Sydney Yajima


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生と死

2011-12-31 01:07:06 | 政治
いずれ、人は死ぬ
あなたが、今まで どんな人生を生きてきたにせよ
どれほど、立派な肩書きを持ち、プラチナカードを持って 銭を使って人に 尊敬らしいものを得られていると勘違いしていようと
あるいは、あなたが売春婦であり、それを卑下しながらも 何とか生きてきたにせよ
あるいは、あなたは立派な宗教家であり、福祉について考えていたにせよ。
あるいは、どれほどあなたが、間違っていたと後悔しながら、牢屋の中で小さな格子戸から空を見ていたにせよ。
あるいは、もうすぐ世界タイトルに望む、ボクシングの選手であろうと、仮に 負けてしまった選手であったとしても。

あなたの人生は、いずれ、終わる。
ご破算に願いましてーは で、全部一旦 なくなる。

人間には、ふたつのものがいつも絡み合っている。
肉体と、精神。
このことは、誰にも分かっているつもりのことなのだが、本当は、分かっていないのかもしれないと、考えてみた。

死んでしまった時点で、消えるのは肉体。

肉体は、理解できる。
目に見えるから、分かりやすい
消えてしまうのである。

しかし精神は、常に意識していなければ、忘れてしまう
忘れてしまうから、分かりにくい。
しかし、肉体と同じくらい大切で、そして死んだ後も、もしかしたら なくならないのかもしれない。
それは、そこに 確かに「ある」ということでしか、それを理解することは、できない。

「ある」と言うことは、「ある」ということなのである。

何のために 人間は生まれてきて そして 死んでいくのか。
そのことについて、考える。

どこまで やれるのか、どこで あきらめるのか
どこが 自分の限界なのか、それとももっとやれば どこかでブレークスルーできるのか

ひとつの方法で駄目なら 別の方法で戦うやりかたもある。
これだけしかないとか、この道しかない というのは、美学かもしれない。
しかし、人は色んな道があるから、自分にあった道を探していけばいい。
若いうちに見つかる場合もあるし、年をとってから見つかる場合もある。
今まで この道が正しいと思っていた道が、もしかしたら 間違っていたかもしれない。

私にしても、あなたにしても 多分自分で、選択をして 「こうして生きてやろう」と考えて生きているつもりだが、実はそうではなく、生かされて生きている だけなのかもしれない。
そうなれば、肉体が精神を凌駕できることは、決してありえない。

精神は、一世代だけでなく何世代も 伝わっていく。
強ければ強いほど 良い。

とすれば、あなたの探しているのはその 核になる部分で それは、簡単には見つからない。
人生をたっぷり使って、探さなければいけない。
そして、もし見つかったら、それを次世代に伝えていこう。




いけないと分かっていることを、人はしてしまう

2011-12-28 18:02:25 | 政治
人間は、生きていかなければならない。
生きるためには、多くのリスクと向き合い、いやなことでも やらなければならない。
そうやって、貧しさから脱却しようと、もがいている人が、実にたくさんいる。
彼らや 彼女たちを責めてはいけない。

彼らや、彼女たちは、運がなかったんだ。
可哀想な人たちなのだ。
だから、責めてはいけない。

彼らや、彼女たちの中には、人生を間違う人もたくさんいるだろう。
教育を受ける機会もなかったからかもしれないし、あるいは 両親に恵まれなかったからかもしれない。
もしかしたら、一番しあわせについて、考えている人たちかもしれない、彼らや彼女たち。

本当は こんなこと したくない
と思いながらも、いけないと分かっていることを、してしまう。
そして、自己嫌悪になって 中には、寂しく自殺をしてしまったりする。

どうか、生きて欲しいんだ。
そういう あなたに、生きて もう一度 立ち上がって欲しいんだ。

私はそんな願いを持っている。

計算が早く、そして、率なく人当たりができる 社会でうまく泳いでいる人たちはたくさんいる。
彼らの何かが優れていたわけではなく、ただ、ラッキーだったからかもしれない。
そんなたくさんの人たちは、やがて、波の向こうまでうまく乗り切っていくかもしれない。

しかし、社会の底辺で、頑張っている人たちのほうが、圧倒的にたくさんいる。
彼らは泳ぐ技術さえない。
ただ、頑張って 生きている。

日本政府は 恐ろしい政府だ。
そういう貧しい人たちから 金をむしりとり、そして 恵まれている東電に、その金をどっさりと積んであげちゃう。


このまま、格差が広がっていけば、大きな革命がおきるのではないだろうか?

日本は、法治国家ではなく、放置国家である

2011-12-28 17:26:57 | 政治
すでに、福島県の東半分は、人間が住んではいけない環境だ。
そこで 多くの人が、たくさんの被爆をした。
悲しいことに、さらに広い範囲で、現在でも 被爆は進んでいる。

なぜなら、放射能は今現在でも、どんどんと拡散し続けているからである。
現在、放射能はすでに関東一円から東北地方まで、蔓延している。

匂いもなく、目にも見えないために、人々は通常通り生活をしているが、確実に死の灰が、背中に迫ってきている。
そこで、日本政府はなにをしたか。
なにも しないのである。

日本政府は、「無用の混乱を避ける」と言い、スピーディーの情報も握りつぶし、多くの人々に被爆をさせた。
被爆をした人々は、これから、白血病になりガンになり、そして甲状腺がんになり、それは体中に転移し、リンパ腺を冒され、やがて、死ぬであろう。
被爆した人は、若ければ若いほどその影響は高く、長くても10年以内には、ガンが発病する。

自分だけは大丈夫だと 思いたい人がたくさんいるのは知っている。

だが、違う。
大丈夫な被爆など、ない。

現在の日本政府は、なにをしているか
何もしていないのである。

死ぬ人は 死ねばよい。
そう考えている。
医師会ともずぶずぶの関係なので、ガンで死んだとしても、「直接的な被爆との関連性は認められない」と言うだろう。
80歳まで生きれる人が、20歳で死んだとしても、日本政府は、なんとも思わない。

日本は、世界で もっともレベルの低い政府を持っている。
それは、日本人の自分たちの政府に対する 無気力さ 「どうせ なにをやっても変わらないだろう」という あきらめが、そうさせている。

日本政府は、世界で最低の政府だ。
アメリカには、言いなりになり、中国には へつらう。

一体 いつからこんなに 愛情のない腑抜けになってしまったのだろう。

かつての日本政府は すばらしかった。
少なくとも、私の知っている昭和の時代、日本は多くの間違いをしたかもしれないが、それでも、国のことを真剣に考えていた。
歴史的に見ても、明治維新のときの、日本政府は、どうやって、欧米に追いつくかを考えていた。
それにくらべて、
今は、どうだろう?

政府は国民のことも、国そのもののありかたも、なーんにも考えていない。
ただ、保身だけを考えている。

原子力保安委員会が、良い例だ。
あれは 原子力保身委員会と名前を変えるべきだ。


日本を、シェープアップしないといかん。

税金を支払うということ

2011-12-27 18:24:51 | 政治
あなたは、税金を納めている。
あなたの稼いでいるお金の、多くの部分を占めるお金が 強制的に 国によって決められた率により、徴収される。
あなたは、朝昼夜のうちの 人生にとって大切な時間を切り売りしながら 労働をしていて、その時間、血、あるいは、さまざまな犠牲の上にようやく得られるべき報酬を、すべて受け取ることはない。
なぜなら、税金として政府から、徴収されているからである。
国は言う。
「税金を納めるのは、国民の義務です」
そう、あなたは、そうやって、きちんと義務を果たしている。
何年も 何十年も、何世代にも渡って、あなたやその家族たちは、義務を果たしてきた。
今年も終わりだ。

のっけから、とても嫌な思いをさせる話を書いた。
勘のいい人なら、私が何を言おうとしているのか 分かるだろう。

日本政府は、そういうあなた方から搾り取った税金を、ざっくりと東電に あげちゃう。

[東京 27日 ロイター] 東京電力<9501.T>は27日、原子力損害賠償支援機構に約6900億円の追加支援を要請したと発表した。

政府が来年3月に実施する避難区域再編や、自主避難者を含む福島県内23市町村の住民約150万人を対象とした賠償などにより、必要金額が当初見積もりに比べ膨らむため。

年明けにも枝野幸男経済産業相の認定を受けて東電に資金交付される見込み。東電は11月、枝野経産相から約8900億円の国による資金支援の認定を受けており、今回の追加申請で支援機構を通じた国の支援額は合計約1兆5800に増える。


あなたは、憤るだろう。
東電は、原発を安全な未来のエネルギーだと言いながら、多くの国民の未来を奪ったのである。
そして政府は原発事業を、どんどんと進めてきた。税金をジャブジャブ放り込んで、大いなる無駄遣いと、事故と、そして、さまざまな悲劇を作り出した。
そして、あなたの支払った税金を、そういうところへばら撒くのである。

東電が、今後、どうやって国民から預かった金を、使うのか、あなたがたは知る権利がある。

あなたは あなたの為すべきことを してください。

メリークリスマス

2011-12-21 23:53:29 | 政治
2011年が もうすぐ 終わります。
今年は、大変な年でした。
本当は もっと良い年になるつもりで、新年を迎えた12ヶ月前でしたが、結果は ご存知の通りです。

来年こそ 日本の皆様にとって良い年でありますように・・・

メリークリスマス



のっぽさんが、立ち上がったぞ

2011-12-18 18:43:41 | 政治
のっぽさん、原発問題と子どもたちの未来について力説

原発問題と子どもたちの未来を憂うのっぽさん (映画.com)
まもなく公開となるドキュメンタリー映画「子どもたちの夏 チェルノブイリと福島」のトークイベントが12月15日に都内で開催された。映画に出演するアレクサンドラ・マカルチュクと田野隆太郎監督に林哲次プロデューサー、さらにかつてNHKの教育番組で放送された「できるかな」に出演していた“のっぽさん”でおなじみの高見のっぽも登壇。映画や原発事故の現状について熱いトークを繰り広げた。

チェルノブイリの原発事故から25年目の節目としてウクライナに住む人々への取材を中心に進められてきた本作。3.11の東日本大震災の発生を受けて福島でも取材を敢行し、原発に依存してきた現代社会の在り方、事故の先にあるものを浮かび上がらせる。

「できるかな」では工作の上手な、ひと言も発しないキャラクターとして人気を博したのっぽさんだが、この日は多弁。元々、田野監督と林プロデューサーと親交があるそうだが「普段、私は『観てくれ』と言われても映画は見ないし、5分くらいでやめちゃう。でも、この映画は偏見なく素直に撮っていて、こちらも素直に観られました」と感想を明かした。

今年で77歳になるが「僕はこの中で一番年上で最初に死にそうだし、『(原発問題について)知ったこっちゃない!』って言いそうなジジイなんだけど、小っちゃい人たちや若い人たちはこれからがある。僕は自分のことは心配してないけど、こういう映画を観たら、これからが大変だと思いますよ。僕は小っちゃい人たちが大好きだから!」と子どもたちの未来を考えると黙ってられなかったようで熱弁をふるった。

原子力関連の仕事をしている両親、祖父母を持ち、チェルノブイリ事故の翌年に生まれたアレクサンドラは「両親はいつも調子が良くなくて、一度病気になると様々な症状を併発する。友人でも甲状腺に問題があり常に検査を受けないといけない子もいます」と自らのの周囲を説明。アレクサンドラ自身も、医者の勧めもあって常に海産物や海藻、錠剤などからヨウ素を摂取していることも明かした。

横浜から来場したという観客の女性は、居住している地区の放射線量のデータなどが発表されない現状への不安と不満を涙ながらに訴え、本作の公開やアレクサンドラの来日をきっかけに、そうした状況が打破されていくようになればと思いを語った。のっぽさんはこれを受け、田野監督に「これからあなたには、この映画を作った責任があるよ」と言葉に力を込める。林プロデューサーは「今後、5年でも10年でも僕と監督は、今回取材した福島の親子の元に通い続けます」とうなずき、田野監督も「重い責任を感じています」と覚悟を明かした。

「子どもたちの夏 チェルノブイリと福島」は12月17日より公開。

のっぽさん、原発問題と子どもたちの未来について力説

あの、のっぽさんが、立ち上がった。

できるかな 俺たちにも・・・

あれ、なんでかな・・・俺・・・涙が出そうになってきたよ。





先進国のありかた

2011-12-18 18:14:56 | 政治
ドイツ 再生エネ発電が原発上回る
12月18日 8時26分
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、将来的に国内すべての原発を廃止することを決めたドイツで、総発電量に占める風力や太陽光など、再生可能エネルギーの割合がことしおよそ20%に達し、初めて原発の発電量を上回る見通しとなりました。
これは、ドイツの電力会社などが加盟するエネルギー・水道事業連盟が、16日に発表したもので、ことし1年間のドイツ国内の総発電量を試算したところ、▽石炭やガスによる火力発電がおよそ57%で最も多く、▽2番目に多かったのが風力や太陽光などの再生可能エネルギーで、去年より3.5ポイント増えて19.9%でした。一方、▽原子力発電は、福島第一原発の事故後、国内17基の原発のうち、8基が運転をやめたことから、去年の22.4%から17.7%に低下し、再生可能エネルギーが初めて原発を上回りました。再生可能エネルギーの内訳は、▽風力発電が7.6%、次いで▽バイオマス発電が5.2%、▽太陽光発電が3.2%などとなっています。ドイツは、福島第一原発の事故を受けて、2022年までに国内すべての原発を廃止する方針を決めています。今回の結果について、エネルギー・水道事業連盟は、「再生可能エネルギーの割合が増えたことは喜ばしいが、天候に大きく左右されるなど安定性に欠ける面もあり、中心的な電力源になるまでには時間がかかる」と分析しています。

NHK NEWS CLUBより抜粋

原子力発電所をすべて廃止するというドイツ。
あれほどの事故を起こしておきながら、いまだ 反省しない企業や政府。
日本は、先進国の仲間入りをした と聞いて久しいが、私たちは まだまだ 野蛮国である。

原子力を推進するという人間が居る限り 私たちには、まだまだ先進国だとは言い切れないと思う。
先進国とは、諸外国に対して、未来の指針を見せて切り開いていく国のことだと思う。

日本が、どんなお手本になれるというのだろうか。

2022年に、ドイツは達成するために、チャレンジしていく。
その間、私たちは何が出来るのだろう?
今までどおりで、いいはずはない。


貧しさ

2011-12-18 12:15:46 | 政治
勝海舟は、もともと本所で生まれ育ち、江戸っ子として江戸を愛し、そしてその未来を良いものにしようと、ある企みをくわだてた。
それが、京都から天皇を 江戸城にお移り頂いて、江戸を東京という首都にするということであった。
大阪は商人の町なので、天皇がいなくてもやっていけるが、江戸は、今まで将軍のお膝元という成り立ちで 庶民が生活してきたので、将軍がいなくなると、生活できなくなってしまう。という理由からである。

結果、江戸の庶民は、将軍から天皇に代わっただけで、あとは国会や首都機能がすべて東京に集中することで、潤ってきた。
江戸=東京の人間には、自分たちで生きていくという器量はない。と勝は、考えたのだろうか?
東京都民は、従順である。
お上が大事で、権威の元で生活している。
ところが、大阪はちょっと 違う。
以前 司馬遼太郎氏の文章で知ったことだが、長距離運転手が大阪に近づくと気が緩み、東京に近づくと緊張するという。
それは、なんとなく空気の中にそういうものが あるように思うと、書いておられた。
確かに、大阪の人間は、どこか権威とかそういうものに対して、「なめた」ところがあるかもしれない。

今回の福島原発の事故を見て、思うことは、貧困の悲しさだ。貧しいから、なんとかして生活ができるように、原発でも誘致する。
そして、将来の子供たちの命や、生活 遺伝子などを引き換えにしてきた大人たちがいた。
彼ら大人たちは、可哀想な人たちだった。
貧乏で、生活できないから、飯にありつくために、泣き泣き 自分たちの子供たちの未来を 売ったのである。
東北という貧しい地域は、子を売り、売られた子は、吉原で娼婦をやる あるいは姥捨て山などということが、本当に行われていた。そして、平成になったいまも、その形は、変わらない。

東京は欲望の街である。

お金があれば、東京ほど楽しいところはないが、お金がなければ 東京ほどみじめなところもない。
ある友人が、そう述懐していたことを思い出した。

東京には、ふたつの人種しかない。
金持ちと貧乏人だ。
そして貧乏人たちは、いくばくかの金で 金持ちに仕える。
金持ちたちは、金を払って、例えばレストランで食事をし、ホテルに宿泊し、高級車に乗り、などを行うことが出来る。
貧乏人たちの多くは、地方から出てきている出稼ぎ人たちで、いつか 自分も金持ちになろうと思っている。

東京はとても下品な町である。
金さえあれば、どんな欲望でも成し遂げることができると、本気で信じさせるほど、下品な町だ。
そして、そのなかで、多少、頭のいかれた金持ちが、芸能人になったり、政治家になったりして、テレビというまた、かなり下品な媒体で、全国に顔を売る。

地方の貧しい子供たちは、いつか東京へ出て行って、あんなふうに成功してやりたいと思って、東京へ出てきては、挫折と恋と欲望とそして欺瞞と詐欺、それに失恋と失望、あるいは奈落のそこへドラッグとともに落ち込んで行き、嘘の中で自分を失ってしまう。

資本主義の悲しい一面が、ここにあり、それは、当たり前のように、毎日行われている。

狂っている。
そう、確かに、狂ってしまっている。

貧乏は恐ろしい。
そして、もがけばもがくほど、さらに落ちてしまう。

金持ちに、なりたい。
貧乏な人たちが、そう願うのは、むしろ当然で、彼らを責めては 可哀想だ。
そして、この福島の結果がある。

それを 平気に {収束した}という政府。



ああ・・・ 大変なことになっている その2

2011-12-18 10:43:01 | 政治
この ビデオをみて欲しい

福島の 十人の子供の尿を検査したら、十人から放射能が検出された。100%の被爆率である。
これは、あくまで福島県のみで行った検査で、例えば、東京、神奈川などでは行われてはいない。

今後 50年で、福島200キロ以内の範囲で、40万人の人間が、がんを発症する。という報告書が出ている。

あたりまえで、みんな知っていることだが、東京都にも放射能が降ってきている。

神奈川県の鎌倉市でさえ・・・

これから、多くの問題が生まれてくることは確実になっていて、死ぬ人がたくさん出てくるであろうことも、はっきりわかっている。

チェルノブイリの原発事故
長い潜伏期間を経て、ガンや白血病を引き起こしています・・・
脳にまで影響を与えます。
10年という時を経て、私たちの目の前に、想像をはるかに超える姿を見せています。


どうか、考えて欲しい。
あなたと、あなたの愛する者たちのために できることを始めて欲しい。



まず ひとつ

2011-12-18 09:27:49 | 政治
飲酒運転、日本に裁判権 「公務外」で日米合意
2011年12月17日
 【東京】日米両政府は16日の日米合同委員会で、在日米軍の軍人・軍属が公の催事で飲酒した後に起こした事故について、公務に含まれるとした1956年の日米合同委員会合意を見直し、飲酒運転はいかなる場合でも「公務外」とみなすことに合意した。玄葉光一郎外相が同日、外務省で仲井真弘多知事に報告した。
 今回の見直しで、飲酒運転による事故は日本側の第一次裁判権が優先され、日本側当局が起訴できるようになる。政府はこれまで、米軍人・軍属の飲酒運転による事故が公務中として扱われた事例はないとしており、事実上、死文化していた56年の日米合同委員会合意が55年ぶりにようやく見直された。
 地位協定をめぐっては、政府は11月に米軍属が公務中に起こした交通死亡事故などの重大な犯罪について、日本が裁判権を行使できるよう運用を見直した。
 米軍普天間飛行場移設問題の進展を図るため、政府は沖縄の基地負担軽減の取り組みを強化しており、今回の日米合意の見直しも県内移設に理解を求める狙いがありそうだ。
 仲井真知事は会談後、記者団の取材に応じ「一つ一つ改善することは大変大事だ」と評価する一方、普天間問題との関連については「辺野古移設の話は昔からある話。事件、事故は日常の話で、治外法権に近い形で運用されている米軍が現実の地域社会との摩擦になっている。改善しないと日米同盟は安定しない」と述べた。

琉球新報より抜粋


ひとつひとつ こうして動かしていくことしかないのだが しかし55年もかかった。

次は 基地移転問題だというが、私は違うと思う。
仲井真知事の言うように、もちろん基地移転も大事だが、経済問題のほうがもっと大切だ。
沖縄がより豊かになるための、ストラテジーについて、知事は何を考え、何を実行してくれるのだろう?
沖縄には海外からの投資を呼び込める、さまざまな機会がある。
特に アメリカからの投資を呼び込むことで、大きなビジネスチャンスがある。

政府に、「基地負担のかわりに、沖縄に本社をもつすべての会社は、法人税を免除させる」 という条項だけで、いい。
この意味が分かるか?







地方自治体の考えるべきこと

2011-12-18 07:44:24 | 政治

「環境の町」梼原視察が激増
2011年12月17日14時16分
 全国の自治体などから〝梼原詣で〟が続いている。東日本大震災による原発事故後、自治体の〝新エネ熱〟が高まる中、風力や太陽光などを生かしたまちづくりを進める高岡郡梼原町への視察が急増し、原発が立地する新潟県刈羽村の村議の姿も。高知の山深い町は今、視察の受け入れ制限をするほどの活況ぶりになっている。
 同町が自然エネルギーを積極的に活用し始めたのは、10年以上前のこと。
 1998年に町の施設として造った温水プールに地熱エネルギーを導入し、翌年には四国カルストの風を受ける風車2基を建設。2年半前には、梼原川に小水力発電を建設し、昼は学校への送電、夜は街灯に使っている。
 風、光、水…。生かせる資源は何でも使おうと臨み、木質ペレットを燃料にした冷暖房機の導入なども促進。風力発電の売電益(年約3500万円)は、太陽光発電の普及や間伐を促進する補助金として活用している。
 太陽光の場合、国の補助金(1?4万8千円)に加え、町独自の1?当たり20万円(上限4?)の補助金があり、一般住宅(現在109戸設置)への普及率6・0%は「全国トップ級」。町役場など公共施設には当たり前のように太陽光発電の設備(現在22基)があり、3年前には全国13自治体、中四国唯一の「環境モデル都市」に選ばれた。
 町の目標は、〈2050年までに町の事業で発電するエネルギーだけで自給率100%〉にすること。地熱や太陽光、小水力を合わせた現在の「町のエネルギー自給率」は28・5%だという。
 千葉大などがまとめた自治体別自給率(10年度)によると、梼原町は既に129・7%。しかし、これは四国電力の水力発電などを含んでおり、電力会社の設備のある自治体ほど数字が高くなる。町はあくまで「町事業での100%」「電気代の要らない町」を目指し、民間資金も活用して風車を40基にする計画だ。
 
 原発の村から

 同町への視察はこれまでもあったが、脱原発や自然エネルギーへの関心が高まる中、前町長の中越武義さんの話などが全国メディアで取り上げられたことが大きいという。
 東日本震災後の視察は、6月の新潟県議を皮切りに、東京都の町村議会議長会、福島県の南会津町議会など続々。秋以降はさらに増えて、自治体の執行部や議会に限っても北海道から沖縄まで78団体(16日現在)に上る。
 視察の感想は「うちでもできそう」「ここは特別なのでは…」とさまざまだが、島根県邑南町の石橋良治町長は「再生エネルギーの重要性を強く感じている。どうすれば地域資源を有効に使えるか知りたい」。東京電力の柏崎原発が立地する刈羽村から議会の委員会視察でやって来た村議は「来年3月で全炉が定期検査に入り、運転を停止する。村の4、5世帯に1世帯は原発関連の仕事に就いているが、村独自のエネルギーへの関心は高まっている」と話す。中国電力の原発計画に反対の声も強い山口県上関町の町議の視察もあった。
 
 火・木曜に限定

 相次ぐ視察に「日常業務への支障」を心配した町は、11月から受け入れを火・木曜に限定。一方で視察ラッシュは、「龍馬ブーム」に沸いた昨年以上の経済効果を町にもたらしてもいる。
 「雲の上のホテル」の6~11月の宿泊者数は、昨年に比べ1500人以上多い5420人。飲食店を営む男性は「議員バッジを着けた人を町でよく見るようになった」と話し、町商工会の川田俊一郎事務局長は「大手旅行社から視察ツアーの商品化の話も来ている。観光と環境がつながってきた」と喜ぶ。
 矢野富夫町長は「決して大きくないが、多くの方策に取り組んでいる点が評価されているのでは。全国に梼原を知ってもらえるだけでも意味がある」。梼原町への移住を希望する声も、これまで以上に聞かれるようになったという。
 〝梼原詣で〟。まだまだ続きそうだ。

高知新聞より抜粋



私の実家が、高知にあるから贔屓するわけではないが、この村はすばらしいと思わないか?
高知には、原子力発電所がひとつもない。
田舎に、原発をつくることが、日本の潮流であるにもかかわらず、である。
高知ほど田舎はない。
土佐は鬼国である。
と長い間言われてきた。
峻険な剣山の向こう側、大歩危小歩危を越えてようやく到着する
そんな土佐に、全国から視察が来るような村づくりがされている。

福島は何を間違い そして高知は何をしたのか。
たったひとつの、自分の住む地域への愛情と、その愛情への誠心誠意さえあれば、福島も、そしてほかの地域も、日本全体ももっと違う形になっていた。

そうは、思わないか?

市民

2011-12-17 10:04:07 | 政治
市民 英語では シビリアンという。
この意味を、日本人は良く知らない。
知らないまま、明治維新、そして第二次世界大戦を過ぎて ここまできた。

ヨーロッパでは、市民が立ち上がるということが、歴史上何度もあり、そして それが フランス革命を起こし、あるいは、アメリカの独立戦争を引き起こしたので、市民が立ち上がるということは、とても重要な意味を持っている。
ところが、日本では、市民が立ち上がると、なにか、お上に対して、反逆をしているというようなイメージを持っている人が多い。

市民が立ち上がるということと、江戸時代の百姓の一向一揆とでは、意味が違う。
その違いを今日は、書く。

日本の主権は、中学の公民で習ったとおりであれば、国民=市民 にある。
つまり、一人ひとりの日本人が、日本の構成員であり、市民であり、そして主権を持っていると明記されている。

それに比べ、江戸時代に、民には一切の権限がなかった。
主権は、将軍が握り、そして幕府が取り仕切っていた。だから、百姓という民草が狼煙を上げると、それは「反逆」の汚名を着せられた。
国民主権であれば、国民の声は、江戸時代の将軍の声である筈だ。
なのに、例えば、政府が決めた原発事業へ、反対運動をするだけで、逮捕されたり、芸能界から干されたり、社会的にさまざまな制裁を受けることもあるという。
そんな、馬鹿な
と思うが、それが現実らしい。

目立たぬように、出るくいは打たれるから おとなしくしておこう。

処世術がうまく、本音を隠して自分に利益のアルように とこそこそと日陰で生きているゾウリムシのような人間が、たくさんできあがってしまったのが、いまの日本。

だから、声の大きい奴が、自分の思い通りに物事をすすめていく。

嘘つき 日本人

2011-12-16 17:23:47 | 政治
保安院 海への汚染水 ゼロ扱い 
2011年12月16日 07時06分
 福島第一原発事故で、何度も放射性物質を含む汚染水が海に漏出したが、経済産業省原子力安全・保安院は「緊急事態」を理由に、法的には流出量は「ゼロ」と扱ってきたことが本紙の取材で分かった。今後、漏出や意図的な放出があってもゼロ扱いするという。政府は十六日に「冷温停止状態」を宣言する予定だが、重要な条件である放射性物質の放出抑制をないがしろにするような姿勢は疑念を持たれる。
 原子炉等規制法により、電力事業者は、原発ごとに海に出る放射性物質の上限量を定めるよう決められている(総量規制)。福島第一の場合、セシウムなどは年間二二〇〇億ベクレルで、年度が変わるとゼロから計算される。
 しかし、四月二日に2号機取水口近くで高濃度汚染水が漏出しているのが見つかり、同四日には汚染水の保管場所を確保するため、東京電力は建屋内のタンクに入っていた低濃度汚染水を意図的に海洋に放出した。
 これら二件の漏出と放出だけで、原発外に出た放射性物質の総量は四七〇〇兆ベクレル(東電の試算)に達し、既に上限値の二万倍を超える。
 試算に対しては、国内外の研究機関から「過小評価」との異論も出ている。
 今月四日には、処理済みの汚染水を蒸発濃縮させる装置から、二六〇億ベクレルの放射性ストロンチウムを含む水が海に漏れ出した。
 さらには、敷地内に設置した処理水タンクが来年前半にも満杯になる見込み。この水にもストロンチウムが含まれている。東電はできるだけ浄化して海洋放出することを検討している。漁業団体の抗議を受け、当面は放出を見送る方針だ。
 保安院は本紙の取材に対し、事故への対応が最優先で、福島第一は損傷で漏出を止められる状態にない「緊急事態」だった点を強調し、総量規制を適用せず、四七〇〇兆ベクレルの漏出をゼロ扱いする理由を説明した。
 「緊急事態」に伴う特例扱いは「事故収束まで」続くとも説明したが、具体的な期間は「これからの議論」とあいまい。
 今後、仮に放射性物質を含んだ処理水を放出したとしても、ゼロ扱いを続けるという。
(東京新聞

日本人は嘘つきだ。
世界中の人間が知っている。

こんな 東電の暴挙を黙って、許している日本人は嘘つきで 世界中の誰も信用しない。
黙っていれば、自分さえ良ければ それでいいと 考えているんだろう?
恥を知れ。プライドもなにも ないじゃないか。

ひとかけらの良心とプライドがあれば、こんなことが自分の国で行われていることを、許して置けるはずがない。

なにが、先進国だ。
先進国じゃない。おそろしく泥沼の 土人の集まりなんだよ。日本人は。
そうじゃないなどと、言えるなら、せめて、今の現実を世界に知らせるべきだ。
そして、そのために、できることを精一杯しなければならないはずだ。
4700兆ベクレルの漏出をゼロ扱いにする? ふざけるな 

こんな自分勝手な東電を抱えている日本を、世界中のみんなが嫌うことになろだろう。
もういい加減にして欲しい。

眼を覚まして欲しい。

小出助教の小指のつめの先の垢でも飲んで、考えよう。
「未来の世代は、私たちに聞くと思いますよ。あのとき、おまえは何をしていたのかと」





結婚

2011-12-15 17:01:40 | Weblog
結婚は、むつかしい。
それは、誰に限らず 違う環境で育ってきた人間同志が なんとか折り合いをつけて 何十年も一緒に暮らすことを目的に行うという途方も無く長いプロセスを含んだ 妥協の許さない戦争か、もしくは、美しい花畑の咲き誇る平和の始まりでもある。
もちろん、平和であることに越したことは無いが、それほど 簡単にはいかない。
なにしろ、始まりが、愛とか恋などという 曖昧模糊としたものからであり、それが、不確かな上に さらに生活力というのっぴきならない事実が、向こう何十年間もずっと目の前に突きつけられているのである。

結婚はしかし、子供が産まれたなら、簡単になる。
なにしろ 違う二人の間に出てきた共通の 新生児という個人への愛情が、子育てという目的で一致して、成長していくからだ。

だから、結婚はすばらしい。

国際結婚は、しかし、さらに大きな試練がある。
これは、中々 成功率が低い。
箸の上げ下げから違う二人に、長い共同生活。
これは、毎日微量ではあるが、ストレスが発生することを意味する。

もちろん、年代にもよる。

たとえば、戦争花嫁という言葉がある。
これは、第二次世界大戦後、あるいは朝鮮動乱後に、アメリカやオーストラリアの将校と結ばれた日本女性のことだ。
彼女たちの人生はまさに、ドラマだ。
この少ないページでは到底書きつくせそうもない。

しかし、一言で言えば、戦争花嫁たちの、人生は、結婚で不倫だとかなんだかで、離婚するとか、性格の不一致で離婚するなどという生ぬるいものではなかった。
彼女たちの多くは 今では老齢になり、しかし多くの子供たちは立派に成人し、そして 孫までいる。
幸せな老後を送っている人が多い。
彼女たちは とても頑張った。
なんとか、オーストラリアではその白人社会に溶け込もうとして、努力したのである。

今の世代の国際結婚は、もちろん、違う。
物質的にも豊かに育った日本人が外国人と結婚するのである。
たとえば、オーストラリアに転居してきた日本女性は、とても物足りなく感じるかもしれない。
あるいは、日本的なものを、外国の人に求めていき、がっかりするかもしれない。
日本的な情緒や、日本男子や日本女子のありかたというものを、オーストラリア人に求めるのは、とても難しいことだし、それでは彼らもハッピーになれないだろう。
だから、すべてそのまま受け入れるというのは、あるべき姿かもしれないが、しかし、そう簡単なことでもないだろう。

では、国内で日本人同士結婚すれば うまくいくのか?
といえば、やはり3割の離婚率が、なにかを物語っている。

なんにせよ、結婚は難しい。
私?
いまのところ、うまくいっている。まだ 16年目だけれど。