JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

月を嵐に拉致されて

2006年10月06日 | m-o

今日は中秋の名月をめでる『お月見』の晩ですが、十五夜お月さんも台風のような嵐に飛ばされて、どっかに行っちゃったって感じです。雨で見えない仲秋の名月を『雨月』と呼ぶらしいですね、でも今日はそんな風流な晩とは言い難い。

朝からの風雨が収まらず
「今日はさっさと帰った方が、こりゃ正解だな」なんて言っていたのに、そんな日に限って、夕方から仕事が入ったりするんですよね。安全運転に心がけ、なんとか9時頃帰宅いたしました。おかげで、月見団子作りのめんどうからは解放されましたけど

そうそう、突然ですが問題です。
「今日は仏滅、では昨年の仲秋の名月の日はどうだったでしょうか?」
チッチッチッチッ・・・・・・・・チーン
「はい、正解は仏滅でした。」

はははは、じつはですね、仲秋の名月の日は、今年、去年だけじゃなくて、ずーーっと毎年、誰がなんと言おうと、仏滅なんです。
よかったら、明日あたりミニ知識としてお使いください。

えっ?それだけじゃ足りない?
でもねぇ、先日、仲秋の名月については語ってしまったので・・・・・・・・

それじゃぁ、仲秋の名月の別名を
「望月夜」これはもともと満月ということですが、やはり特に中秋の名月を指しますね。 「三五の月」これは3×5=15で、十五夜っていう洒落。他にも「名高き月」「 端正の月」なんてえのがあります。

今日のような「雨月」のときには、明日明後日の十六夜(いざよい)、十七夜(たちまち)に期待をして、早寝を決め込みたいところですけど、うるさい嵐の音で眠れそうもありません。一杯飲みながら本でも読みましょうか。

さて、何を聴きながら飲むかが問題です。
そこで、選んだのが今日の一枚。ブルース弾きの名手といわれた、ジュニア・マンスがリヴァーサイドの傍系レーベル、ジャズランドにいれた彼の代表アルバムです。
「ソウルフルとは奥底にある感情を表現することだ」と自ら語ったマンス、難しいことは抜きにして、一杯やりながら聴くアルバムとしてはベスト・チョイスだと思います。

THE SOULFUL PIANO OF JUNIOR MANCE
1960年10月25日録音
JUNIOR MANCE (p) BEN TUCKER (b) BOBBY THOMAS (ds)
1.THE UPTOWN
2.RALPH'S NEW BLUES
3.MAIN STEM
4.DARLING JE VOUS AIME BEAUCOUP
5.PLAYHOUSE
6.SWEET AND LOVELY
7.OO-BLA-DEE
8.I DON'T CARE
9.SWINGMATISM