経済を、四角に考え たとえば、多くの学者の言うように、輸出とドルの関係や、あるいは、金融価値の変動などというものを、表や あるいは統計で語ることは、今はするべきではない時かもしれない。
なぜなら、今の経済は行き場を失い、流動性を増したマグマの塊を、多くの国が、いかに自分に向けて投資させることができるか?
という時代になったからである。
戦争をするぞ
ということは、一見 そのような経済活動とは無縁に見えるかもしれないが、実に効果的な広告になりうる。
たとえば、イスラエルが、1000人ほどのパレスチナ人を殺しているだけで、石油が高騰しているという事実を見てみよ。
地域に緊張が走ると 多くの波及効果がある。
もしあなたが、何月何日に、イスラエルが、パレスチナ ガザ地区を攻撃する計画を、知っていたなら、十分に仕入れるという芸当もできたわけである。
もちろん、倫理的には正しくはない。
だが、それを裁く法律も 司法も ない。
そして、濡れ手に粟のような感触で多くの金を手にすることができるのである。
もし、意図的に、この事実を伝え、ご丁寧に 「しからば オイルを買っておきなさい」と言えば、手が後ろに回るかもしれないが、
そこまで、具体的ではないにせよ 「今後、このようなことが起きうる」と書いておくことで、必ずその情報の使い道如何では、大金を得ることもできるのである。
だから、私は注意深く、多くの情報を織り交ぜながら、GSM内だけに書く。
無論、容易く理解できるようには、なってはいない。
だが、役には立つはずだ。
今の経済について書くならば、
世界には、多くの資金が行き場を失って、余っている。
それは、ドルであり 円であり、ユーロである。
中国などの新興国に向かっていた資金をどんどんと引き上げたので、それらは、行き場を失ってしまったのだ。
もちろん、アメリカのマネーサプライが止まりつつあることも理由のひとつにはなる。
だが、それだけではない。
世界は一旦飽和状態を経験し、その後、収束に向かう時期に差し掛かったと見るべきなのだ。
これから、どこへ向かって資金が流入していくのか?
このことを、注意深く見ていこう。
続きはGSMで