沖縄の普天間基地問題が、深刻化している。
今回の選挙で沖縄の基地移設は、より 複雑化するだろう。
マスコミは、私たち日本人の問題である根本の問題を おもしろおかしく書いている。
辺野古への移設に 沖縄はNOと言った。
もしこれで、米軍基地が沖縄から撤退したとしても、また、就職が無くなり、失業者が増えるとしても、その覚悟で 沖縄はNOを政府に突きつけたわけだ。
今の生活を守ることよりも もっと大事なことがあると考えた沖縄の人々が 多かったわけである。
これは、きちんとした意思表示だ。
まず 政府がここから始めなければならない。
アメリカ合衆国とどのように対話すればいいか?
おそらく、民主党は悩んでいる。
ここは、デモクラシーを持ち出すしかない。
今回のNOは、いわば ”沖縄デモクラシー”の象徴である。
沖縄デモクラシーを尊重し、アメリカ基地は撤退しなさい。と日本政府が言えば、アメリカには、以前と約束が違うとか、安保の問題などを持ち出して交渉しようとするだろう。
また、アメリカはGDPの4%を軍備費に使っており、日本は1%しか使っていないのだから、日本は金の面で随分助かっている などという、あさましい講釈をもっともらしく言う議員もいるだろうし、そういう議員はアメリカは、いらだっている ニホンへの忍耐も限界だなどと言いだすかもしれない。
日本は自力で日本を守ることが出来る。
アメリカの核の傘が無くなったとしても、守ることが出来る。
なぜ そう言い切れるか?
それは、日本の自衛隊は世界に誇れる実力を、いつの間にか 十分すぎるほど貯えているからだ。
それに、核を戦争に使うことは、今の時代では 自滅を意味する。あれは、70年前に開発された古い爆弾で、実戦には使用できない出来損ないの代物だからだ。(実戦に使用したのは、後にも先にも長崎と広島だけ)
あえて言うならば、日本の識者に 中国の脅威論や北朝鮮の脅威を持ち出す前に、もっと考えてほしいことがある。それは、ベトナムでもカンボジアでも、マレーシアでも米軍基地を国内に持っていなくてもちゃんと国境線を守っていて、軍備はそれこそ日本の何十分の一しかないということだ。
アメリカがGDPの4%も軍備費に金をかけているのは、日本を守るためにかけているのではなく、イラク戦争などの、中東への関与で、かけているのである。さらに軍産事業を持っているために、それらの金がどうしても経済をまわすために必要になっているだけにすぎない。日本の国防とは、まったく関係がない。本当にアメリカが、日本の国防を考えているならば、なぜ北方領土のために、アメリカはソビエトやロシアに文句を言わなかったのだろう?なぜ竹島 独島の問題に、知らん顔をしているのだろう?中国との国境問題にアメリカが何をしてくれているのだろう?何もしていないアメリカが、日本のいったいどこを、どう守ってくれていると言えるのか?私には分からない。
たかが、半年 一年 結論が延びたら忍耐がきれるという。それで、日本とは友だちだという。そんな、友達が、いるだろうか?沖縄の人たちは、60年以上忍耐をしている。こっちのほうの忍耐は、友だちとして どうなんだい?と聞きたい。
まず、日本は大切なスローガンになる言葉を 提唱しなければならない。
それが、「沖縄 デモクラシー」だと私は言う。
人民の人民による人民のための政治というデモクラシーの大原則を、アメリカは尊重するはずだ。彼らは、それを無視しては、ならない。なぜなら、デモクラシーというのは、アメリカのものだけではなく、世界共通の財産だからだ。
今回の選挙で沖縄の基地移設は、より 複雑化するだろう。
マスコミは、私たち日本人の問題である根本の問題を おもしろおかしく書いている。
辺野古への移設に 沖縄はNOと言った。
もしこれで、米軍基地が沖縄から撤退したとしても、また、就職が無くなり、失業者が増えるとしても、その覚悟で 沖縄はNOを政府に突きつけたわけだ。
今の生活を守ることよりも もっと大事なことがあると考えた沖縄の人々が 多かったわけである。
これは、きちんとした意思表示だ。
まず 政府がここから始めなければならない。
アメリカ合衆国とどのように対話すればいいか?
おそらく、民主党は悩んでいる。
ここは、デモクラシーを持ち出すしかない。
今回のNOは、いわば ”沖縄デモクラシー”の象徴である。
沖縄デモクラシーを尊重し、アメリカ基地は撤退しなさい。と日本政府が言えば、アメリカには、以前と約束が違うとか、安保の問題などを持ち出して交渉しようとするだろう。
また、アメリカはGDPの4%を軍備費に使っており、日本は1%しか使っていないのだから、日本は金の面で随分助かっている などという、あさましい講釈をもっともらしく言う議員もいるだろうし、そういう議員はアメリカは、いらだっている ニホンへの忍耐も限界だなどと言いだすかもしれない。
日本は自力で日本を守ることが出来る。
アメリカの核の傘が無くなったとしても、守ることが出来る。
なぜ そう言い切れるか?
それは、日本の自衛隊は世界に誇れる実力を、いつの間にか 十分すぎるほど貯えているからだ。
それに、核を戦争に使うことは、今の時代では 自滅を意味する。あれは、70年前に開発された古い爆弾で、実戦には使用できない出来損ないの代物だからだ。(実戦に使用したのは、後にも先にも長崎と広島だけ)
あえて言うならば、日本の識者に 中国の脅威論や北朝鮮の脅威を持ち出す前に、もっと考えてほしいことがある。それは、ベトナムでもカンボジアでも、マレーシアでも米軍基地を国内に持っていなくてもちゃんと国境線を守っていて、軍備はそれこそ日本の何十分の一しかないということだ。
アメリカがGDPの4%も軍備費に金をかけているのは、日本を守るためにかけているのではなく、イラク戦争などの、中東への関与で、かけているのである。さらに軍産事業を持っているために、それらの金がどうしても経済をまわすために必要になっているだけにすぎない。日本の国防とは、まったく関係がない。本当にアメリカが、日本の国防を考えているならば、なぜ北方領土のために、アメリカはソビエトやロシアに文句を言わなかったのだろう?なぜ竹島 独島の問題に、知らん顔をしているのだろう?中国との国境問題にアメリカが何をしてくれているのだろう?何もしていないアメリカが、日本のいったいどこを、どう守ってくれていると言えるのか?私には分からない。
たかが、半年 一年 結論が延びたら忍耐がきれるという。それで、日本とは友だちだという。そんな、友達が、いるだろうか?沖縄の人たちは、60年以上忍耐をしている。こっちのほうの忍耐は、友だちとして どうなんだい?と聞きたい。
まず、日本は大切なスローガンになる言葉を 提唱しなければならない。
それが、「沖縄 デモクラシー」だと私は言う。
人民の人民による人民のための政治というデモクラシーの大原則を、アメリカは尊重するはずだ。彼らは、それを無視しては、ならない。なぜなら、デモクラシーというのは、アメリカのものだけではなく、世界共通の財産だからだ。