Sydney Yajima


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アメリカの破綻

2011-07-31 17:47:32 | 世界情勢
もう随分前から、GSM内では私は警告してきたことが、ついにニューヨークタイムズという一流のメディアが伝え始めた。

ウォール街の多くのアナリストによると、ついに、アメリカ経済が8月10日に破綻するという
これにより、一気に失業率があがるだろう。現在の円高はそれを見越して、資金を慌てて分散させている投機筋の動きであり、その中には中国も含まれる。
なにしろ、米国債がAAAからAA+に格下げされる可能性が出てきたからだ。
日本は因みに、2001年に格下げされた。国債発行額が多いからだという。しかし日本政府は国内での購入が主なので、S&P の評価は正当ではないという理屈を持ち出している。
そういう理屈をこねる前に、まず赤字を何とかしろと 怒鳴りたい気になる。
S&Pの評価が一ランク下がったくらいで、大したことは無いという馬鹿な学者もいるけれど、現場ではそうではない。
資金繰りに、大きな落差ができるからだ。
アメリカにはそれでもまだまだインフラがあるといいたいが、それらは固定費経費以外に常に、アップグレードしなければならず、また償却期間の過ぎてしまったものや、あるいはもう、今のままだと使えないものまで、たくさんの問題を抱えている。

8月にアメリカが破綻すると、日本の輸出企業はいよいよ中国一辺倒にならざるを得ない。
しかし、問題は、その中国なのである。
なにしろ急激に広がった格差は、とどまることを知らず、ついには、暴動の引き金にさえなりかねない事件があちこちで起こっている。

中国の、資金は、借りてきたものなので、自国での体力だけでは、すぐにも崩れてしまうほど脆弱である。

軍事費に多大な費用をかけている国は、その軍事を使って、どこかの領土を取らない限り、けっして利益はでないものだ。
だから、中国は台湾を併呑したがり、東南アジアをはじめ、日本を侵食しはじめている。

これは国内のガス抜きを、兼ねている。
しかし、私達、日本の脅威は、せいぜいが、尖閣諸島に限られている。
ベトナムにせよ、フィリピンにせよ、あくまで海上利益に限られている。
中国の次のターゲットは、これらのどの国でもない。

今、自分達は安全だと勘違いしていて、何も知らないで、危険な国はどこだろうか?
それは、韓国である。

韓国は地続きであり、米軍基地を持っている。
中国にとっては 脅威だ。
しかし、同時に韓国には、多くのテクノロジーの財産がある。
もちろん、のどから 手が出るほどほしいキャッシュも持っている。

韓国はもともと中国にとっては、属国であり、いわばチベットと変わらない。
中国トップにとっては、チベットのように朝鮮民族自治区にしている程度の認識である。

また、中国国内にも朝鮮族という中国人が住んでいるほどだ。

韓国を南朝鮮と考えているし、北朝鮮はすでに自国に組み入れる計画は着々と進行中だ。
なにしろ北朝鮮にとっては命の綱は 大中国先生しかないのである。

もともと朝鮮半島は、いつも強い国に寄り添うようにしたがって機嫌をとりつつ生き残ってきた小国だ。
歴史的に観て、かつては中国の植民地であり、その後は日本の統治を経て、現在は、半分に分かれて、半分は中国 残りの半分はアメリカに属している。

もちろん小国は、自分の足だけで立つことは難しい。
日本だってその一つだ。
日本にとっては、アメリカは神様のように何でもお伺いを立てる相手であり、それは戦後ずっとそう続いてきた。

その神様のアメリカが、今 まさに 大きな音を立てて倒れようとしている。

私達はどう生きていくのか。

よーく考えてみてくれ。

オペラハウス

2011-07-30 20:22:31 | フリーメーソン
オペラハウスでのジャパン フェスティバルに行ってきた。
大盛況で、日本の文化、琴の演奏、太鼓 そして西洋風にアレンジした曲 美しい少女達 成田インターナショナル バレエ団によるすばらしいバレエ パフォーマンス。
フリーメーソンのブラザーたちはたくさん駆けつけてきてくれて感激していた。

彼女達のなかには、被災した人たちもいる。

そんな彼女達が白く美しい笑顔で、踊り続ける姿を見て感動しない人はまずいなかったであろう。

我々は、日本を支援する。
そうオーストラリアは言い、国家元首で一番最初に駆けつけた、唯一の首相は、ジュリア ギラード オーストラリア首相であったことを、日本人は忘れない とした締めくくりの言葉に、多くの拍手が沸いた。

多くのブラザーたちは寄付をし、そして、日本に復興のエールを惜しみなく送っている。
我々 フリーメーソン NSW州のメンバー達は、心から応援している。

これで もう 大丈夫。
日本は、立ち直るであろう。

私は、ささやかながら 力添えできたことを、心の中で誇りに思う。

ストレステスト

2011-07-29 21:29:06 | 政治
ストレステストとは、あらゆる場合を想定し その耐久性を計測するものだ。
原発という放射能を大量に含んだとても危険なものに対して ストレステストを行う場合には、慎重に慎重を重ねても、十分ではない。

なのに、テロ、航空機の墜落は、
含まない としたストレステストを行う
という。
つまりこれは、テロ、航空機の墜落に対しては、水をくみ上げるポンプなどの機械の故障などが起こり、対処できないことを 政府自ら 告白しているに過ぎない。
もちろん、欧米では この記事にあるように、当然 それらはストレステストの最大重要事項になっている。
だが、日本政府はそれらをすべて、無視した。
それらが起こったら、大悲惨な結果になるのである。
それが分かっているから、「そんなことは、起きない」こと、にした。
いつものことである。

しかし・・・

あなたたちは、そんな政府をもつ国に住んで、毎日を過ごしている。

今はひどい時代だ

2011-07-26 01:11:19 | 政治
今、福島の原発が暴走し、地震はまだまだ起こり続け、政治は混迷し、円高は進む。
失業率は悪化
食糧事情も悪化

とてもひどい時代だと思うかもしれないが、来年の今頃に 今の事を思い出したら、あのころは、天国だったと思えるかもしれない。

足音が聞こえる。
とてつもなく恐ろしい時代が近くなってきている。

それは、個人の力で制御できないのだが、それでも、家族を思う人は、食糧の備蓄を始めておくべきだ。
食べることが出来れば、なんとか越せるかもしれない。

この秋以降、深刻になる食糧事情にたいして、日本政府は、何もしていない。


産経新聞の記者 安藤慶太という人

2011-07-24 16:43:00 | 政治
日本は、法治国家で、言いたいことを言ってもかまわない。
言論の自由があるので、当然 私と間逆の意見を持つ人もいるだろう。

福島の中学校や小学校では、体の不調を感じたら日記をつけようという指導がされている。
先生は、将来 何かがあったときのために、(そしてそれは必ず起こるのである・・・)証拠になるからだという。
放射能を浴びた牛、豚 鶏などの食物が日本中を汚染しているし、福島第一原発は、中がどうなっているのかさえ、4ヶ月たった今でも、分からない。
この現状を見て、科学的見地および傍証的見地に立って、とても 収束したとはいえない。
私は、感情で言っているのではない。
ちゃんと、目で見て、耳で聞いて、頭で考えて言っているつもりだ。
原子力発電所は危険だから やめるべきだと言っている。

もちろん、反対する人はいるだろう。

安藤慶太という人がいる。
産経新聞の記者らしく、安藤慶太が斬るというコラムをもっている。
そこで、彼は、こんなことを書いている。

彼は、間違っている。
彼がなぜ、間違っているのかという一番大きな理由は、現在被爆している子供たちがいるという事実だ。
電力が足りないということを、原子力発電所を使うという理由にしてはならない。
電力が足りないことは、もちろん 問題だが、それは、子供たちが被爆することに比べれば、とても小さな問題なのである。
産業に影響が出ることも、もちろん、問題だ。しかし、それは、子供たちが被爆することに比べれば、とても小さな問題なのである。
エアコンがなくて熱中症になることも、もちろん 問題だ。しかし、それは子供たちが被爆することに比べれば とても小さな問題なのである。

安藤さんへ 

あなたがもし、生き物であり人間の端くれであるならば、我々の子孫を傷つけるようなことを扇動するべきではないのです。
もし、一片の人間としての愛情と、今まではぐくんでくれた日本の風土に 感謝する気持ちがあるならば、原発をやめることを、「感情的」などと、揶揄すべきではないのです。

あなたが、本当に日本を愛しているならば、産業や、金儲けよりも、日本の子供たちを守ることを もっと真剣に考えてみてはどうでしょうか。
私たちは、日本の産業も 金もうけも、もちろん大切だと思っています。
雇用の確保も大事なことです。
しかし、原発の暴発が止められなくなったということが、はっきりと分かった以上・・・現在も 苦しんでいる人がたくさんいて、そこでは被爆した子供たちがいる以上・・・

原発の再開には、反対なのです。




商機

2011-07-24 13:07:57 | 政治
3・11以降 様々なビジネスチャンスが広がりつつある。
復興ビジネスだけでなく、不動産の再開発ののちに、出てくる再生エネルギービジネス。まさに、革命的なビジネスチャンスだ。

ビジネスである以上、儲かることを前提にやるのは当然だ。

自然再生エネルギーは、無から有を生むというビジネスだから、儲かるサイクルに持っていくまでが大変だが、一旦軌道にのると、永遠に金儲けができるビジネスだ。
そして、日本にはそのテクノロジーの ほとんどが集結している。

つまり、日本ほど商機に恵まれた国は世界のどこにもなく、また、原発の事故が続く今ほど、それをするために政府を動かすことができるタイミングもない。
再生エネルギーは、イギリス アメリカの旧態勢力の、オイルマンたちが大反対して、さまざまな圧力をかけてくるだろう。
しかし、それに対抗できるだけの情報と知恵さえあれば、それこそ大もうけが出来る。
逆に言えば、世界のエスタブリッシュメントたちが、介入してくるほどの 大物にもなれるということだ。

この絵を描くのは、もちろん一人では出来ない。
組織力、融通性、それにストラテジーと交渉力さらに、強い目的意識と、プランが必要だ。


自民党への献金

2011-07-23 08:09:51 | 政治
このブログは、最近になって、多くの不特定多数の人々が読むようになり、より今後もその傾向が続き 増えていくと考えられる。
もともとは、かつてのGSMの仲間たちと、気軽にコミュニケートできる機会を得ようと考えたことなどもあり 始めたことだったが、3・11以降 事情は変わり 投資などにたいする以前持っていた情熱よりも もっと重要なことが、人生にはあるのではないかと 私自身考えかたが 変わり始めるきっかけにもなった。
このブログも、書き始めの頃と 今では 随分と調子が変わってきている。
とくに3・11を境に、変わった。

人は変わるし 世の中も変わる。
変わらないことが 良い場合もあるけれど、世相が変わらないということは、まず、ない。

例えば、かつては、髪の毛を染めるということは、ヤンキーと呼ばれる一部のやんちゃな若者たちだけだったが、いまでは スーパーマーケットのパートのおばちゃんでも そういう おしゃれをしている。

良いとか悪いというのは、主観の問題で、せいぜいが、美意識程度のものだ。

しかし、自民党への献金 という話を読んだとき、これはもちろん 法律にのっとっていえば 正しい金を受け取っている政党だということにはなるかもしれないが、倫理という観点から言えば、間違っている。
なーるほど、原子力村というものは、確かに存在し、自民党もその住民であったことがよくわかる。

分かった時点で、どうするか。
これから何か やらなければならないと思う。
私一人で できることは、今のところ、たかが知れている。
せいぜい こうしてなるべく毎日 警笛を鳴らし続けることだけだ。
しかし、この警笛に賛同してくれる人や、何か行動を起こしたいと考える人が、増えてきている手ごたえはある。
十分な数になるまで、私は待ち続ける。
まだまだ、足りない。
それは私の力不足のせいかもしれない。
しかし、それなりにでもできることを積み重ねていこう。

今後の方針。


原発には反対。
しかし、それだけでは じゅうぶんではない・・・


政治も動き始めている。
あたりまえだ。
まともな政治家なら この世相に逆らうはずがない。
次の選挙で通りたければ、原発に反対を唱えるしかないからだ。
選挙に通らなければ、政治家にとって それら(政治献金)は、なにも意味がない。


考えながら 歩き始めたところだ。
早く走ることはできそうもないが、しかし ゆっくりでも歩いてみよう。


アフリカの飢餓

2011-07-22 22:39:45 | 世界情勢
アフリカの飢餓が、深刻になっている。
すでに、人々は食料と水を求め、ソマリアから、ザンビアへと大移動を始めている。

今後、さらに多くの子供たちが犠牲になるという・・・

日本も、今は自国のことで手が一杯。
オーストラリアも、すでに、クィーンズランドの災害からのち、住宅の下落が始まって、坂道を転げ落ちる状態である。

アメリカもヨーロッパも、それに中国も、どこもいいところはこの地球上になさそうだ。

南極のペンギンでさえ、空を仰いで 「なんか暖かくなったな」と 嘆いている時代だ。
シドニーは今日も雨。
雨と言っても、100年間でこんなに降ったことはないそうだ。

洪水がシドニーにも起こるということかもしれない。

電気代を払わないと日本国民が言い出す日

2011-07-22 17:55:06 | 政治
電力会社が、手厚く守られて、利権構造の塊になっていることは、よく理解できた。

モノポリーである電力会社は、利権と権力と天下り受け入れと マスコミ買収のズブズブの関係であったことも 分かった。
日本国民は、すべて いい鴨だったこともよく分かった。

日本国民は、おとなしい。
怒らないわけではないが、今のところ、小規模のデモぐらいしかしない。

あきらめてしまっている。

なんだろう・・・日本人の無責任な あきらめ感は・・・

海外へ出て行く企業

2011-07-21 02:41:11 | 政治
原発を止めている。
それには理由がある。
理由は、危険だからだ。
多くの人間を、これ以上失わないために、止めている。

すると・・・

電力が不足するから海外へ出て行くと脅しをかけている企業の集団がある。
名前を同友会という。
この、国難のときに、よくもまあ、こんなことを言うもんだと思う。
自分達の利益のために、今 日本中が大変なときに こんなことを言う。
こんな企業は こぞって出て行ってください。こちらからお願いします。
そして、二度と日本人だと名乗らないでください。
日本人は長くあなたがたの、今まで育ててきた恩を仇で返した仕打ちを 記憶し続けます。
国賊という言葉は、私は嫌いだ。
とても ファッショな感じがする。けれども、こういう 今だけの儲けのことしか考えない、我利我利亡者たちを、国賊と呼ぶに 抵抗をまったく感じない。

原発を止めると、暑い。
夏は暑いもんだ。
原発が停まったから 暑いのではない。夏はもともと、暑いもんだ。
暑ければ、それにまけない体力をつけようとするでしょう?
そうすると、人間は強くたくましくなれる。
熱中症で死ぬ人が出る というけれど、一体 何人の人が向こう10年間で、放射能汚染のために、死ぬと思っているのかね?

暑ければ、涼しいところへ引っ越せば良い。ヒマラヤでも北極でも南極でも、同友会の人たちは行けばよい。そこで本気でやるつもりなら、やってみろ。
日本人は、日本に居る。
そして、今までも、これからも、新しいアイデア、創作、そして産業を作るのも、この日本人達だ。
私の言葉が、本当になるかどうかは、過去が証明しているし、これからの未来がそれを実践していく。
アメリカに原爆を二発落とされても、焼け野原のなかから、日本は立ち上がった。
すでに多くの若者が殺されていたし、中には手を失ったもの、足を失ったものたちがたくさんいた。
けれど、日本は、立ち上がった。
それは、日本人がいたからだ。


日本は立ち上がる。
何度 打ちのめされても、だ。

日本に日本人が居る限り・・・



UFO 2

2011-07-20 22:05:05 | Weblog
UFOという表題で、以前 書いたブログにコメントが あったので、続きを書くことにする。
私は、常識人のつもりでいる。
常識人ならば、UFOとか 宇宙人などという話自体、いわゆる 「とんでも」の範疇に入るので、私という人間を、誤解、もしくは、馬鹿にされないように一応、これは 私の与太話 ということにしておく。
しかし、実は 私にとっては、大真面目な部分がある。

UFOに乗せられた話は、以前書いた。
そこで、私の両耳の後ろに、小さな赤い斑点が、ちょうど 注射で刺されたような もの ができた。
それは、今も ある。
親父に言わせれば 「蚊にでも食われたのであろう」 とのことであるが、しかし、両耳に同時に そんなに正確に、蚊が食うということが、あるだろうか?しかも夜中、ベッドの中である・・・。

なんだか、分からない。
ただ、先日、めまいがしたことと、もしかしたら、何らかの関係があるかもしれない。

与太話でいえば、われわれが鯨やイルカの生態を調べるとき、チップを埋め込むように、もしかしたら、私には宇宙人によって、ある種のチップが埋め込まれたのかもしれない。
もし、そうであるならば、私の行動は、すべて マーキングされており、出会った人々、それはフリーメーソン、プライベート ライフ、 ビジネス、などなどで、出会うすべての人々にも及ぶことになる。

もし、私が、何らかの理由で、選ばれたとしたら、それは、偶然であったのか、必然であったのか、恐らくそのことさえも、棺おけのフタを閉じても 分からないであろう。
ともかく、分からないことだらけなので、私には与太話という以外、説明のしようがない。

誰か、もうちょっと もっともらしい説明をしてくだされ。
怖くは無いが、どうも、パズルが合わない感じがするんだ。

牛肉の流通

2011-07-17 06:18:28 | 政治
結局、福島の牛肉が日本中に流通したことで、遠く関係のなかった地域にまで 大きな被爆量を撒き散らしたのと同じか、かえって悪い結果になってしまった。
どのくらい悪いのかというと、体の中に食物として入ってしまった放射性物質は、そのタイプにより、被爆し続けるので、その部位はにはガン発症の確立が飛躍的に上がり、さらに、子供や乳幼児に与えていた場合には、成長過程においてガンになりやすく、具体的に例えて言うならば、通常ならば余命70年のところが、余命3年から5年になってしまう場合もある。
これは、悲劇を通り越している。
まさに、地獄絵図である。

こんなことをしたのは、すべて 大人のエゴ。

最初は、東電にどんどんと電気を要求した大人。
次に、その期待に応えるべく、また、自分たちの業績を上げたいがために、行った東電。
産業界はさらにもっと 大きな利益を求めて、電気を欲しがった。
電気は、魔法の力。それはなんでもかなえてくれる。
そのためには、危険な原子力発電所を 安全だと嘘をついて 作りつづけた。

そして、事故。

事故の後、放射能が飛び散り、多くの家畜、農産物が被害を受けた。
その農産物や肉牛を捨てることは、しないで、全国の子供たちに有害だと分かっていても売っていった農家。

これらは、すべてエゴだ。
エゴは、こうして、全国の人々を殺していく。
一時には殺さない。
死ぬまでには、時間を与える。国は、それを利用して すぐには健康に害を及ばさない程度 と誤魔化す。
しかし、自然死とは程遠い、苦しい死に方が、全国に及んだ。その被害がすべて、エゴの産物であったことも含めて、残念だ。

此処を読んでくれているひとの、多くは日本語で書かれているのだから、ほとんどは日本に住んでいる人たちであろう。
どうするのつもりだろう。
座して死を待つのか?
それとも、幼くして死んで行く自分たちの子供たちを見守る道だけをとっていくつもりなのか?
あるいは、彼らのために、命がけで原発と戦う覚悟を決めて立ち上がるのか?

死ぬことよりも怖いことはないが、自分の死よりも 子供たちの死は、さらに 耐え難い。
それをしたのは、原発だ。
東電あたりの、社長が「ごぺんなしゃい」と、謝って済む問題ではない。

今の時代は、維新前よりもひどい。
日本の最大の危機だ。

マスコミも、政治もこぞって、みんな、菅首相のせいだというが、そうじゃない。
財界の人間のエゴの塊の暗黒の部分が、日本人を食い散らかしてのうのうとしている。
私はそういう人間たちをたくさん知っている。いやというほど見てきた。
もしかしたら、私自身、そのうちの一人なのかもしれない。
だが、それでも、こんな悪者の 私にだって良心のひとかけらがある。
それは 子供たちの笑顔を守りたいという 単純だが大きな動機だ。

人殺しをしても、それなりの理由があるなら仕方がない とさえ言い切ることもある私だ。
死刑だって、必要だと考えている。こんな 野蛮な私だ。
金儲けのためには、いざとなったら、ウラン鉱山の株まで買っていた そんな人間だ。
なにも、偉そうなことは言えることはひとつもない。

だが、今の福島を見て、この嘘がばれた電力会社の醜態を見て、この三文芝居に騙されてきていた自分が不甲斐なく、悔しくて悔しくて、たまらんのである。
それだけなら、まだいい。
アホでおっちょこちょいで、騙されやすい自分と言う人間だけの問題だ。
しかし、それが全国の日本の将来を担う子供たちに、累が及ぶとなれば、もう、黙っていられないのである。


君たちに、一片の至誠があるならば、”天を敬い、人を愛する ”気持ちが 少しでもあるならば、である。
原発をやめよ。
そして、暑さに耐えながら、次の道を探せ。
自然再生エネルギーが、できるかどうか、コストがどうのこうの ではなく、やらなきゃならんことは、やらなきゃならんのだ。




空洞化 バッカじゃなかろうか

2011-07-16 15:37:44 | 政治
米倉経団連会長というのは、もうすこしマシな人物かと思っていた。
電気代が騰がると 産業が海外に出て行ってしまい、空洞化することを懸念している。実際に多くの企業が海外へ出て行くことをすでに検討している。

そんな産業は出て行ってもらって結構なのだ。

トヨタであろうと、ホンダであろうと、企業というのは箱であって、中身は人間。日本人なのである。
日本人が1億3千万人いるかぎり、なんどでも トヨタやホンダを いつでもゼロからでも作り上げることができる。
それくらいの気概がなければ、日本人なんてやめちまえ。

日本人はそうやって、なんども危機を乗り越えてやってきた。
そのDNAがあるかぎり、何度でも産業を作り上げることが出来る。

かつて、三木首相が、さんざん昭和52年規制で叩かれたが、結果として、それが今の日本の車の産業を支えるテクノロジーへとつながった。
あの決断は、英断だったと後から評価されたころ、彼はすでにこの世の人ではなかった。

そんなものだ。

だから、今、原発をやめるという議論を出すことは、未来の日本人から感謝されることになるはずだ。
逆行すれば、日本人そのものが 死んでいなくなってしまうだろう。

日本人がいる限り、この国に空洞化など起こらない。
しかし・・・
日本人がいなくなったとき、それは 起こる。

とつぜんのめまい

2011-07-15 20:05:03 | Weblog
昨夜、私はめまいで 倒れた。
病院にかつぎこまれ、看護師からあちこちテープを貼られ、気がつくと、ちゃんとした病人(表現が変かな・・・)になって、病室に横たわっていた。

覚悟を決めた。

妻に、後々の事を手短に伝えた。

吐き気がひどく、救急車のなかで、何度も嘔吐した。
めまいの理由は、ストロークではなかった。
インフルエンザの影響で、平衡感覚に障害が出るのだそうだ。
インフルエンザが治っていても、そのあと突然訪れることもあるのだそうだ。

一安心したが、しかし、どうやら疲労も募っていたらしい。

3月11日以降 ずっと張り詰めていた気持ちがある。
恐らく 大きく日本が変化していく・・・それが世界の改変へと通じるその道程の中で、ちっぽけな自分という存在が飲み込まれようとしていたらしい。


神祭り

2011-07-13 22:35:44 | Weblog
靖国神社へ、行ったことのあるひとは、このブログの読者の中で どのくらい いるのだろう。
私は、今までに 三度 行った。

人間の愚かさと 哀れさと そして さまざまな心の刺激と 考えるという機会と、あるいは 批判を持つにしても、単純に霊に祈るという行為であるにしても、あるいは、そういうことが嫌いであっても 逆に 好きであったとしても、もしくは、そんなことは一切関係なく、ただ博物館を見たいと思うだけだったにせよ、何にせよ、そこでは、どんな映画を見るよりも、多くのことを体験することが できるであろう。

人種、考え方、あるいは、差別 被差別などなど、多くの矛盾を人は持っている。
持っている中で、われわれは しかし 生きていかなければならないのだし、そのなかで 笑い、泣き、苦しみ、喜びを、繰り返さなければならないのである。

こんな前提抜きにして、多くを見つけることを 期待していくほうが 実はどうかしているのであって、人はさまざまな前提を 持っているものなのだから、それを、すべて抱えて、そして持っていって、体験してみたら、どうだろうか。

私は、そこで考えたことや、感じたことを、それぞれの立場や気持ちで、話し合えることが、本当は、素晴らしいことなんではないかと思うのだ。

極論からいえば、戦争は戦争なんだ。