大好きなウーマン・イン・ブラック、5年ぶりに見てきました。
大好きだけど、あんまりたくさん見ると緊張感が薄れるから・・・と再演しても1回だけ観に行くことにしているのですが。きっとまた再演すると信じているので。
再演の舞台はネタバレフリーでやっている私ですが、この作品はネタバレ命だと思うので、詳しい感想は書けないのですが・・・
今回3回目(いやロンドンで1回観たの入れたら4回目か)なんですが、久々のせいか、結構細部を忘れていたので、結構怖かった!
でも初めて見た時の恐怖を思えばどうってことないですけどねー。あの時はもう心臓バクバクで怖いったらなかったなあ。
2幕になって、舞台ほぼ真っ暗状態で観客もヤングキップスと一緒に閉じ込められた感漂うあたり、ホント初めて見た時は「もう帰る~」と思うくらい怖かったなあ、と思い出しました。
一度見ちゃうと、どの程度の怖さかわかるので安心して見てられるのでホッとする・・・(笑)
しかし、本当によくできた舞台だなーと思います。セットも照明も音響も、どうやったら怖がらせられるか、計算され尽くされている感じ。
そして、怖がらせることが目的の部分も多々あるんですが、それだけに留まらない、じんわりと沁みてくる悲しみと恐怖。
この暗さ、さすがイギリスっぽいホラーだなあと思います。
しかし、上川さんだったかが、本場イギリスのは日本よりもカラっとしている、日本の方が湿気がある感じ・・・と言ってましたが。私もイギリスで見たけど、カラっとしてたかな? 少なくとも、なんか日本の方がいいな・・・と思ったのは確かです。見慣れているからというのもあると思うけど。
日本の方が良いと思う最大の理由は斎藤晴彦さんなんですが。あの軽妙なおかしさと、視線で語る悲しみと恐怖・・・改めて上手いなあと思いました。
ぼそぼそと喋るオールドキップスから劇中劇の役の人物にコロっと変わる絶妙なおかしさとか、ポニーの馬車のシーンのおかしさとか、なかなか他の人にはできないと思います。
ロンドンで見ていても、ポニーの馬車の「そ~れ」がなくてなんだか寂しかった・・・(笑)
対するヤングキップスの上川さんは、それまで毎回変わっていたのに上川さんになってから定着した、というのに納得するくらいのハマり役ですね。
初登場の時には今思うとまだ固さがあったな・・・というか、斎藤晴彦さんに負けてる感じがあったのですが、前回公演ではもう互角に渡り合う堂々たる演技になってたと思います。
冒頭の「演技してる演技」とか上手いよなあ。「下手な演技の演技」ならまだしも、「普通に上手い演技の演技」って・・・。
途中から演技を超えた本当の恐怖に変わっているのがちゃんとわかるあたりがすごいなあと思いました。
文句なしの演じ手を得て、装置と照明と音響で恐怖の空間を生で感じられ、最後には哀しくもゾッとする体験ができる・・・やっぱり素晴らしい舞台だなあと思いました、改めて。
ロンドン公演、地元の反応がどんなだか見てみたかったなあ。きっと絶賛されると思うのですが。
(しかしロンドン公演、英語字幕がドレスサークル(2階席)しかないってのどうなんでしょうね・・・)
とりあえずはロンドン公演の成功を祈ります。そして、また再演して欲しいですね・・・!
ところで、あんなに静かな舞台なのに、2幕で2回も携帯が鳴ってた・・・
しかも着メロが森のくまさんとポニョ・・・(汗)
もしかして、携帯OFFのお願いを演出家の人が英語で言ってたのが原因なのでは・・・!?と思ってしまいました(汗)
大好きだけど、あんまりたくさん見ると緊張感が薄れるから・・・と再演しても1回だけ観に行くことにしているのですが。きっとまた再演すると信じているので。
再演の舞台はネタバレフリーでやっている私ですが、この作品はネタバレ命だと思うので、詳しい感想は書けないのですが・・・
今回3回目(いやロンドンで1回観たの入れたら4回目か)なんですが、久々のせいか、結構細部を忘れていたので、結構怖かった!
でも初めて見た時の恐怖を思えばどうってことないですけどねー。あの時はもう心臓バクバクで怖いったらなかったなあ。
2幕になって、舞台ほぼ真っ暗状態で観客もヤングキップスと一緒に閉じ込められた感漂うあたり、ホント初めて見た時は「もう帰る~」と思うくらい怖かったなあ、と思い出しました。
一度見ちゃうと、どの程度の怖さかわかるので安心して見てられるのでホッとする・・・(笑)
しかし、本当によくできた舞台だなーと思います。セットも照明も音響も、どうやったら怖がらせられるか、計算され尽くされている感じ。
そして、怖がらせることが目的の部分も多々あるんですが、それだけに留まらない、じんわりと沁みてくる悲しみと恐怖。
この暗さ、さすがイギリスっぽいホラーだなあと思います。
しかし、上川さんだったかが、本場イギリスのは日本よりもカラっとしている、日本の方が湿気がある感じ・・・と言ってましたが。私もイギリスで見たけど、カラっとしてたかな? 少なくとも、なんか日本の方がいいな・・・と思ったのは確かです。見慣れているからというのもあると思うけど。
日本の方が良いと思う最大の理由は斎藤晴彦さんなんですが。あの軽妙なおかしさと、視線で語る悲しみと恐怖・・・改めて上手いなあと思いました。
ぼそぼそと喋るオールドキップスから劇中劇の役の人物にコロっと変わる絶妙なおかしさとか、ポニーの馬車のシーンのおかしさとか、なかなか他の人にはできないと思います。
ロンドンで見ていても、ポニーの馬車の「そ~れ」がなくてなんだか寂しかった・・・(笑)
対するヤングキップスの上川さんは、それまで毎回変わっていたのに上川さんになってから定着した、というのに納得するくらいのハマり役ですね。
初登場の時には今思うとまだ固さがあったな・・・というか、斎藤晴彦さんに負けてる感じがあったのですが、前回公演ではもう互角に渡り合う堂々たる演技になってたと思います。
冒頭の「演技してる演技」とか上手いよなあ。「下手な演技の演技」ならまだしも、「普通に上手い演技の演技」って・・・。
途中から演技を超えた本当の恐怖に変わっているのがちゃんとわかるあたりがすごいなあと思いました。
文句なしの演じ手を得て、装置と照明と音響で恐怖の空間を生で感じられ、最後には哀しくもゾッとする体験ができる・・・やっぱり素晴らしい舞台だなあと思いました、改めて。
ロンドン公演、地元の反応がどんなだか見てみたかったなあ。きっと絶賛されると思うのですが。
(しかしロンドン公演、英語字幕がドレスサークル(2階席)しかないってのどうなんでしょうね・・・)
とりあえずはロンドン公演の成功を祈ります。そして、また再演して欲しいですね・・・!
ところで、あんなに静かな舞台なのに、2幕で2回も携帯が鳴ってた・・・
しかも着メロが森のくまさんとポニョ・・・(汗)
もしかして、携帯OFFのお願いを演出家の人が英語で言ってたのが原因なのでは・・・!?と思ってしまいました(汗)