sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/4 ブレードランナー プリス 完成!

2020-07-24 21:35:59 | フィギュア

1/4スケールのでかいプリスの依頼製作です。


メーカ名などは不明ですが、大きなブレードランナーのプリスのレジンフィギュアです。
頭や手足が別パーツで太くて長い軸があるので、エポパテを詰めて各パーツを合体させてみました。




パテを削って面を整えていきます。



継ぎ目にパテや瞬着を入れて均します。


足先は太い軸がはまります。




白サフを吹いて確認




ピンクサフを吹いてから白サフでコートして白塗りの肌部分を作っていきました。



アキーラ絵の具で服部分の色を塗り、髪の毛も黄色く塗って体の塗りが終了です。



顔のメイクはこんな感じ。パステルやアルキド樹脂絵の部のアキーラで筆塗りをしています。





プリスは完成。


台座にはあのカタカタと動く人形の館の雑多なパーツが。エポパテでパーツを接合し形にしていきます。




台座にオキサイドサフを吹き、赤と白と黒で筆塗りし、汚しも入れました。


こんなレイアウト


まず本を塗ります。


ピエロの人形はこんな感じにしました。


七面鳥のぬいぐるみ?


木馬と人形も転がっています。



エポパテでレイアウトしました。


こんな形になります。
















照明を入れて撮影してみました。
カタカタと動く人形の館でプリスがデッカードに襲いかかる瞬間
すごくのびのびとした良い造形ですね。大きさが迫力です。頭から足までが45センチくらいあります。
ダリルハンナは体操をやっていたそうであのシーンが生まれたということです。
依頼製作、ありがとうございました。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポーツカーズモデリング58号フランス車特集 入稿しました。

2020-07-22 18:44:13 | BOOK


スポーツカーズモデリング58号
フランス車特集 入稿しました。
来週発行できそうです。

久しぶりのフランス車特集
スポーツカーズモデリング58号 フランス車特集です。
巻頭はウクライナのUSCP新作、シトロエンSMです。
続いてエブロのシトロエンDS21、シトロエンHキッチンカー、ツールドフランスの2CV。エブロのルノーキャトルフルゴネットのサービスカーや郵便局仕様。
イタレリのサンクアルピーヌ、エレールのアルピーヌA210のフル開閉作品!
マトラ1/12F1、リジェ1/12F1。モノグラムのブガッティT35Bの情景、エアフィックスとモノグラムEB110のフルディテールの競演。
タミヤのシムカ5の心温まる情景などの多数の貴重なモデルをご紹介します。


オールカラー32ページ
税送料込み1540円
販売カートも作りました。
http://mizorogiscm.shop-pro.jp/?pid=152437885
よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏のフルゴネット 水彩画

2020-07-17 07:19:23 | イラスト

初夏のパリで見た、白いフルゴネットの絵を描きました。
日差しをたっぷりと浴びた昼下がりのパリ。白いルノーに遭遇した思い出です。


まず写真を見ながら定規でパースを取っていきます。図面的な正確さよりも見た感じの印象を目見当であたりをとりました。


さらに鉛筆で描き込んでいきます。


太めの刷毛でたっぷりと絵の具を置いていき、さらに濃いめの絵の具で暗いところを描き込みました。


背景と車を仕上げて


女の子たちを描いて完成です。













水彩画の製作過程です。
まだ予定ですが
10/9-14 今年もペーターズの原宿の個展を計画しています。
今年のテーマは思い出の中のパリ。
はるか遠くに思うパリの日常を絵にしていきます。
(コロナの状況によっては中止の可能性もあります)

個展の作品は事前にブログ左メッセージボタンでもご購入できます。
個展終了後の発送となります。こちらの作品もご予約できます。
よろしくお願いいたします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PLUSALFA 3Dパーツ1/24ハセガワミウラ用ディテールアップセット 完成!

2020-07-16 11:30:19 | 模型

ハセガワの1/24ランボルギーニミウラ用PLUSALFA製3Dパーツディテールアップセットを組み込んだキットの完成です。
今日はシャーシの製作から。



シャーシはここまで流し込み接着剤で組み立てて黒サフを全体に吹きます。
エンジン部はタミヤアクリルのフラットアルミを筆塗りしています。アクリル筆塗りは何度か重ね塗りするとムラなく塗れますよ。

エンジンはついたて状のパーツです。



ブレーキなどはランナーごと切り取ってシルバーを吹きます。エンジンヘッドもシルバーを吹きました。




ヘッドカバーは黒く塗ってデカールを貼りました。
キャブレターは良い出来ですね。つや消しクリヤーを吹いています。




エアクリーナーはグレーサフと白サフと1番の白で白くしたあと、周りを溶剤で拭き取って、両サイドとネジ部分を黒く塗りました。
デカールを貼ると良い感じですが、ほとんど見えなくなります。






ダンパーを赤くしたいので、グレーサフと白サフ、シャインレッドで赤くして、黒で上下をまず筆塗りし、筆の腹を使ってコイルの部分を黒く塗りました。


フロントのバネはすごく入れづらかったです。下から入れてぱちっとはまる感じです。




エンジンは見えるところだけですが良い感じ。足回りも組み立てます。





組み立てるとほぼ見えなくなるシャーシ、よくできていますね。エキパイも取り付けました。





ホイールの組み立て。スピナーはつや消しクリヤーを吹いています。裏側のゲートがアンダーゲートなので、きっちりと削りましょう。
タイヤは表と裏で丸みが異なるので丸みがある方を使いました。良い表情ですね。
ホイールはメッキを剥がしてシルバーに塗っています。
フェルッチョのミウラはホイールとサイドシルがゴールドですが、好みでシルバーにしています。
このシャーシは見えなくなるのは惜しい。



上下合体しました!




まつ毛ありのSVといえば、フェルッチョのミウラ。ということでこのセットにはフェルッチョのミウラのライセンスプレートも付属します。
せっかくなので塗ってみましょう。
グロスの黒の上からタミヤのメタルシルバーを吹きエナメルの黒を筆塗り。エナメル溶剤と綿棒で剥がして黒でタッチアップしましたよ。
ライセンス灯は0.5ミリの洋白線を切って、リヤグリルに貼り付けています。







驚きの高解像度
3Dパーツでプリントされた繊細な、まつげ、フロントグリル、ボンネットスリット、リヤハニカムグリル、ドアスリット、フェルッチョミウラライセンスプレート
の豪華セットです。
こちら、僕のところでも5920円(税、送料込み)で予約を開始します。ご予約後お振込いただいてからオーダーし、到着後こちらから発送します。
ご予約はご住所を添えて、ブログ左メッセージボタンからお願いいたします。











古いキットなのに良いプロポーション。3Dパーツが素晴らしいアクセントになっていますね。







こちらのミウラに付属したハセガワのレジンガールズフィギュアも組み立てています。このフィギュアセットも最近再販されていますね。
ロングスカート部分はコピーペーパーを瞬着で固めたもの。こちらによくマッチしますね。

最近再販で手に入りやすいハセガワミウラ、ぜひ高解像度でお楽しみください。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PLUSALFA 3Dパーツ1/24ハセガワミウラ用ディテールアップセット 製作中その2

2020-07-15 10:47:34 | 模型

3Dプリントパーツ、PLUSALFAのミウラディテールアップパーツセットを使用したハセガワミウラ
製作を進めています。



まつげの次は唇から。網が抜けたフロントグリルとなります。
こちらはノーズから飛び出す一番目立つパーツ上面が、サポートでザラザラとなっていますので
やすりで整えたあと瞬着を盛り付けて固め、さらにやすりでならしてクリヤーをたっぷりと吹きました。



ウィンカーも塗装して装着しています。


リヤのスリットは仮合わせしてあるので、黒サフを吹いてはめ込んで裏から瞬着でとめただけです。
ここキットのパーツをやすりとカッターで抜くのは大変なんですよねー。




最後のハイライト、ボンネットスリットです。
ここもサポートを折るようにカッターで切り出していきます。メガネルーペ必須ですね。
一部折れていますが肉眼ではほぼ見えません。
ノーズへの取り付けは取り付けシロがないのでコツがいります。
パーツの裏の四隅にハイグレード模型用接着剤を点付けして、位置決めして仮固定したあと、裏からハイグレード模型用接着剤を楊枝につけて
主に横向きの柱のところでガッチリとつけました。ここの繊細さはキットのパーツとは比べられません。
もちろんエッチングパーツを組むのは超大変ですよね。黒サフ吹いて切り出しておくだけですから。




サイドエンブレムはインスト通りに位置出しして、インレットを貼り込みます。デカールを貼った後でタミヤの新製品
マークフィットスーパーハードという軟化剤を筆でひと塗りして定着させます。拡大すると少し曲がっていました。



ここのアルマジロのルーバーは、表面にヒケが見えるので100均の目の細かい鉄製爪やすりで表面を均して黒サフを吹いておきました。



テールレンスは綺麗なモールド。クリアオレンジとクリアレッドを表裏から塗り、境目にハセガワのミラーフィニッシュ細切りを貼り込んでおきました。
ベースがメッキパーツなのでくっきりとしたテールライトになりますね。ここはハセガワさんいい仕事しています。


小さなウィンカーパーツはランナーのままペイントマーカーでシルバーを裏と縁に塗り、クリヤーオレンジを乗せておきます。
切り出しはパーツを指で持ちながらハサミでパーツギリギリで切り取ると飛んで行きません。
貼るときはピンセットは使わず、ボディ側のくぼみに楊枝でハイグレード模型用接着剤をつけて、パーツは楊枝にくっつけてボディへ持っていきます。
こうすると飛ばす危険性が減りますよ。




ノーズのエンブレムもインレットとデカールの二重構造。インレットを慎重に位置決めした後、エンブレムデカールを貼りマークフィットを塗布。
さらにUVクリヤージェルを盛り付けてUVライトで固めました。



ボディはだいぶ仕上がってきましたね。






室内はタンにしました。床はダークイエローです。
黒い吹き出し口につくメッキのインレットやシフトゲートがポイントになりますね。インストの指示が細かいので助かります。
内装の表現はなかなかだと思います。フロントウィンドウから完成後もよく見えますよ。


ミウラの特徴のオーバーヘッドコンソールも塗装して取り付けます。



ボディカラーと室内とのコンビネーションです。
あとはシャーシを作っていきましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする