夜、父(もう亡くなっておりますが)の知人が訪ねてこられるというので、急ぎ帰ってまいりましたが、帰宅早々に「お母様がご在宅の時に改めて伺います。」との連絡、
「なんだよ、チクショウ!せっかく飲まずに帰ってきたというに・・・・」
今日は、再度出かける元気もなく、おとなしく自宅にこもることにいたしました。
先日、あずきさんのブログに「性格診断」なるものが紹介してあり、さっそく私も診断を試みました。
あずきさんのところには、「あまりにも持ち上げられた気分で、ここにご報告するにはちと赤面ものでしたので、それは差し控えさせていただきます。」などとコメントを残したのですが、あずきさんの強い要望にこたえ(うっそでーす!)、恥ずかしながらここに結果を発表させていただきます。(笑)
「バブ フデキ」さんはこんな人
一見、真面目で堅いという感じがありますが、しっかりしたなかに優しさと知性も感じさせます。内面は感受性豊かで、芸術や文学・歴史といったものに趣味が広く、また、仕事の分野でも広い知識や知見でものごとを判断して人を導いていける頭の良さと、人がついてくる多くの人を受け入れる感性を持った人です。特に、いつまでも一つのことににこだわらず、さっぱりした性格であるので好かれます。
我が友人に、この結果を聞かせれば、間違いなく嵐のような突っ込みにあうことでしょう。
「一見真面目そう」・・・・フムフム、これはあえて否定はしません。
「しっかりした中に優しさ?知性??????」・・・・だれだ!笑ってんのは!
「趣味が広く?」・・・・浅く広くだろうな、もしくは、シミが広がってきてるとか
「人を導いていける頭の良さ?」・・・・そんなものがあったら出世してるかもねぇ
「いつまでもこだわらない」・・・・う~ん、これは忘れっぽいということなら当たってる。
なんだかなぁ、もしこの通りの性格なら、なんとも魅力的な人間ではありませんか、わ・た・し
今からでは遅いかもしれませんが、一歩でも自分の性格(?)に近づけるよう努力いたします。
「バブ フデキ」さんに気に入られるには?
広い知識と見識を持っているので、知的センスのない人は嫌われます。また、知識を振り回すような人、真面目過ぎて堅すぎて面白みのない人、強引な人、しつこい人は嫌われます。知的な話題、文化的な話、精神的な交流をさりげなく出来るとともに、素直に聴くことの出来る態度が喜ばれます。諭すことの好きな人ですから。
う~ん、たしかに「素直に聴くことの出来る態度」こういう人は好きです。特に女性はこういう人がいいなぁ・・・なんちゃってね。
「そういう女(ひと)じゃなくて、悪かったわね!」
えっえっ、空耳か? どこかで鬼のような声が聞こえる・・・・・・
ともかく、興味ある方はお試しあれ。
さて、今日の一枚はズート・シムズです。
デュクレテ・トムソンというのは、フランスのレコード・レーベル、それ故にオリジナル盤は非常に少なく、とんでもない高値が付いているそうであります。
国内盤もそうそうお目にかかれない代物だったので、幻の一枚などと今日のだれかさんの「性格診断」みたいに、持ち上げられていたアルバムでもあります。
ジェりー・マリガンとのヨーロッパツアーの際、フランスのピアニスト、アンリ・ルノーに誘われ行った録音です。
ズートの持ち味である豪快なテナーは、ほんのちょっと置いといて、逆に熱くなりすぎたジョン・アードレイをなだめるふうさえ感じられるというか、いや、それでもズートのぶっといテナーは健在なんですよ。
つまり、この頃の他のズートとは、ちょっとだけ別味のズートが楽しめるということです。
幻だの、貴重なだのいうことより、「こんなズートもいいんじゃない」っていう感覚で聴いてみて下さい。
ZOOT SIMS ON DUCRETET THOMSON
1956年3月16日録音
ZOOT SIMS(ts) JON EARDLEY(tp) HENRI RENAUD(p) EDDIE DE HASS(b) CHARLES SAUDRAIS(ds)
1.CAPTAIN JETTER
2.NUZZOLESE BLUES
3.EVERYTHING I LOVE
4.EVENING IN PARIS
5.ON THE ALAMO
6.MY OLD FLAME
7.LITTLE JON SPECIAL
追伸、
私が持っているのは、もちろんオリジナルではありません。
もしお持ちじゃなくて、オリジナルが欲しいという方は、そうとうの出費と探す苦労を覚悟して下さい。
こだわらない方は、CDで再販されていますのでそちらをどうぞ。