北朝鮮と韓国の戦争が、朝鮮戦争というものの本来の定義であったはずだ。
そこに、米国も中国も介在者として存在はしていたかもしれないが、直接の当事者ではなかった。
米国は北朝鮮とは「話し合いの時期は過ぎた」と言いきり、軍事的圧力をかけている。
中国の習金平にもトランプは、かなりどすの効いた圧力を、露骨に、かけている。
中国の北朝鮮介入はしかし、不成功だ。
こんな中、韓国は自嘲気味に 自らを 「透明国家」と言ってみたり トランプが首脳会談を日本と中国のみにしていることに、不満を持って、しかし 自分たちのトップであった人間を刑務所送りにしてしまったことを、後悔するのでもなく、また、敵国のスパイのような人間を持ち上げて大統領候補にしてみたりと、忙しいことだが、しかし、アメリカは、そういう韓国を軽蔑こそすれ、まともに話ができる相手だとは思っていない。
当たり前の話だが、マネージメントがきちんと行われていない組織には、誰もビジネスの話を持ってくることはない。
個人の場合に置き換えてみたら、分かりやすいだろう。
例えば、あなたの隣人に、少し頭のおかしい人たちがいて、お父さんは刑務所に行き、お母さんは、ナイフを持ってあたりかまわず喧嘩を売って回る。
もちろん、夫婦仲がわるくて、子供たちはというと、仕事にも就けずに年中喚き散らしている。
あなたは、その人たちとお付き合いしたいと願うだろうか?それとも、なるべく距離を置いて、こちらに被害が来ないように願うだろうか?
アメリカも中国も、そして、ロシアも日本と同じ気持ちなのだ。
北に限らず、南に限らず あの激情して極端な言動を繰り返すコリアンたちとのお付き合いは、出来る限り 距離を置いておきたいのだ。
当たり前の話を、しかし、当のコリアンたちは理解していないらしい。
それは、彼らが馬鹿だからではない。
私の分析は、こうだ。
彼らは、ただ、とても自己本位なのだ。
自己本位とは、激情することは正しく、暴力に訴えても自己主張をすることは何よりも重要だ。
しかも彼らは、自己本位な観測を基に、希望的な状況だけを立てる。
しかも、しかも、である。
その希望的な観測だけを信じて、不都合な真実には見事にふたをする。
結果、こうなってしまった。
アメリカは、彼らをスルーする。
ただ、実務的に現場の軍隊のみ、使用できるかどうかを考えている。しかし、機密事項は彼らとシェアさえしないのである。