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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 DITECH HONDA S600 COUPE 製作開始

2012-10-09 07:03:27 | 模型
少し前に友人から誘われて購入したのがドイツのスロットレジンボディ。
こんなメーカーです。
http://www.ditech-produktion.com/html/resin_bodies_1_24.html

かなり魅力的なラインナップでとんでもないツーリングカーが出ているんですが、その出来はと言えばあのエアトラックスも真っ青と言うものすごい水準です。
ここのエスクーペとアバルト2種を買ったんですが、アバルトの方はガレージキットの芯になるかどうかと言う凄まじいものでした。
でもいいんです。出てくるだけでフルスクラッチよりは楽ですから。
こちらの一緒に購入したyaszoさんのブログにも記事がありますのでご覧ください。
http://yaszo0523.blog86.fc2.com/blog-entry-404.html#more

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こちらがキットの全パーツ。小パーツやエッチングはいっさいなし。クリヤーパーツやウィンドウもありません。
でもこのキットはプラモデルのパーツが使えるので楽が出来ますね。
まだ抜きがきれいな方で、タミヤをコピーして改造したみたいですね。
他のアバルトはルーフが透けてる(厚さ0.5ミリ)のと2ミリぐらいの穴ぼこ(完全に抜けている)だらけのでした。いやはや。

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顔はエスハチのグリルやライトが一体成型。後ろはエスロクのライトが一体成型。位置も微妙ですね。

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とりあえず余分なバリをナイフで落としていきます。窓の部分やフェンダーアーチも整えます。
このようなスロットボディは手流しなので裏は厚さが一定ではありません。ここのところの手順が重要です。

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今回はフジミのエスのキットを買って、エスロクにしてみました。フジミのエスはエスロクのホイールが入っているんです。もちろんグリルやライトもエスロクのがね。
グリルやライト、フェンダーミラー等を切り落としてパーツが収まるようにしていきます。
バンパーもフジミのがぴったりと入りました。グリルは幅が足らないのですがそんなに気にならないです。

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ドアハンドルやライセンス灯、テールライトも削り落としてフジミのライトが収まる穴をクーペの若干高めの位置に開け直します。なんかプロバンスを作っているみたいですね。

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ボディサイドの断面が四角いので、内側にすぼまるように腰下を丸く削り落としました。
ボンネットのバルジも裏にパテを盛ってから削り落としました。

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フジミのシャーシとのバランスは良いみたい。

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エスクーペのチャームポイント。テールゲートとリヤフェンダーテールライトの間のなだらかに落ちる面がうねって微妙にマイナス面になる感じをやすって再現してみました。わかりづらい?

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プライマー、サフ、白サフを吹いたところです。

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前回吹いて気に入ったモンザレッド吹きました。旧車っぽい赤で気に入りました。エスっぽいかな。藤原さん、どうですか?

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ちなみにクオーターウィンドウの角が丸く落ちているので、内側から広げて角を立てておきました。

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赤のエスロククーペと言えば、個人的にホワイトリボン。パソコンラベルを輪っかに切り出して貼付けたあと、マジックでさらに攻めて太さを細く見せています。

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レストア中みたいでいいなあ。ホイールキャップはつけるつもりですが、外せるようにつけましょう。

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あとでかいフィラーキャップももちろん削り落としています。

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モデラーズのエスクーペに憧れたけど、ボディがタミヤベースな分だけこっちも良い感じだと思います。
シャーシがフジミなのもいいかも。とくにエスロクのホイール。

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よく出来たパーツ分割で、ほとんどマスキングいらずでここまで仕上がる良いシャーシ。
エスハチのMのシャーシなのでチェーンではありませんが。

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うーん楽しみ。
意外にしゃきっと見えます。



コメント (2)
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