行きずりの街 志水 辰夫
再読です。
ずっと我が家の棚の上に乗っていた文庫本ば何となく懐かしくなって読み始めたとです。
何じゃ!こりゃ!あんまい面白すぎてオイは今、初めて読んだような気がしてきたとです。
最近、物忘れが激しくなったからと言うてもオイは一体あの時、何を読んでいたのじゃろうか・・・・・・・・。
ばってん、久しぶりのシミタツ作品は20年前位の設定でも、今でも揺るがん独特のもんに驚くとです。
物語は、女生徒と恋愛そして結婚した事がスキャンダルとなり都内の名門学園を追放され
郷里で塾講師となった波多野は失踪した塾の教え子を探しに東京へ行くとばってん
そこに待っていたのは自分を追放した本当の黒幕が教え子の失踪に絡んでいた事が・・・
そして波多野の妻だった雅子との再会が・・・・・・・。
この本は、ミステリーでもハードボイルドでも無かと思うとです。
オイは恋愛諸説だと勝手に思い込んで読んどりました!(^^)!。
ばってん、そいにしても志水さんの独特の情景描写には毎度、感服するとです。
一度も開くことはないだろう文学全集の本・・・・・・・・オイの事ば言われておる気がしたとです・・・。