幻想電氣館 堀川アサコ
高校生のスミレには幽霊が見えるのです。
誰にも秘密にしていたのに、新しいクラスで自己紹介の時
スミレは何故かその秘密を告白してしまうとです(ここがオイには分からない)。
誰もスミレに近づかなくなったある日(当たり前たい)、スミレは駅の裏にある古びた映画館に入り込むとです。
そこで働く映写技師に一目ぼれしたスミレは映画館でアルバイトば始めるとです。
不思議な映画館(ゲルマ電氣館)に現れる色んな幽霊たちが見えるスミレは一体どうなるとでしょうか?
ファンタジー小説だと思いながら読んだとばってん、怨霊とか出てくるわりには何か軽いとです。
ひとりひとりが中途半端で終わっているとです。
最初にど~~んと物凄いキャラで出てきたスミレの大叔母タマヱが途中からいなくなったり・・・・・・・
まぁそいでも、時々はオイオイと突っ込んで笑う所もあったり
生霊たちが自分の人生を映画館で観ながらこの世を去る場面があったりで・・・・
他の作品で「幻想郵便局」も読んでみてもよかかなぁとも思うとです。