ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

RotKサントラ完全版ライナーノートその2

2007年12月14日 | 指輪物語&トールキン
やっとRotKサントラ完全版のライナーノートの話が書けます(汗)
というわけで前回の続きから。
人間関係のテーマでは、まずはゴンドールのテーマについて長々と紙面を割いて説明しています。
ここでびっくりしたのが、RotKになってから出てきた、後半が違うメロディになっているパターン(「ミナス・ティリス」や予告編で流れてたやつ)の、後半のメロディが「アラゴルンのテーマ」だということでした。
うーん、このアラゴルンのテーマ、どうも印象が薄くてつい存在を忘れてしまうのですが・・・(汗)そもそもテーマというか、単なる音階というか(汗)しかも出てくる度に違うし・・・
ちなみにこのテーマ、初登場が躍る小馬亭でのアラゴルン登場シーン。わかりやすいのはアモン・ヘンの戦いが始まったところのメロディですかね。TTTでアラゴルンが川岸に流れ着くシーンの、シーラ・チャンドラーが歌うBreath of Lifeもメロディラインがアラゴルンのテーマなんだそうです。ね、同じテーマとは思えないですよね・・・?
さらに、このゴンドールのテーマの後半部分、アラゴルンだけでなく、旅の仲間のテーマ、白の乗り手のテーマとも関連があるのだそうです。そしてその理由を、「ゴンドールを導いて行くのがアラゴルンとガンダルフだから」みたいなことが書いてあって、確かに映画ではそういう設定だけどうーん、と思いました(汗)
それから、ファラミアとデネソールの場面で流れているのは、Faramir and Denethorという名前がついてました。ゴンドールのテーマの変奏と思われますが。
ここでパンフルートが使われているのは、ゴンドールの歴史の古さに欧州最古の楽器をあわせたということだそうですが、実質的にファラミアのための楽器、ですよね。
他にウッドフルートもファラミアをあらわしているそうで、エオウィンとファラミアのシーンの笛がこのウッドフルートだそうです。(これは最後の楽器のところに書いてあったのですが)
そうか、あの場面ファラミアのイメージの楽器で演奏してたんですね。曲は多分エオウィンのテーマの変奏だと思うので、ファラミアの楽器でエオウィンのテーマをやってたのならなかなか面白いですが、残念ながらそのことについては記述がなかったです。ANNOTATED SCOREには書いてあるかなあ・・・
ミナス・ティリスのテーマについても記述ありました。目新しいことは書いてなかったと思いますが・・・(すでに忘れかけてる(汗))
そして、ゴンドール関連のThe Fourth Age of Middle-Earthは、戴冠式やフロドとサムが王の像を観る場面で流れた曲、Gondor Reborn(ゴンドールの再生ってとこですかね?)が取り上げられてました。私は「王の帰還」と呼んでたんですが。
ローハンのテーマについては特に目新しいこと書いてなかったかな。
エオウィンのテーマは、TTTから出てきていたEowyn and Aragorn、Eowyn Shieldmaiden of Rohan、Eowyn and Theodenと3つに分けて書いてありました。Eowyn Shieldmaiden of Rohanって、単なるエオウィンのテーマって気がしましたが・・・(汗)
Eowyn and Theodenって、わりと出てくるたびに雰囲気違うような気が。いまひとつ認識できてません・・・(汗)
続いての旅の仲間のテーマも特に目新しいことは書いてなかったかな。
白の乗り手のテーマについては、「望みと思い」に出てきていることなどが書いてありました。うーん、で、メリピピのテーマはどうなんでしょうか・・・
この白の乗り手のテーマ、ゴンドールのテーマとも関連があるのだそうです。なぜかというとガンダルフがゴンドールを導いて行くから・・・ってまたそれですかい(汗)

また中途半端なんですが、とにかく書くの時間かかるので、続きはまた次回に・・・
その3で終わるかその4まで行くか、微妙なところになって来ました(汗)
コメント
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