2015年6月19日(金)~6月21日(日)に「京の夏の旅」キャンペーンの40回目を記念して、東京・六本木ヒルズで大イベントが開催されました。
もうそんな回数をされてるのですね。
今回のイベントの目玉は、昨年に約150年ぶりに復活した大船鉾と、京都五花街より芸舞妓さん40人の大集合。
一日目は夕方に開場、大船鉾の鉾建てがあり見たかったのですが、数日前から腰を痛めていたので断念。
お友達と二日目三日目と連続で行ってまいりました。
腰が後でえらいことになりましたが・・・
会場となった六本木ヒルズアリーナは屋外ですが屋根付きの会場です。
テレビ朝日さんのお隣。
森タワーの方から階段を下がってくると、大きなステージと初日に組み立てられた大船鉾。
大船鉾が約150年ぶりに復活のニュースは昨年見ましたが、実物を見るのは初めて。
思ったよりも大きかったです。
会場内では、京友禅きものショーや十二単の着装ショー、川床カフェ、地酒、お食事のブースなどの出展がありました。
佐々木酒造さんが来ていて、日本酒を楽しんでいる人が目立ちました。
場内では美味しそうな匂いが漂い、北白川のラーメン店ブースからの匂いだったようです。
京都のラーメンも美味しいですよね~。
二日目は宮川町から舞妓さんが来られ、定番の祇園小唄と団扇を使った夏は蛍を踊られました。
そして、大船鉾のお囃子。
コンコンチキチンコンチキチン~🎵
生でお囃子を聴いていると、宵山の京都にいるみたいです(^^)
そういえば、お囃子の皆さんはどうやって鉾に上がっているのだろう?梯子とかないしと思いましたら、鉾の底に出入り口があり、そこから出入りされてました。
京都の飲食店などで良く飾られている芸舞妓さんの団扇がありました。
これ、後で気が付きましたが、三日目に来場した40人の芸舞妓さんのものでした。
三日目の目玉、京都五花街の芸舞妓さんの踊り。
まずは、舞妓さんは各花街より4人ずつでそれぞれの街の祇園小唄を踊りました。
この合同で踊る祇園小唄は、毎年6月の下旬に開催されている「五花街合同公演」でのみ見られるものですが、まさか東京で見られるとは思いませんでした。
それぞれ舞踊の流派が違うので、同じ曲でも振り付けが全然違うのです。
色とりどりの衣装の舞妓さん達が大勢で踊り、どこを見て良いものやら(^^)
可愛らしい舞妓さんだけの祇園小唄が終わると、今度は上七軒の芸妓さん10人、舞妓さん4人による「上七軒夜曲」。
こちらは上七軒の北野をどりで踊られるものです。
続いて、宮川町の芸妓さん10人、舞妓さん4人による「宮川音頭」。
こちらも宮川町の京おどりで踊られるものです。
舞妓さん達は可愛らしいですが、芸妓さん達は衣装が粋で雰囲気は凛として素敵です。
踊りが終わるとイベントのフィナーレ、京都市長さんの挨拶が。
こんな大規模なイベントを開催した関係者のパワーは凄いです。
主催の京都市、京都市観光協会、JR東海さんの本気を感じました!
今回来場した40人の芸舞妓さん達は、市長さんと一緒に新幹線のグリーン車貸切とはニュースでもやっていましたが、東京駅から会場の六本木ヒルズまではバス2台をしたててやってまいりました。
1号車は舞妓さんのみ、2号車は芸妓さんのみで、私はそれをそれぞれ舞妓号・芸妓号と勝手に名付けてしまいました(笑)