はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

稲穂の簪

2009-01-10 14:11:53 | 舞妓の衣装・装飾品

京都の芸舞妓さんは、年が明けて1月15日までは髪に稲穂の簪を挿します。
簪は本物の稲穂でお米が入っていて、作り物の鳩や梅の花などの飾りがついてい
ます。

その簪を挿している期間は、芸舞妓さん達はこの稲穂の粒を紙に包んだ物をお客
様に縁起物としてプレゼントするそうです。
お財布に入れておくと金運に恵まれるらしいです。
以前お会いした舞妓さんが、稲穂の粒を取って和紙で包み、さらに千社札で包ん
だ物をくれました。
これなぁに?と聞きましたら、金運に恵まれると教えてくれました。
以来ずっと財布に入れたままですっかり汚れてぼろぼろですが、これを見ては、もう舞妓さんではない彼女との思い出に浸ったりしています。

 


お俊

2009-01-10 13:46:31 | 京都・舞妓さん変身体験(髪型いろいろ)

舞妓さん変身ではないですが年末に日本髪を結いました。

お俊という髪型で、昔の町娘さんが結っていました。
現在は節分などで京都の舞妓さんが結うそうです。
同じく、節分などで舞妓さんが結うおしどりと良く似ていますが、髷を割って鹿の子などの飾りの布を見せているのが特徴だそうです。
今回はがき髱(つと)というものを使用し、後頭部の形がいつもと違います。
普段はもっと丸みのある髱です。
襟足を櫛で梳く時はいつもと髱の形が違うのでやりにくかったです。

  

今回は今まで日本髪を結っていただいていたのと違う美容室で結いました。
髪結いさんごとに結い方や癖も若干違いますので、いつもとは違う気分です。
私は橋(しっぽのような付け毛)の付いた髷が好きなのですが、橋の取り付け方も付け毛の長さなどで変わるとか。
髪結いさんから伺うお話はとても参考になるので面白いです。

 

 

日本髪を結う時の楽しみは簪。
大晦日はまだ12月なのでまねきの簪。
年が明けてからはお正月の簪。
お正月の簪は毎年デザインが変わり、ここ何年かは毎年購入しています。
大晦日に京都より届きました。今年のデザインは寒菊に松葉と竹でしょうか?
 


師走の京都と嵐山花灯路

2009-01-10 13:40:52 | 京都・観光

嵐山の花灯路に行ってきました。
花灯路は前々から一度は行きたいと思っていました。ちょうど開催時期に京都に行く用事があったので行ってみることにしました。

  

嵐山花灯路のメインはライトアップされた渡月橋でしょう。
ライトアップの電力は水力発電と聞きました。へぇ~。
普段は夜が早い嵐山。渡月橋だけでなく、竹林や近隣の寺社もライトアップされ夜間拝観も出来ます。

  


あそこのお寺、このお寺も拝観しよう!と意気込んでいたのですが、寒さと疲れで早々と退散する私・・・・
歩きやすい靴にしっかり防寒対策をするべきでした。
でも幻想的な景色を少しでも見られたので満足満足。