そろそろ正月気分から抜けだし、シャキッとしなければいけません。
思えば毎年のこととはいえここ一週間は肝ちゃんに負担ばかりかけておりましたので、今日は休肝日にいたしました。(偉い!・・・・何が)
土曜日恒例の散歩も短い距離ではありましたが再開し、なんとか明日中には頭も体も標準モードに切り替えたいと思います。
午後になって、することもなく
「何しようかなぁ~~~~~」
考えてみると、この正月休みは酒飲みばかりに明け暮れて映画を観ていなかったことに気付きました。(いまさらかい)
そこで今日は新作DVD鑑賞会をすることに、まぁ正月ですからゴチャゴチャ考えずに観られるものと思い『オーシャンズ13』と『舞妓Haaaan!!!』の二本を選びました。(あれ?新作ですよね?)
『オーシャンズ13』は、正直期待もせずに観たのですが、まぁそこそこ。二作目『オーシャンズ12』よりは楽しめたように思えます。でもやっぱり第一作目が一番良かったかな。
そもそもフランク・シナトラの『オーシャンと11人の仲間』のリメークというイメージで一作目も観たのですが、内容はまったく別もので面白かったですよね。
「シナトラ一家」も「クルーニー一家」もムチャクチャカッコイイんだよなぁ、だからといって何処かの中学生みたいに真似をしちゃぁいけませんけど、
そうそう、『オーシャンズ13』のなかでもシナトラの「THIS TOWN」が流れてましたけど、やっぱり原作に敬意を表してのことなのでしょうかねぇ?
『舞妓Haaaan!!!』これは好きですねぇ、
基本的に「大人計画」の役者さんて好きなんですけど、阿部サダヲさん、良いです。
「舞妓と野球拳をする」との人生最大の目標にただただ突き進むというのもいかがなものかと思いますが、「脇息(きょうそく)にもたれて、舞妓の舞を観ながら、美人の酌で一杯」てなお大臣遊びには、男であれば誰しもが憧れるものではないでしょうかねぇ。
なかには「舞妓も芸子も女郎もいっしょ」なんて世間知らずもおりますが、高級クラブに行ってもすぐに「今晩どう?」なんてホステスを誘う、そんな無粋な輩が近づくことも出来ない粋な遊び場(京では粋とは言わないでしょうが)で、遊べるだけの器量を持ちたいものです。いわゆる『大人の器量』ってやつですか。
えっ?あんたには一生無理だって?
そんなことありませんよ、これからこれから・・・・・・っていつから言ってたっけなぁ(トホホホホ)
そうそう、そういった点で、堤真一演じるプロ野球選手、内藤貴一郎、あんなんを格式高い『お茶屋』で遊ばせちゃいけませんやね。
おっと、映画の中身は禁物でありました。
テンポの良さはいかにもクドカン、ゴチャゴチャ考えずに観るにはもってこいの映画でした。
さて、今日の一枚ですが、フランク・シナトラっていうのも考えたんですけど、やっぱりその気になれなかったもので、アート・ファーマーを選びました。
この頃のアート・ファーマーはけして個性的なトランペッターという感じはありません。それでも、クリフォード・ブラウン、マイルス・デイビス、チェット・ベーカー等々人気トランペッターが多かった時期を生き抜いていた事実が、彼の実力を示す証のように思います。
このアルバムの最大の魅力は、共演者でしょうか。
ハンク・モブレーはもとより、ケニー・ドリュー、エルビン・ジョーンズのリズムセッションが私にはたまりません。
「やっぱ、この頃のケニー・ドリューだよなぁ・・・」
なんて、一人悦に入ったりして(笑)
私は好きなアルバムです。
FARMER'S MARKET / ART FARMER
1956年11月23日録音
ART FARMER(tp) HANK MOBLEY(ts) KENNY DREW(p) ADDISON FARMER(b) ELVIN JONES(ds)
1.WITH PRESTIGE
2.AD-DIS-UN
3.FARMER'S MARKET
4.REMINISCING
5.BY MYSELF
6.WAILIN' WITH HANK