ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

トリツカレ男

2007年12月08日 | ミュージカル・演劇
久々にキャラメルボックスの舞台を観てきました。
キャラメルは、昔からサポーターズクラブに入っていRちゃんが行く時に便乗して一緒に見ているのですが、このところRちゃんが忙しくて、見に行くのは久々。
Rちゃんが好きな菅野さんが久々に出ているのと、私が結構好きな畑中くんが主演というので、見に行くことになりました。
畑中くんは前説やってた頃にいいなーと思ってたのですが、主演だとそうでもないかな・・・(大汗)
話の内容については特に感想はありません(爆)今回はツッコむ気もあんまり起こらないですね~。
もともとキャラメルの方向性はあまり好きではなくて、ギャグを楽しむためだけに行っているようなものですが、それでも「こんないかにも泣かせるところで泣いてたまるか」と思いつつ泣いてしまうこともあるし、それなりに感動してしまうこともあるのですが、今回はそれもなかったなあ。
まあ、そもそも原作が好みではないのでしょう、多分。ただし、どんな作品もキャラメルテイストにしてしまうのがこの劇団のすごいところなので、実際に原作読んでみないとわかりませんけどね。(読む予定ないですが・・・)
ただ、ひとつだけ疑問に思ったのは、なんでイタリアが舞台なのか、日本じゃダメなのか、ということでした。日本人が書いてるのに。
全く架空の国とかだったらまだわかるんですが・・・
日本が舞台だと、言葉が通じない外国人の話はリアルでデリケートな題材になってしまうからかな、と想像はできます。でも、イタリアでだって移民問題はリアルでデリケートなもののはずだと思うけどなあ・・・
リアルなところを除いて、ファンタジーが書きたかったのだろうなあと想像はするのですが、なんか逃げてるよなあ・・・と思ってしまうのでした。まあ、個人的な感想ですので・・・
まあ、舞台的には、イタリアっぽいセットや衣装はなかなか良かったですけど。
そんなわけでストーリーは「ふーん」でしたが、ギャグは結構笑えたので、キャラメル鑑賞としてはまあ満足です。
ビアンカの子供らしくない冷めたツッコミが良かったなあ。特に「日本の赤字国債」はかなりツボに入りました(笑)
言葉が片言なのも上手くギャグに利用していて、このあたりはさすがだなあと思いました。
マフィア三人組もなかなか。三人というか、菅野さんと筒井俊作さんが面白かったんですが。筒井さん面白くなったよなあ。
背が高い岡田達也さんがハツカネズミ、という強引なキャスティングも結構おかしかったです。
今回、ギャグ的に大好きな篠田さんと阿部丈二さんが出てなかったし、西川さんもあまり笑わせる役どころではなかったんですが、それでも結構笑えて良かったです。
そういや、フィオリーナ、マルコ、アメデオって「母をたずねて三千里」ですよね、世界名作劇場の。この三人、舞台オリジナル?
あ、劇中の仮面祭りのシーンの大道芸が上手くてびっくりでした。あれ出演者の人たちがやってたんですよね・・・!?
あと、劇中いきなり歌いだしてびっくり(汗)ミュージカル化しつつあるんですかね・・・なんか「サボテンの花」もミュージカルというか音楽劇だったらしいし・・・
というわけで、そこそこ楽しんで参りましたです。
コメント (2)
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