Sydney Yajima


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中国の暴動

2010-10-24 14:25:29 | フリーメーソン
狂騒している。
ただ、狂騒している。
まるで フライパンの上に置いたアヒルのように、為すすべもなく ただ いたずらに狂騒している。

当局も制御不能になっているようだ。
もし、制御不能なのであれば、これは、大きくなる。

たまたま、反日がきっかけになったとはいえ、反日をより鮮明にした党がでてくる可能性もある。これは、アメリカにとっては都合がいい。なぜなら、中国の反日が大きければ、それだけ アメリカの軍事プレゼンスの重要性を日本人に分からせてやることができるし、また両国が戦争までいかなくても、摩擦をしてくれたら、それだけで、様々な漁夫の利が得られるからだ。

日本の政治家は、ただ オロオロしている。
権力争いをしている。
その間に、どんどんと日本は崩壊していっている。

誰が悪いのか?

選挙に行かない 7割の日本人が悪いんだ。
自分が悪いのに、アメリカや中国に文句を言っている輩が、インターネットの世界にはうじゃうじゃいる。


自殺を禁じる法律

2010-10-22 21:56:25 | 世界情勢
日本は、3万人の自殺者が出るという。
立法府はなにもしない。
私は、まず 自殺を禁じる法律を作ればいいと思う。
自殺も他殺も殺人だという認識を、国民が持つことで、そこから 始めるべきだ。

自殺を思いつめていないとき、自殺をしたら、刑務所に入るという法律があることを認識していたら、意識の中で、自殺は悪いことだということが、分かるはずだ。
そう、自分を殺人することは自殺で、殺人は相手が誰であれ 悪いことで、罰せられなければならない。

死ぬのに、刑罰なんてどうでもいい。と考える人もいるかもしれないが、死ねばそれで罪は無いのか?と考えてみた。
やはり、いけないことは、ちゃんと刑罰を受けるべきだと思う。

もちろん、現実的に死体を刑務所に入れるわけにはいかないから、自殺者を牢屋にいれることはないが、しかし、殺人をしたのだから、やはりいけないことなんだ。
自殺未遂の人は、刑務所にいれて、償わせるべきだということになるかもしれない。
自殺未遂も、殺人未遂なんだから、やはり、刑務所に入りじっくりと反省して、もらいたいもんだ。

日本の立法も法曹界も、ちょっと 考えてみてくれないかな?

アルミニウム

2010-10-22 21:03:21 | 世界情勢
どうも、おかしい。
アルミニウムの在庫の一年間の動きが、見たことも無い形のチャートだ。

アルミニウムの需要は増えているのだろうが、再生利用も一番進んでいる金属なので、こんな形になるのか?
景気に敏感に反応する金属
それがアルミニウムだ。

在庫を持たないようにする。ということが、まず最初に考えることだろう。
在庫がなくなっても、価格が安ければ、それを保管しておく理由は無いからだ。

アルミニウムを生産し、それを供給するのは、例えば、航空産業などに需要が多くあるのだが、同時に例えば、コーラの缶などにも需要ができる。

リサイクルをすることは、例えば中国ではどの程度、進んでいるのだろうか?

低い価格でパッケージングビジネスを進めているビジネスモデルと ハドリック エレクトリック パワーで
ブラジルでオペレーションをしているが、複雑な状況になる。例えば、サウジアラビアが大きく投資をしていたり、単純にエクイティーを見て、結論を出すのもなんとも言えないし、投資家は懐疑的な目でアルミニウムを見ているからだ。

生産能力だけを見ていては、何も分からない。

ただ、アルミニウムの価格が驚異的に下げたら、それは 大きな動きが 目の前に迫っているということを、私は警告する。

カレンシー クライシスの先に見えるもの

2010-10-18 00:40:28 | 世界情勢
金を借りて その問題を先送りにしている。
そして、実際にその問題に向き合うことをしないで、次の大統領やら、次の世代に問題を丸投げしようとしている。
毒を含んだヘッジファンドのファンドやら、何から何までも、銀行は分かっていて、政府と組んで問題を隠す。
もちろん、銀行は分かっていても、彼らは命令をだす立場に無い。
ヘッジファンドたちも、もちろん大問題であることは分かっている。当然、有罪だ。
しかし、2005年ごろに政府は何らかの法規制をするべきだった。
結局、最後にはゼロサム社会だから、誰かが儲けることになるのだ。

アメリカは中国に怒っている。
何年も何年も不当な為替を強いられて、今のアメリカの問題は、すべて中国のせいだとまで言い出す議員がいるほどだ。
中国は、アメリカの産業構造の問題を為替問題にすりかえていると反論するが、アメリカは
自分たちが言い出したことは、決して引かない。

アングロサクソンの社会は、いつの日からか、問題先送りを得意技にするようになった。

思い出して欲しい

1990年ごろ、アメリカが日本に対して言った言葉を。
「透明性がない」
「問題先送りだ」
今日、アメリカのどの銀行が、透明性を持ち、問題先送りをしていないと言えるだろう?

さて、このまま行くと 崖が待ち構えているのではないか?
という・・・

問題は借金の量。
クレジットを行うことは、銀行にとっては、当然の業務でそれが 金融にとってはエンジンになっている。
しかし、クレジットの焦げ付きがはじまると銀行は貸し渋りをはじめ、その影響はすぐに産業界に伝わる。

中国の経済が高い成長率をつけているのは、中国が特別に技術を持っているとか、工業生産効率が良いとかいうものではない。
中国の政府が、銀行にクレジットを奨励し、その金が中小企業にどんどんと流れているからだ。その金が、何の株式知識もない人間でも大金を作れるような環境を作り上げさせ、バブルがおこり、今に至る。今のところ、中国にはそのことを恐れるとか、まして 省みるという段階にはないだろう。彼らは、成長をエンジョイし、その成長が永遠に続くと信じているはずだ。
残念ながら、終わらないパーティーはない。

車を運転して、雨が降ってくるとワイパーをつけ、夜に鳴るとライトをつける。
しかし、エンジンが止まれば車は走らない。

クレジットクランチがもう一度本格的に起これば、ワイパーやライトでは車は走らない。

政府のステュイムラス パッケージは安物のライトとワイパーで車がまだまだ走りそうな錯覚を与えるだけのものでしかない。
残念ながら、われわれは、もう一度 本当の地獄を味わうことになるだろう。


メリー マキロップ

2010-10-18 00:30:13 | 世界情勢
私の住む 家の近くに、国立 オーストラリア カトリック大学があり、その校内には、メリー マキロップが眠っている。
彼女は今から100年以上前の カトリックの尼さんで、今日 バチカンからオーストラリア人で始めて 聖人として認可された。
彼女を通じて神に祈ると奇跡が起きるらしい。

それはともかく、珍しいから妻と子供たちは出かけて行き、見てきたそうだ。
私は寝ていた。

まあ、テレビでも今日は一日その話ばかりで、どうやら カトリック教徒がたくさん住んでいるらしいことが分かった。



円高と失業

2010-10-17 02:27:01 | 世界情勢
円高になると失業率が増える

なんて、情けない発想なんだろう。と思う。
日本に仕事がなければ、世界に出て行けばいい。
日本に住む選択をしたのなら、日本で起業すればいい。

人間が生きていくためには、何度も踏みつけられるものなんだ。
そうして、ちょっと頭をもたげて起き上がろうとすると、また踏みつけられる。

私だって同じだ。なんども踏みつけられてそれでも、また起き上がる。
起き上がらなければ、それまでだ。

失敗しないやつはいないし、落とされないやつもいない。
だれでも、失意はある。
それで うじうじと人をうらやんだり、クヨクヨしたり、誰かのせいにしていたら、いつか良くなるなら、私だったうじうじしてクヨクヨして誰かのせいにすることにするよ。そのほうが 楽だもんな。

でも、やっぱり起き上がらないと、踏みつけにされるままだよ。

中国包囲網

2010-10-17 00:06:48 | 世界情勢
中国をさらに、包囲する体制ができている。
まずは金曜日に 先物を見ていた人は、驚いたはずだ。
綿が上がっている。これは、中国の基幹産業である衣類を直撃した。
中国としては、これで為替を上げなければ、採算が合わないということになる。
さらに・・・
国内の矛盾を、次々に槍玉に挙げて、それがいかに、非道の限りを尽くしているかを宣伝する。
例えば、炭鉱

中国では毎年2000人以上死んでいる。
33人の人を助けるために3ヶ月間大騒ぎをし、それを大々的にメディアに取り上げたのは、そういう伏線がある。

これは世界を牛耳っている組織が、共同で中国の経済を殲滅させることを計画している。
すでに贅沢を覚えた中国の国民たちは、後戻りできない。だから、彼らは景気が悪くなると、政府へ反発を強めるだろう。
国内では暴動が日々起こり、それを押さえるために、市街戦が繰り広げられることになる。

今は、数千人で対日デモなどで、お茶を濁しているが、対政府デモにでもなると あっというまに数万人規模に膨れ上がるはずだ。


二ヶ国語ができるということ

2010-10-16 23:51:04 | Weblog
おもしろい 統計がある。
二ヶ国語以上話せる人は、アルツハイマーになりにくいというものだ。

平均のアルツハイマーになる年齢よりも5年以上後になるらしい。
つまり 外国語ができることで、脳になんらかの働きができるということになる。

二ヶ国語ができるのは、ほとんどの国で、当たり前なのだが、残念ながら、アメリカ人、白人のオーストラリア人、それにイギリス人は、それをしないため、脳みそに活性化ができないらしい。英語以外の言葉を学ぶことは、それ自体が恥ずかしいことだという考え方もあるのだが、かなり英語の出来る人は約3300語のボキャブラリーがあると言われていて、しかし、例えば3000語しか英語のボキャブラリーはないけれど、中国語も3000語のボキャブラリーを持っている人がいたとしたら、その人のほうがより、脳みそを使っていることになる。
脳みそを、二ヶ国語以上の言葉で使うと、どうなるか?
それは、例えばAからBへと、論理的な思考をするときに、いくつかの選択を思いつくことが出来ることを意味する。
つまり、かなりフレキシビリティーな思考回路を得ることが出来るのである。

ところで、日本では、まだまだ、日本語しか出来ない人が多い。
だから、英語の勉強をすることは とてもいいことだし、また他の国の言葉、例えば韓国語であってもインドネシア語であっても、あるいは、中国語であっても、やったほうが やらないよりは良いに決まっている。
言葉を得ることは、道具が増えること。


しかし、日本の企業、楽天が、日本の社内でも、英語を公用語にするというのは、かなり違和感があり、おかしいと思う。
日本人が、日本のアイデンティティーである言葉を放棄するのは、かなりみっともないことだと思うよ。
体の中に流れている、自分の血や肉を、もっと感じて欲しい。その上で、外国語なんだ。

昔、小田実という先生が、僕に言ってくれたことがある。
「君は、英語を勉強するというが、それで、何を伝えるのかね?」

いまだに、その答えを探している私は、多分、出来の悪い生徒なんだろうな。


未知の領域

2010-10-16 05:27:22 | 世界情勢
ベン バーナンキは、さらに量的緩和をする。
つまり、もっともっと、ドルを印刷すると言っている。

ヘリコプター ベン で検索してみて欲しい。彼の過去の発言を見つけることができるだろう。

アメリカの労働市場が今のまま・・・つまり10人に一人の失業者を抱えたまま、冬に突入すること・・・が確実になっているなかで、いくら金を刷っても、需要が伸びるわけが無いのである。
つまり、アメリカはかなりの高い確率で さらに経済が悪化することが確実になった。

これは、同時に日本の企業にも黄色信号がともっていることを意味する。

経済は生き物だ。
もしかしたら、5年後にはベン バーナンキが行った緩和政策が正しいと評価されるかもしれないし、もしかしたら、地獄の中でのた打ち回ることになるのかもしれない。

いずれにせよ

日本は、ジレンマにはまっている。

つまり円高を容認しても、安全パイを選ぶか、それとも アメリカと共に、量的緩和をすすめるか?量的緩和のリスクはいうまでもなく、ブレークポイントを越えた時点でくるかもしれない、ハイパーインフレだ。
毎日、持っている貯金の価値が10分の一になっていくことを想像してみたら、ぞっとするだろう。実際 ジンバブエでは無茶苦茶なことが起こった。かつて、ドイツでは紙幣を壁紙に使ったことがあるほどのインフレを経験し、そしてヒトラーの出現を許した歴史がある。このリスクに関しては、経験済みで、回避したいところだ。だが・・・

中国はさらに、元の量的緩和を始めるはずで、これは、対抗策としては、稚拙かもしれないが、有効だ。ただ、中国自身も、おなじハイパーインフレのリスクを抱えることになる。中国はすでにインフレの最中なので、プロセスはより早く訪れるだろう。

そしてまた、宿題に戻る・・・
日本は、どうすればいいか?・・・だ。
例えば、今までのような日銀の介入は、国際社会から許されるだろうか?
しかし、中国や韓国が行う介入を指をくわえていたのでは、どんどんと輸出産業が弱る。国際社会とは欧米をさすが、しかしながら、欧米のスタンダードが永遠に続くと考えていいのか?

G20まで様子見をしている日銀だが、今、どちらにアクションをとるかで、未来の日本の産業構造に直撃する問題だけに、放置できない。

私の持論では、いずれ どんな為替であっても、バランスが取れるときが来て、輸出と輸入のバランスもとれる・・・だが、急激な円高は、産業そのものをつぶしてしまうので、もちろん、危険だ。

例えば10%の上昇を1ヶ月でやられると、日本の輸出産業は、まったく赤字になってしまう。

どうすればいいのか?

悲鳴が聞こえるが、日本には、まだ打つ手がある。

まず、向こう数週間の間に、もうひとつの オプションを発表するべきだ。
それは、為替を安定させるために、日本が中心になった 中国やアメリカの影響を受けない、アジア カレンシー バスケットを作る。そして、一度そこに、入ることによって、全く別のカレンシー マーケットを作るのだ。
そうすることによって、為替で輸出産業のビジネスが影響が受けるまえに、手を打てるクッションができる。
多くの中小企業をかかえるアジアにとっては、飛びつきたくなるほど 魅惑的なバスケットだ。

シンガポールはすでに米ドルを見放した。
しかしシンガポール 一国で、それを行うことは、かなりリスクが高いことは、彼らが一番知っている 知っているにもかかわらず、米ドルを見放すほうが より リスクが少ないと考えたのだ。
日銀はこれ以上 米ドルの購入をするべきではなく、その外貨準備の一部をバスケットに移動させて、アジアバスケット構想を作計画を、直ちに進めるべきだ。
日本は為替をこのまま放置しておいてはいけない。
これは、戦争なのだ。

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2010-10-15 00:57:58 | 世界情勢
SMA
ストラテジック マネージメント アカウント

このなかで、コアになる部分が、今までのクラッシックなドライヴであった人間の労働時間を基準にオーバーヘッドを計算してきたやりかたを、機械の時間で計算しなおし、新たに、別の基準で、新しい戦略を練るという方法に替わってきている。

つまり、人間が今までやってきた労働のほとんどを 21世紀には機械が取って代わり、チャップリンの モダンタイムスは歴史になるということである。

これは、どういう意味か?

これは・・・
中国の人海作戦は、終わるということを、新しい会計戦略で告げているに等しい。

人件費が安いことは、今後 競争力にはならない。

つまり世界の工場は中国である必要はなく、アメリカや、オーストラリアでも どこでもいい。
サハラ砂漠の真ん中でもかまわない。

物を作るのは、機械の仕事であるので、もはや、次の世代では、人間は、消費をするためにのみ存在するということになる。
より他界技術水準と、教育、医療を充実させて、人間は衣食住のために働く必要がなくなる。

ロボットは、それ自体、あらたに消費や欲求を満たせるために行動することはない。

さて、そうなると、今後 ロボット技術を持った国がより大きな力を持つことになる。

これは、現在進んでいるもっとも重要な 世界の動向だと、断言していいだろう。
そして、これも対中国への大きな牽制になっている。

なぜなら、中国はまだ、19世紀の終わりから20世紀の始まりの社会構造なので、ロボットがすべてをやっていく先の時代を想像することさえ難しい段階だからだ。
さて、昨日から続く為替戦争。

私は、大いに迷う。
シンガポールは自国通貨の防衛・・・つまりシンガポール ドル高を認めた。
オーストラリアも同じだ。

国の通貨が、強くなることは、国の力も強くなっているという考え方もある。


日本は、ひとつの呪縛にかかっている。
つまり、円安は輸出産業にとって、よくないという経済理論だ。

短期から中期的にはそれは間違っては居ない。しかし。
長期的に考えれば、円高は、国力の発展を意味しているとも考えられるのではないか?
今の円の水準は、30年前から考えると、4倍以上の強さだ。

しかし、過去30年。日本は、一度でも沈没したことがあったか?
地球の半分以上は、日本車によって埋め尽くされている。

日本の輸出産業が円高で駄目になったことはない。
もし 日本が、本当の意味で、駄目になるとしたら、技術を磨き、そして技術者を大事にしない時代になったときだ。


為替 戦争

2010-10-14 14:58:47 | 世界情勢
アメリカは、さらに マネーサプライを増やし、インフレ誘導をして、為替を安くするようにしている。
これは、ジンバブエで一度、インフレモデルを試験し、ロシアの失敗を確認した後、アメリカ風に行っている。
もちろん、戦争の相手は中国だ。
中国が、不当に為替を安くして海外へデフレを輸出してきた過去20年間の精算を、ドル安で支払わせる。
日本の取るべき策は、ここまでくると、あまりないだろう。
私は日本もマネーサプライを増やし インフレを起こすしかないように思う。

チリの岩盤事故の裏側。
それはこの事件をきっかけに、炭鉱の安全基準を作り、それによって、鉱区をアメリカ、ヨーロッパがコントロールし、中国の参入を阻む考えで、もし、安全基準をみたさない鉱区は、さまざまなペナルティーが課せられるという。
したがって今回の 33人 の助かった人々を、ヨーロッパ、アメリカなどのリゾートに引っ張り出し、歓待、そして、大ニュースにして、しかも、ハリウッドで映画も作り、世界的に、炭鉱の安全を満たすコンセンサスを作り上げている。
もちろん、中国の国内ではひどい状況なので、彼らが批判されるのは、海外から、そして国内からと両方で揺さぶることが出来る。
ノーベル賞で中国をすでにかなり揺さぶっている。
さらに、報道、言論の自由が束縛されている中国を、欧米メディアは きつく糾弾している。

すべて、尖閣諸島問題のあとに起こったことだ。

これから、中国への資源を止める、為替政策を潰す、技術、金の動きを遅らせる。数年で中国のバブルは崩壊する。とうぜん、その後、欧米は濡れ手に粟のやり方で中国の優良企業を嘗め尽くす。




日本に擦り寄る アジア諸国 その中で日本がとれる中期的な戦略 プロトコール

2010-10-03 06:41:09 | 世界情勢
中国の一連の 行動を見て、一番複雑な感情を持っているのは、台湾である。
尖閣諸島の所有権が、台湾にあると活動しても、結局 台湾自身が、尖閣諸島と同じ扱いを、いつ中国からされて、どんな恫喝を受けるのか分からないという気がしているからだ。

沖縄は、緊張している。いずれ 戦争ともなれば、第一線になってしまうのは 目に見えているからだ。普天間問題を、沖縄以外に移転してほしいという島民感情は 高まるだろう。

フィリピンは、この情勢を見極めている。自国だけで領有を主張できないのは、日本に似ている。アメリカに頼らざるを得ず、しかし アメリカも かつてのような力が無い。
かといって、第二次世界大戦の記憶がフィリピンの民衆にとっては、日本を信用しないとか、日本に嫉妬するという感情もあいまっているうえに、日本の軍事力が大したことがないことも見抜いているので、一歩 間をおきつつ それでも経済的な結びつきを日本に求めている点では、ベトナム、インドネシア、マレーシア、などと共通している。
この点において、日本は、まだまだ影響力を発揮できるので、今まで中国に製造業として進出した企業に、考える必要が出てきている。

しかしながら・・・

中国には、とても大きなマーケットがあり、それを抜きにして、ビジネスを考えることは、できない。
冷蔵庫を作って売るというだけでも、向こう30年間は食べていけるほどのビジネスになるのだし、また、建築ブームで、建材や、さらには、デザイン、トータルなビジネスとしての環境ビジネス、もちろん自動車、電化製品、家具 それに豊かになった中国人への食文化、例えば、日本酒などの販売や、中国国内での日本酒の製造・・・それも中国料理にあった口当たりで・・・などと考えると、垂涎もののビジネスチャンスがゴロゴロ転がっている。
宝石ビジネスでも、中国の成金層は、最高のターゲットだ。

日本のビジネスを、中国でどうやって発展させるかという方法と同時に、中国国内の政治状況や世論をどうやって、日本びいきに変えていくかを考えるほうが、理にかなっている。

まずは、中国の若い世代に期待したい。
一人っ子政策によって、生まれた次世代の中国人たちが、権力を握るまで、あと20年はかかるが、その期間を、アニメやゲームという日本のお家芸である 文化を通じて 深く浸透している今の状況を さらに進化させて、より 広く日本ファンを作ることが、未来を補償することになる。
彼らは、古臭い中国が 大嫌いだ。
特にインターネットに制限をかけたり、あるいは、SMAPのコンサートを中止にしたりする中国政府にはうんざりさせられている。

日本の大学は、若い世代の中国人を積極的に受け入れて、日本語教育と同時に、アニメなどの文化交流、コスプレなどの開催、それに、ゲーム開発などをどんどんと進めるといいだろう。
日本に中国の若者が多く 留学するようになると、それは日本にとっては、同時に中国の子供たちを人質に取ったことと同じである。
そこに原爆を打ち込むことは、しないだろうし、第一 自分の子息が日本にいるのに、そんな馬鹿なことをする親もいないだろう。

日本に来た中国人の若者を、大事にしてあげたほうがいいだろう。
彼らは、我々の将来を保障してくれるからだ。
ゲストとして、この人質たちを過保護にしてやることが、我々日本にとってはプラスになる。

日本は、中国の競争相手になってはならない。
日本はしかし、同時に、中国の競争相手を作らなければならない。ありがたいことに、今回の事件は、かなりそのために、寄与してくれるだろう。

冒頭に書いたとおり、多くのアジア諸国は、中国に脅威を覚え、同時に武力の保護に関してはアメリカを頼り、経済に関しては日本を頼るようになってきている。
日本は、今まで中国一辺倒だった製造を、アジア諸国に振り分けて、アジアの小国 VS 中国という構造を作り上げることが、国益となることを知るべきである。
それによって、中国は、日本に対して露骨に対抗することをやめ、競合相手である アジア諸国に対しての戦略を練り直すことになるだろう。

資源を得ることが中国にとっては、最大の課題であることを、見逃してはならない。
日本はいままで、かなりソフトに資源開発をしてきた。現地との合弁を繰り返しながら、それは行われていたが、中国は札束で資源国の会社を まるごと買い取ると言う方法をとる。
オーストラリアではそういう中国のやり方を、脅威ととらえている。
特にイギリス系列の会社は、そう考えている。
これは、人種差別もからんでいる。キャッシュの力は強く、それで人は変わることがあるけれど、人種への不快感は生理的な気分から始まるので、理屈抜きに、中々変わることは出来ない。


世界は 日の出を待っている

2010-10-02 14:56:54 | 世界情勢
日本を取り巻く環境は、厳しい。
実は、これは今に始まったことではなく、江戸時代に なぜ 鎖国をしなければならなかったのか?というところまで さかのぼって考えることもできる。

日本にとって、中国との関係は 与えたり与えられたりという相互の様々な歴史がある。
こうして、私がブログを書き、それを読んでもらえるのも、漢字という中国から来た文字のおかげなのである。

やみくもに、中国のすべてを 民族主義で憎む などということをしてはならない。

偏らず 偏らず これを中と言う。
そのためには、冷静に 今の我々の置かれている環境を 第三者的な立場から観察してみることだ。

さて・・・

今の中国の態度によって、いくつかの 化学変化が起こった。

第一の化学変化。

それは言うまでもなく、日本と中国の間に 軋轢があるということが 世界中に知れ渡ったことだ。

第二の化学変化。

欧米は、アジアの将来について、誰がリーダーとなるのかを品定めしている。そして中国が一言言えば、日本は弱腰になるということが、認識された。

第三の化学変化。

中国のやり方は、雷を落として脅迫するような外交手段で そのためには、ありとあらゆることを行うということも、また、同時に欧米には認識された。

第四の化学変化。

ロシア、韓国などの国が、中国の尻馬に乗って、領土問題を言い始めた。これは、チャンスだと思ったのであろう。

第五の化学変化。

アメリカは、この問題に、あまり熱心ではないことがはっきりした。確かに ヒラリークリントンは、日本を擁護する発言をしたには、した。が、それは、何ほどの影響も中国に与えていない。
つまり、アメリカの影響力も、かなり低下していることが、見て取れる。

第六の化学変化

日本を自分たちで守るという意識が、やや わずかながらではあるが、日本人の中で芽生え始めている。

第七の化学変化

おもしろいことに、中国へ頼っている鉱物資源を使わずに、効率よいエンジンを開発しようとする傾向が強まった。計画を前倒しに、新しいタイプの電気自動車を作ろうと エンジニアたちが立ち上がった。
過去何度も 言ったことがあるが、日本を作ってきた 男の中の男たちは、こういう寡黙なエンジニアたちだ。
決して、菅首相ではない。マスコミでもなければ、自衛隊でもない。
環境問題に立ち上がるのも こういう男たちだ。
中国がどんどんとスカウトして中国へ高給でひきぬいているのも こういう男たちだ。
そして、アメリカの真似をして、リストラと高齢の雇用を数字だけで 切り捨てることを推奨するような スタンフォード大学か東京大学を出てきたアホが、彼らのやる気と行き先をさえぎっている。そういうアホどもに、「おまえは役に立たぬから、何か役に立つことをしてくれとまでは 頼まないから せめて邪魔だけはしないでおいてくれよ・・・」と言いたい。何十年も技術一本で生きてきた男たちは、日本の宝なんだ。彼らが去った後の日本には、何が残る?
菅首相と マスコミと自衛隊だけが残って、うんだらうんだらと、 永遠に「あーでもない、こーでもない」と念仏を唱えて せいぜい遺憾を連発して、あとは、一列に並んで頭を下げるくらいしか能がないのである。
まあいい、このことに関してはかなり前から 危惧しているので、ついつい熱くなってしまった。私としたことが・・・

第八の化学変化。

世界は案外日本に対して、好意的であるということが分かった。
日本が嫌いだという国は、世界には、中国と韓国しかない。
一方、韓国と中国が嫌いだという国は、中国と韓国を除いたほとんどがそう言うのである。
これは 無形の財産だろう。

第九の化学変化。

アメリカは 中国の野心を露骨に警戒し始めた。特に、NASAは、中国の宇宙開発に神経を尖らせている。

さて、第十の化学変化。
それは このブログを読む人が増えたことと、そして 協賛する人がいるということ、さらに、もしかしたら、経済で中国の正確な状況を 観察するべきだという私の投げた小さな小石が、実現するかもしれないという期待である。

戦争をするためではなく、戦争を避けるために、出来る手を打っていくことが、大事なんだ。

"The World Is Waiting for the Sunrise"

世界は日の出を待っている。

そして日の出は、極東にある小さな島国、日本でなければならない・・・

日本にとって 領土問題の本当の敵は誰か?

2010-10-01 17:33:58 | 世界情勢
中国は 尖閣諸島を自分たちの領土だと主張し、韓国は竹島を占拠しているし、ロシアは北方四島を返す気などなく、かえって 日本が歴史を捏造してロシアの領土をのっとる計画を立てていると 言い始めている。

つまり 日本を取り巻く環境は、アメリカの力が弱まったと同時に、急に厳しくなってきた。
中国もロシアも韓国も日本から、取れるだけ領土を千切りとってしまう気でいる。

いずれロシアは 北海道もロシアの領土だと言ったものもかつていたし、中国は沖縄をすでに自分たちの領土であると言っているし、韓国は対馬を欲しいと言っている。それに韓国は例えば九州あたりを共同で治めてはどうか?とさえ言ってきたことがあるほどだ。

中国は、我々の覇権はハワイまで及ぶといっているほどで、いつか アメリカが完全に弱くなってしまったら、本当にそうするつもりかもしれない。

そんな 中・・・

日本・・・日本人にとって 本当の敵とは なんだろうか?と考えてみた。

それは、中国でもロシアでも韓国でもない。

自信をなくした自分自身ではないか?と思うのだ。

日本が、急に自信をなくしたのは、一体 いつからだったろう?
反省することと 自信をなくすことは別問題。

バブルではしゃぎすぎたという自省は、結構だが、何もかも駄目になったわけではなく、もっと 振り返ってよく自分を 見つめてみてはどうだろう?

世界中に、車を売りまくり、利益を上げて、電化製品では最新技術を駆使し、テクノロジーではアメリカにも引けを取らない国が、「自信が無い」などと言っていたら、地球のほとんどの国は、自殺しなければならなくなるよ。まったく。

日本は、あまり 良い子になろうとしすぎたわけで、もう、先生であったアメリカが、すっかり弱ってしまったのだから、生徒である時期を過ぎて、自分の足できちんと立って身を守ることを考えなければならないところまで来たのだと思う。

いうなれば、自分たちで武装をし、核の恫喝に恐れない力を持ち、そして、言うべきは言い、聞くべきは聞くという大人の国、当たり前の国になるべきときが来たのではないか。

アメリカはもう、パンチドランカーで、傷だらけになった 元チャンピオンのような国で、今はただ、ぼんやりと時間のなかで、傷の癒えるのを待っているしか できることはない状態なんだ。