「京あるき」という、東京で開催された京都を紹介する大型イベントの一環で行われた、「京あるきin日本橋、舞妓はんとオペランチ」という有料イベントに参加しました。
午前中に東京駅八重洲口前の京都館にて待ち合わせ、舞妓さんのお出迎えがあり、しばし京都館内を見学後、案内人さんやサンケイリビング社の編集長さん、他の参加者の皆さんと日本橋観光へ出発。
日本橋高島屋の近くにある「東海東京証券」にて、花街写真家として著名な溝縁ひろしさんの写真展、「京都・花街の伝統美」を見学。
溝縁さんご本人も来場されていて、写真の説明をしてくださいました。
まだ白黒写真の、かなり古い時代のものから現在のものまでありました。
東海東京証券はギャラリースペースがあって、写真展や様々な展示を行っています。
写真展の後は、タクシーで人形町へ。
「東京唐草屋」さんにて風呂敷包みの体験。
三種類の結び方を教えていただきました。
名前や家紋入りの風呂敷、今度作ってみようかな。
人形町を散策しながら、人形町の老舗についての説明をいただきました。
有名な鳥料理のお店の親子丼ランチ目当ての人や、有名な人形焼のお店、水天宮の参拝客であちこち大行列でお祭みたいな賑わいでした。
「玉英堂彦九郎」さんで「虎家喜」をいただきました。
美味しかった。
和菓子もどれも綺麗で、今度ゆっくり買いに行こう。
桜餅を買いたかったけど、こちらは人気商品は早く売り切れるらしいです。
玉英堂彦九郎さんは創業が安土桃山時代の天正4年(1576)で、昭和になってから京都から東京に移ったそうです。
勤王思想家・高山彦九郎が、荒れた御所を拝し涙した後に立ち寄りお酒を飲んだのが玉英堂で、その縁で店名が玉英堂彦九郎となったそうです。
高山彦九郎といえば、三条京阪駅前に銅像があって、通称「土下座」として京都の待ち合わせスポットとして有名です。
人形町は、「東京の京都」なのですって。
和菓子屋さんや扇屋さんなど、京都から来たお店が多いそうです。
散策後はロイヤルパークホテルの最上階のレストランにてランチです。
素晴らしい青空に隅田川。
お料理は、京野菜や甘鯛、和牛のフィレ肉など、美味しかった〜。
肉〜!!
食事の後は舞妓さんが登場、祇園小唄や宮川音頭を踊っていただきました。
舞妓さんの踊りの後は、若手の声楽家によるミニオペラ。
日本人が作曲した日本語の歌詞のものと、シューベルトの「鱒」やプッチーニの「私の優しいお父さん」など良く耳にするものも。
舞妓さんは宮川町の舞妓さん、以前も観光誘致のイベントでお見掛けしたお二人でしたが、その時はまだデビューされたばかりで幼い感じでした。
すっかりはんなりとしたお姉さん。
お二人のお着物。
冬の衣装でポピュラーな飛び絞りで、黄緑色の着物に黒の帯、黒の着物に黄緑色の帯という、色違いの組合せ。
この2月は京あるき関連で何人の舞妓さんが来られましたが、別の週に行われたイベントでお見掛けした舞妓さんは、このお二人と同じ置屋の先輩でしたが、彼女も飛び絞りの色違いのお着物でした。
いかにも京都らしいお着物で好きです。
楽しい時間は過ぎて現地で解散、お土産物もいただきました。
お土産は、画像にあるお菓子と溝縁さんのポストカード、風呂敷の他に宇治茶のペットボトルと、玉英堂彦九郎の虎家喜も。
ロイヤルパークホテルでオペラとランチのみで1万円で受付けていますが、今回のツアーはガイドとお土産、舞妓さんの踊りをみて同じ値段だから大変にお得でした。
日本橋の老舗を巡るツアーは、様々なテーマで開催しているようです。
東京に住んでいて東京駅や日本橋周辺で働いていたことがありますが、歴史やお店を巡る事はあまりしなかったので、改めて参加してみて勉強になりました。
今回、カテゴリーを「京都」にするか「東京」にするか迷いましたが、一応は「京あるき」のタイアップなので京都のカテゴリーにいたしました。
今回、デジカメが壊れかけていた為、設定が上手く行かずに恐ろしいことになっております・・・・