ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

RotKサントラ完全版ライナーノートその1

2007年12月07日 | 指輪物語&トールキン
どうもイベントが多くてなかなかRotKサントラ完全版の話が書けませんでしたが、実は珍しくももうライナーノート読み終わってます。
その前に、サントラ関連情報?を。
完全版のライナーノートを書いてるDoug AdamsのブログがTORnで紹介されてました。チェックしてたらいつ出るんだかわからないサントラ本の発売情報なんかもわかるかも。
そんな記事の中で、サントラ公式サイトのANNOTATED SCOREをドイツ語訳した人たちがいるという話が出てました。
いいなあ~。だれか日本語訳も出してくれ・・・

ではライナーノートのお話。
まずは「指輪のテーマ」。ここでは一つの指輪のテーマや指輪の誘惑のテーマもひとまとめに取り上げてします。
デアゴル殺害のシーンの音楽(映画・DVDでは使われてません。通常版CDには入ってましたが)、サウロンのテーマと共に聴いたことあるよなないよなメロディが流れてますが、あれ「指輪の誘惑」のテーマなんですね・・・言われてみれば確かに。今まで気がつかなかった・・・(汗)
今回のライナーノート、各々のテーマに"The Fourth Age of Middle-Earth"(中つ国第四紀)というセクション?を設けていて、指輪破壊以降の音楽を区別?しています。確かに、指輪破壊以降の音楽は、それまでにない明るい曲調で、こういう風に分けられるとなるほど、と思いますね。まあ、RotK全体が、この第四紀を予感させるようなやや明るい音楽になっていると思いますが。
で、「指輪のテーマ」の第四紀バージョン?は、もちろん、バラド=ドゥア崩壊の時の音楽ですね。一つの指輪のテーマの変奏とも、サウロンのテーマの変奏ともとれますが、そもそもサウロンのテーマが指輪のテーマの変奏だそうですから。
これ、The Destructing of the Ringというテーマ名なんですね。
このテーマ、TTT SEEのアラゴルンとガンダルフの会話のシーンにも出てきてたとちゃんと書かれてました。やっぱそうだったんだ~

続いてホビット関連のテーマについて。
ずっと気になっていた、メリーとピピンのテーマもとい「ホビットのテーマ」のPlayful Settingが「望みと思い」やピピンが烽火台に登るシーンで使われている・・・という話が出てなくて残念。あれー、違うのかなあ。
サムがオークの塔に殴りこむ???シーンのホビットのテーマの変奏はHeroic Settingというのだそーです。うーむ(汗)そうすると、サムが「家に帰れ」と言われて泣いてるシーンの音楽もHeroic Setting?
あと、なんとMerry the Warriorなんてのがあってびっくりです。うーん、嬉しいようななんか違うような・・・ちょっと複雑。
そして、デアゴルとスメアゴルのシーンの音楽は、メリーとピピンとおなじようなもうひとつのコンビとして捉えていて、音楽もそれを反映しているのだそうです。ん~、そういえば例のPlayful Settingに似てるかも。(ライナーノートにはそうは書かれてないのですが)
そしてホビット関連の第四紀の音楽は、サムが家に帰った時のティンホイッスルのメロディですね。The Shire Rebornと名前がついてましたが。

ドワーフの音楽は、TTTでもギムリの突撃のシーン(汗)の音楽だけでしたが、RotKでも飲み比べのシーンの音楽のみでした・・・
しかし、あの音楽、やっぱりギムリの音楽だったんだなあ。レゴラスじゃなくて。
この曲は、ホビットのテーマとも関連あるそうです。そういやデアゴルとスメアゴルのシーンの曲と似てますよね、リズムとか。

たいして書いてませんが、意外と書くの時間かかるので(汗)続きはまた次回に。
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