誇る。
日本の横浜が121,400トン程度であるところから 推察していただければ、その規模の大きさがご理解いただけると思う。
中国の経済にとって、あるいは、世界のどの経済においても、港は国ののど元に位置する重要な窓口である。
その重要な窓口でこの爆発は起こった。

これは、多くの意味を持っている。

まず、事故の規模だ。
今、日本では 何人の人が死んだということが、盛んに発表されているが、この事故(あるいは事件?)のもっとも肝になるところは、何も語られていない。
このことを、私は考察する。

まず、現場には、強い毒性をもつ、シアン化合物が数百トン! あったということだ。
これは中国の軍部の発表なので、間違いはないだろう。
なぜなら、中国の軍部が発表しなければならないということは、自国の経済にとってマイナスになるにもかかわらず、行ったという切羽づまった反応だと言うことも言えなくはないからだ。
少なくとも、中国共産党にとって発表にはなんのメリットもない。
だから信用できる。

次に、シアン化合物とは、何か?という話になる。
青酸ソーダと日本では言われているものだ。
微量でも死に至る。
今のところ、付近3キロの範囲で立ち入り禁止区域を設けている。
だが、その程度はまず収まらないだろう。

さて、私は、今回の発表が、中国政府からではなく、軍からの発表だったという点を注目している。
そして、爆発の規模の大きさにも、だ。

考えてみてほしい。
たまたま、大きな爆発事故があった。
その爆発は、付近2キロまで爆風が来るほどの大きさだった。
そして、その爆発の真ん中に、「たまたま」危険なシアン化合物が 数百トン!あった。
ということを、軍が発表している ということだ。

シアン化合物などの保管場所は、通常 もっとも危険な爆発などが起きないように、様々な安全処置がとられている。
しかも、港だ。
それこそ、多くの物流が毎日動いている場所で、そのような危険な毒物を保管するためには、多くのセキュリティーがある。
それは、どこの国においても同じことだ。
だが、そのど真ん中で、スポット オンに、爆発が起きた。
それも、大きな爆発だ。
シアン化合物数百トンといえば、20億人の致死量に匹敵するのである。
つまり、地球人口の3分の一程度を殺すことができる量だ。
そこに、爆発が起きた。
そして、そのことを軍は発表した。

どういうことだろうか?

私の思うのは、逆である。
つまり、中国の軍部は、最初から そこにシアン化合物があることも、あるいは、爆発が起きるであろうことをも、あらかじめ知っていたのではないか?
ということだ。

この続きはGSMにて。

トルコの決意

2015-07-25 23:22:26 | 世界情勢
シリアにいるISISに対して、トルコは空爆を行った。
特に、北シリアはトルコに直結するリスク地域になるためだ。
さらに、もっと重要なことは、トルコは米国とNATOに対して、自分たちの空港を使用する許可を与えた。
これは、今回の空爆よりも、もっと重要な進展だ。
米国はトルコに対して、何年も前から 空港の使用を申請していた。
だが トルコは今まで決して首を縦に振らなかった。

しかし 北イラク つまりトルコの本そばまで、ISIS勢力が拡大してきたことで、トルコは危機感を強くした。
そして、最近起こったISISによるトルコ国内での自爆テロによって20名以上が死傷したことが さらに拍車をかけた。

表向きは である。
しかし、もっと重要な事情がある。

続きはGSMで

第三次世界大戦は起こるのか?

2015-06-09 21:24:38 | 世界情勢
現在 この地球上には 三つの危機がある。

一つ目は、ロシア ウクライナ問題だ。
ヨーロッパ連合と、ロシアは、激しく舌戦を繰り広げているが、ロシアは核爆弾を使用することさえ厭わない覚悟で臨んでいる。
放置できないはずのこのことを、アメリカと日本は遠い国の事象だと、ほとんど 気にもしていない。
少なくとも、一般の日本人にとって、重大なことは消費税があと2%上がるのかどうかという問題のほうがよほど重要であり、毎日の生活のことしか、頭にない。

二つ目は、ISISだ。
ある日、ぽっと国ができた。
イスラム国だという名前の下で、武器弾薬を集めて、占領するなど、まるで中世の下剋上のようだ。
ここに、イスラエルと複雑な宗教が絡みあい、収拾のつかない状態となった。

三つめは、我が祖国 日本を取り巻く環境だ。

中国は、埋め立てを進め、コンクリートで固めた島に基地をつくり、滑走路を広げ、レーダーを持ち込み、戦闘態勢を整えつつある。
米国はさすがにこのことを、放置できないと気付いた。
ただし、とても遅かった。
日本は、体制固めを始めている。

この三つの危機をみて、面白いことに気が付かないだろうか?
それは、どれひとつとして、アメリカの近くでは起こっていないにもかかわらず、すべてにアメリカが関係し、しかも、アメリカに解決をする希望を持っている人々がいるということだ。

アメリカ自身はキューバと手打ちをし、国内は、ほぼ安定化させることに成功し、様々な暴動を抑え込み、景気も回復軌道に乗せ、その結果、ドルも強くなっている。
しかし、ヨーロッパはギリシャ危機を迎え、日本は、自然災害に苛まれている。イスラエルに至っては、毎日が臨戦態勢であり、その状態がずっと続いている。
つまり、冷戦が米中で始まり、そして欧州 ロシアでも、またイスラエルとイスラム国でもいつ打ち合いになるかわからないほどの、緊張状態が続いているということだ。

第三次世界大戦は起こるのだろうか???

続きはGSMで