今日は指向を変えて、イラストの制作記を掲載します。
お題は250LMの21番、1965年優勝車です。
まず、写真をもとに、画用紙に鉛筆でアウトラインをスケッチ、だいたいの大きさをとります。
ボディをだいたいカタチにしてから、ホイールを描き込みバランスを見ます。
この時点で、少し丸っこい印象。シャープになるよう整えます。
ヘッドライトの位置や高さ、タイヤの角度などを修正して下書き完成。
ここからは、修正の効かない一発勝負、薄い部分の赤からさしていきます。
赤に抑揚をつけて、他の暗い色で引き締めます。
影の部分は単調にならないようにします。
ボディにも影を着け、細部をフィニッシュ。サインを入れて完成、ここまで3時間ほどです。
いかがでしたか? アルバムにまとめています。
![Lm2 Lm2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/23/cca06cd707cb22598fc472faf82b0a96.jpg)
![Lm4 Lm4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/8c/927a071ee38601bfdb36063bd2cef5d6.jpg)
![Lm5 Lm5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d5/2972701488197bedc3dbfba335a7b3c1.jpg)
![Lm7 Lm7](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ef/32e29b6997bf3a0cdd01e5fc603af5f9.jpg)
![Lm11 Lm11](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/57/5b777f80aa760bc90e397cbba3793314.jpg)
![250lm_2 250lm_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/36/1b20bb0f882727e9ac3ced95da9dcfc1.jpg)
お題は250LMの21番、1965年優勝車です。
まず、写真をもとに、画用紙に鉛筆でアウトラインをスケッチ、だいたいの大きさをとります。
ボディをだいたいカタチにしてから、ホイールを描き込みバランスを見ます。
この時点で、少し丸っこい印象。シャープになるよう整えます。
ヘッドライトの位置や高さ、タイヤの角度などを修正して下書き完成。
ここからは、修正の効かない一発勝負、薄い部分の赤からさしていきます。
赤に抑揚をつけて、他の暗い色で引き締めます。
影の部分は単調にならないようにします。
ボディにも影を着け、細部をフィニッシュ。サインを入れて完成、ここまで3時間ほどです。
いかがでしたか? アルバムにまとめています。
![Lm2 Lm2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/23/cca06cd707cb22598fc472faf82b0a96.jpg)
![Lm4 Lm4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/8c/927a071ee38601bfdb36063bd2cef5d6.jpg)
![Lm5 Lm5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d5/2972701488197bedc3dbfba335a7b3c1.jpg)
![Lm7 Lm7](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ef/32e29b6997bf3a0cdd01e5fc603af5f9.jpg)
![Lm11 Lm11](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/57/5b777f80aa760bc90e397cbba3793314.jpg)
![250lm_2 250lm_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/36/1b20bb0f882727e9ac3ced95da9dcfc1.jpg)
おお!手の内を明かしちゃいましたね(笑)
3時間ですか、速い!模型造りと同じですね。
私も昔はカンプライターの経験もあるので
時間勝負には自信があるけれど、いざ自分の作品となると
時間かけ過ぎ傾向にあります。
原画見て、とてもきれいでしたが水彩はどこの何をお使いですか?
私もコッテリばかりじゃなくてたまにはアッサリ系もやろうかな。
W&Nの固形水彩って書いてありましたね。失礼!!!(笑)
固形はペリカンしか使ったことないけれど、手軽で使い易いですね。
イギリスのラウニーもいいですよ。
イラストの教則本、最近は少なくなりましたね。CGまで視野に入れたハウツー本、模型やペーパークラフトまで含めた本が出来たら面白いかもしれませんね。
考えたいなあ。
>大内さん、フェーマススクールは私も高校の時、70年頃親に無理して金出してもらって受けました。
卒業はできなかったけれど、画材やアーチストのテク、ありとあらゆる内容で非常に勉強になりました。
いまでもあの大きな教本はバイブルですね。あの本でイラストボードやリキテックスを知りました。
添削は特に福田さんというイラストレーターを良く覚えています。
B・ピーク、B・フックス、そしてピーター・ヘルクにはやはり大きな影響を受けました。
いまでもスクールあるんでしょうか?
フェーマスのあの本は、だいぶかびてしまいましたが、貴重ですね。バインダー式で大きく2冊ありました。
当時、B.Peakがdesignしてミケッロテイが作りましたキネッテイピークと言うガルウイングのFerrariがあり、そのスライドショーが講談社であって、Peak氏自らレクチャーされて楽しかったですね。今でもネットでPeak Ferrariと検索しますと出てきます。あの頃Peak氏が描きました映画マイフェアーレデイ、そしてその後のキャメロット。斬新なレイアウトとその色ずかいはみんな真似たものでした。しかし、当時のギャラが3500万円!と言うのにもぶったまげ!。なるほどワンオフのご自身のFerrariが作れる訳だと。
ボブ・ピーク、穂積先生の本にも出てきますね。アメリカのイラスト華やかりし時代。ゴチュケやヘルク、ケン・ダリソンなど、みなあの本で知りました。
10年ほど前のロードアンドトラックの50周年ハードカバーもそうそうたる面々のイラストが載っていましたっけ。アメリカのイラストも良いですね。
大変面白いお話ありがとうござます!
私は54年製なのでちょっと後輩ですネ。
キネッテイピーク、調べてみました。
あ~、見たことあるクルマですが良く知りません(笑)
ピークが描いたマイフェアーレデイのポスター、フェーマスの教本に載っていますね。
じつはあれをB4サイズに模写して、私のブログの最初のほうに書いた、P4の透視図と
一緒に文化祭に出しました。
美術の先生や周囲に滅茶苦茶ほめられて(爆)、その結果大きな勘違い!をして
この道に…(笑)
残念ながらその後その絵だけは紛失してしまいました。
しかしあの頃のピークの3500万!想像もつかないですね。
最近ピーター・ヘルクの「栄光の自動車レース」という大型本を手に入れました。
個人的には大変納得のいく買い物でした。
私は絵画やイラストの業界、特に自動車絵画の世界は門外漢でピーター・ヘルクのことはほとんど知りませんでしたが、
業界のプロでもおられるミゾロギさんにとって、ピーター・ヘルクとはどのような存在の方なのでしょう?