はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

こんな楽しみも

2007-03-31 21:39:56 | 京都・舞妓さん変身体験(その他いろいろ)
今度舞妓さん変身の体験をする時に、自分が持っている簪を持ち込もうと思います。
画像の簪は舞妓さんの花簪の他に髪に挿す物で、桜の金属で出来た簪は既製品ですが、蝶々はブローチで、専用の台を付ければ簪に出来ます。
ブローチの後ろに付いている安全ピンを台の金具に通すと簪の出来上がり。
でもこのままだと固定されてなくてぷらぷらブローチが動くので、熱で溶かして取る事が出来る特殊なボンドを接着して固定しました。
舞妓変身のお店に置いているのも良いけど、自分の好きなデザインのを使ってしまおうという楽しみもあります。
本物の舞妓さんも、既製品の簪だけでなく、自分で好きなデザインのを購入したり、お客様からのプレゼントのブローチで同じように簪にしている方が多いです。
舞妓さんの花簪は決まり事があるので皆ほぼ同じような物になりますが、こういう所で個性を出したりするようです。

どちらを使うかは当日決めようと思います。


お正月の花簪と稲穂の簪

2007-01-07 22:16:59 | 京都・舞妓さん変身体験(その他いろいろ)

舞妓さんが挿すお正月の花簪は毎年デザインが変わるそうです。
松、竹、梅、寒菊、羽子板、扇、鶴などのおめでたいものをモチーフにするとか。
今年は梅と羽子板。舞妓さんが挿すのより小さい簪を買いました。可愛いし、毎年のデザインが可愛いので、来年も買おうと思います。

お正月は稲穂の簪も挿します。普段はあまり簪を挿さない芸妓さんもお正月の正装の時にはこの簪を挿すそうです。
稲穂の簪には白い小さい鳩と、梅の花か結び文が付いていて、梅の花は赤ピンク白と三種類あります。梅は舞妓さん、結び文のは芸妓さんがそれぞれ挿しているのを見たことがあります。

稲穂の簪は本物の稲穂でちゃんとお米が入っています。
芸舞妓さん達はこの稲穂の粒を千社札でくるんだのをお客様に渡す事があるそうです。籾の中にお米が入っているのが、実を結ぶとか実になるとかそういった意味があったと思うのですが、うろ覚えなので違うかも(^_^;)
鳩には目が入っていないので、好きな人に目を入れて貰ったりするそうです。
私のは目を入れてくれる人がいないので目は入りません…