劇団四季の「エビータ」を見てきました。
前回は昨年2月に見てました。
私はアンドリュー・ロイド=ウェバーの作品では初期の「ジーザス・クライスト・スーパースター」や「エビータ」が好きなんです。
特に音楽は「エビータ」が最高、と思ってます。ラテン、ロック、クラシック風、オーソドックスなミュージカルナンバー、と様々なジャンルの音楽が見事にミックスされているところが素晴らしいと思います。
繰り返し使われるフレーズも効果的だし。
チラシにも「珠玉の音楽」とかなんとか書いてありました。脚本より音楽を聴けってことですか?(笑)
でもそこまで言うならテープ演奏はやめて欲しいなあ・・・最初のレクイエムとか、いきなりガックリさせられるんですよね・・・
全体的には「ジーザス」よりはマシなんですが。バンドの部分が「ジーザス」よりは少ないからでしょうか。いまどきあの「テケテケテケ」なギターの音はなんとかして欲しいのですが・・・(汗)
テープ演奏が仕方ないなら、せめてテープならではで、生演奏よりも編成厚くして録音するとかしてもいいのに。とにかく冒頭の葬儀の場面だけでもいいから何とかしてくれ~!
前回公演から新演出になったそうですが、秋劇場の高い空間を活かした装置と演出は見事でした。
そして、四季のダンスのレベルは高いなあと・・・振り付けもカッコイイし、演出もいいのだと思います。とにかく見ていてカッコイイと思うので。
・・・何と比べているのかというと、ダンス・オブ・ヴァンパイアですね~(汗)あんなダンス命の作品があんなだったのって・・・(汗)
ダンサーの技術のせいなのか、振り付けのせいなのか、演出のせいなのか・・・全部かもしれないけど(汗)おそらくは振り付けと演出の責任が重いかなあと・・・
あり得ないけど、結構四季でやったらなかなかな舞台になってたかもね、なんてことを考えてしまいました(汗)まあとにかくダンスが良かったです。
コーラスも申し分ないし。
最近の四季は主演格の力量を持った役者さんの層が上演中の作品数に対してあまりにも薄い、と感じますが、アンサンブルのレベルは非常に高いですね、さすがに。四季以外もレベル高くなりましたが、四季はやっぱりダンスのレベルが段違いに高いように思います。(「李香蘭」なんて踊りが無駄に上手くて悲しかった(汗)水兵さんがジャンプして踊ったりするのはどうもな~)
メインキャストは前回と全く同じでした。安心して見られるけど、ペロンくらいは違う人でも観てみたかったなあ・・・いや下村さんのペロンとても良いのですが。
井上智恵さんのエビータは、すっかり役を掴んでますね。安心してみていられます。あの不適な面構えとカッコイイ体の裁き方?が好きです。
歌も、元々クラシックの人だと思うのですが、「ブエノス・アイレス」のような激しいラテンナンバーもパワフルにこなしているのが良いです。彼女が出てくる前は「ブエノス・アイレス」でがっくり、だったので・・・(汗)
でも本当はもっとラテンらしく歌える人だともっといいんですけどね(汗)でもまあ合格点です。
しかし「こんにちわー! ブエノスアイレス」ってなんとかならないんでしょうか・・・(汗)あれではどんな上手い人が歌ってもダメですわ(汗)
ここくらい日本語にこだわらずに「ハロー! ブエノス・アイレス」でもよさそうな気がするんですが・・・
芝さんのチェも、安心して聞いてられますね~。前回見た時、「踊りがヘンでなくなってた」と思ったのですが、今回見たらやっぱりちょっとヘンでした(汗)でもやっぱり芝さんのチェじゃないとね、という感じですね~。
下村さんのペロンも、冷酷な感じがなかなか良いです。下村さんてペロンをやる時は恰幅良くするためにおなか周りに何か着込んでますよね?
まあとにかく、新演出で前よりよくなり、メインキャストも安定していて、アンサンブルも良いというわけで、大好きな音楽を心行くまで楽しみながら見られました。
後はテープ演奏がね~(汗)
帰宅後、ドイツで買ってきたドイツ語版エビータのCDをようやく聴いてみました(汗)
これ、ドイツ語訳がミヒャエル・クンツェなんですねー。まあ歌詞カードついてないし、だいたいドイツ語わからないのでだから何、という感じですが(汗)
聞いてみて、まずチェが上手いんだけど妙なコブシが入ってるというか、「もっと普通に歌えば?(汗)」という感じでした・・・
エビータも熱いんだけどなんだかちょっと下品・・・(汗)
最後のシーンはエビータが叫んでたりしました(汗)そしてチェの最後の台詞のあたりにも音楽がちょっと流れてましたね。
もしかしたらオリジナルはこうなのかなあ? そうだとすると、静かに終わる日本版は演出もなかなかかな、と思いました。
あ、ドイツ語でアルゼンチンが「アルゲンティーニャ」と聞えてびっくりしたのですが、実際には「アルゲンティーニエン」という感じなんですねー。
CDには入ってませんでしたが、「Buenos Aires, B.A.,Big Apple」というところはどうしてたのかな、というのが気になりました。そのままBig Appleか、それとも日本みたいに全部無視してちがうドイツ語にしてるのか。
ああでも、映画のサントラが聴きたいなあ・・・なんて思っていたら、前回の感想でも「今映画のサントラがヘヴィローテーション」と書いてありました(笑)考えることは同じだなー(笑)
前回は昨年2月に見てました。
私はアンドリュー・ロイド=ウェバーの作品では初期の「ジーザス・クライスト・スーパースター」や「エビータ」が好きなんです。
特に音楽は「エビータ」が最高、と思ってます。ラテン、ロック、クラシック風、オーソドックスなミュージカルナンバー、と様々なジャンルの音楽が見事にミックスされているところが素晴らしいと思います。
繰り返し使われるフレーズも効果的だし。
チラシにも「珠玉の音楽」とかなんとか書いてありました。脚本より音楽を聴けってことですか?(笑)
でもそこまで言うならテープ演奏はやめて欲しいなあ・・・最初のレクイエムとか、いきなりガックリさせられるんですよね・・・
全体的には「ジーザス」よりはマシなんですが。バンドの部分が「ジーザス」よりは少ないからでしょうか。いまどきあの「テケテケテケ」なギターの音はなんとかして欲しいのですが・・・(汗)
テープ演奏が仕方ないなら、せめてテープならではで、生演奏よりも編成厚くして録音するとかしてもいいのに。とにかく冒頭の葬儀の場面だけでもいいから何とかしてくれ~!
前回公演から新演出になったそうですが、秋劇場の高い空間を活かした装置と演出は見事でした。
そして、四季のダンスのレベルは高いなあと・・・振り付けもカッコイイし、演出もいいのだと思います。とにかく見ていてカッコイイと思うので。
・・・何と比べているのかというと、ダンス・オブ・ヴァンパイアですね~(汗)あんなダンス命の作品があんなだったのって・・・(汗)
ダンサーの技術のせいなのか、振り付けのせいなのか、演出のせいなのか・・・全部かもしれないけど(汗)おそらくは振り付けと演出の責任が重いかなあと・・・
あり得ないけど、結構四季でやったらなかなかな舞台になってたかもね、なんてことを考えてしまいました(汗)まあとにかくダンスが良かったです。
コーラスも申し分ないし。
最近の四季は主演格の力量を持った役者さんの層が上演中の作品数に対してあまりにも薄い、と感じますが、アンサンブルのレベルは非常に高いですね、さすがに。四季以外もレベル高くなりましたが、四季はやっぱりダンスのレベルが段違いに高いように思います。(「李香蘭」なんて踊りが無駄に上手くて悲しかった(汗)水兵さんがジャンプして踊ったりするのはどうもな~)
メインキャストは前回と全く同じでした。安心して見られるけど、ペロンくらいは違う人でも観てみたかったなあ・・・いや下村さんのペロンとても良いのですが。
井上智恵さんのエビータは、すっかり役を掴んでますね。安心してみていられます。あの不適な面構えとカッコイイ体の裁き方?が好きです。
歌も、元々クラシックの人だと思うのですが、「ブエノス・アイレス」のような激しいラテンナンバーもパワフルにこなしているのが良いです。彼女が出てくる前は「ブエノス・アイレス」でがっくり、だったので・・・(汗)
でも本当はもっとラテンらしく歌える人だともっといいんですけどね(汗)でもまあ合格点です。
しかし「こんにちわー! ブエノスアイレス」ってなんとかならないんでしょうか・・・(汗)あれではどんな上手い人が歌ってもダメですわ(汗)
ここくらい日本語にこだわらずに「ハロー! ブエノス・アイレス」でもよさそうな気がするんですが・・・
芝さんのチェも、安心して聞いてられますね~。前回見た時、「踊りがヘンでなくなってた」と思ったのですが、今回見たらやっぱりちょっとヘンでした(汗)でもやっぱり芝さんのチェじゃないとね、という感じですね~。
下村さんのペロンも、冷酷な感じがなかなか良いです。下村さんてペロンをやる時は恰幅良くするためにおなか周りに何か着込んでますよね?
まあとにかく、新演出で前よりよくなり、メインキャストも安定していて、アンサンブルも良いというわけで、大好きな音楽を心行くまで楽しみながら見られました。
後はテープ演奏がね~(汗)
帰宅後、ドイツで買ってきたドイツ語版エビータのCDをようやく聴いてみました(汗)
これ、ドイツ語訳がミヒャエル・クンツェなんですねー。まあ歌詞カードついてないし、だいたいドイツ語わからないのでだから何、という感じですが(汗)
聞いてみて、まずチェが上手いんだけど妙なコブシが入ってるというか、「もっと普通に歌えば?(汗)」という感じでした・・・
エビータも熱いんだけどなんだかちょっと下品・・・(汗)
最後のシーンはエビータが叫んでたりしました(汗)そしてチェの最後の台詞のあたりにも音楽がちょっと流れてましたね。
もしかしたらオリジナルはこうなのかなあ? そうだとすると、静かに終わる日本版は演出もなかなかかな、と思いました。
あ、ドイツ語でアルゼンチンが「アルゲンティーニャ」と聞えてびっくりしたのですが、実際には「アルゲンティーニエン」という感じなんですねー。
CDには入ってませんでしたが、「Buenos Aires, B.A.,Big Apple」というところはどうしてたのかな、というのが気になりました。そのままBig Appleか、それとも日本みたいに全部無視してちがうドイツ語にしてるのか。
ああでも、映画のサントラが聴きたいなあ・・・なんて思っていたら、前回の感想でも「今映画のサントラがヘヴィローテーション」と書いてありました(笑)考えることは同じだなー(笑)