はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

だんだん感想

2008-10-13 18:51:05 | 花街関連テレビ映画
「だんだん」見てます。
二週目はタイマー予約忘れて全部は見てないのですが、二人の出会いの話はちゃんと見られました。

双子の二人がどうして離れ離れになったのかはまだはっきりしていませんが、今日の放送で二人の父親と母親が誰かは、めぐみが戸籍をみた事で分かりました。
松江にいるめぐみの漁師の父が双子のお父さん、京都にいるのぞみの芸妓の母が双子のお母さん。
松江のめぐみのお母さんは継母。

設定によればお母さんは17歳で双子を生んだ設定だそうです。
凄い若いお母さんだし、舞妓になって何年もしないうちに、運命の相手と出会って舞妓引退、結婚出産離婚で芸妓として再出発という設定なんでしょうか。
随分とスピーディーだなぁ。
両親がどうやって出会い、何故別れ、どうして子供を離れ離れになる事になったのか、今後分かって行くでしょう。
松江のお父さんはひょっとしたら子供が双子だって事を知らない?そんな訳はないかな。
全話見てないのですが、今現在の放送を見てなんとなく思いました。



さてさて、舞妓オタクとしての突っ込みです。
まず、舞妓「夢花」ことのぞみは、大きい舞妓さん(おふく髷を結っている年長の舞妓さん)で衣装は襟が白く片方の肩に柄があり、髷につけた赤い布など大きい舞妓さんになったばかりの雰囲気の物なんですが、花簪は小さい舞妓さん(割れしのぶ髷を結っている年少の舞妓さん)の物ですね。
これまで8月のススキと9月の桔梗の花簪を挿して登場しました。
二人の出会いの日が18歳の誕生日で、実のお母さんからのプレゼントでそれまで小さい舞妓さん向けの花簪から大きい舞妓さん向けの花簪に交換していましたが、9月の桔梗は小さい舞妓さん向けのの花簪でした。
小さいお花が沢山付いた花簪は大きい舞妓さんも挿す事はあるんですが、勝山と呼ばれる髷の手前に挿す、頭頂部を覆うような簪の部分は小さい舞妓さんのだと幅が広くて段の数も多いんです。
どうみても小さい舞妓さんのだったなぁ。
誕生日プレゼントにススキの簪を貰っている時に、もう18歳だからピンクは…とお母さんに言われているシーンがあります。
ススキの花簪は銀紙で出来ていて、裏が舞妓さんのキャリアによってピンク→水色→白となり、花びらのように沢山重なっていて、その裏紙の色が銀紙に反射してピンク色がかった銀色や水色がかった銀色というように見える作りになっています。
舞妓さんはキャリアにあった装いに厳しいので、いくら見た目が幼くても、それなりにキャリアがついてくると「あんた、まだそんな赤いのしてるんか?」と周りの人から注意される話を聞いた事があります。
「もうピンクは…」という台詞はそういう意味なんですが、せっかく脚本がちゃんとなっていても、細かい所もきちんとしてほしいなぁ。



今日の放送は温習会のシーンがありました。
オープニングに祇園甲部の現役の舞妓さん数人の名前が出ていたので、本物の舞妓さんが出ると喜んだのですけど、どうやら温習会の去年の舞台映像を使用してたみたいで、本物はそれだけの出演だったみたいです。
他に舞妓さんが出ていたシーンは無かったし。
都をどりのシーンなどは実際の舞台映像に役者さんをはめ込んでいるらしい、という話をちらっと聞きました。
今日の温習会シーンも去年の舞台の映像を合成したのじゃないかしら。
舞の振りのタイミングとかあって合わせるの大変そうだし、本当かどうかは分かりませんが…


全体的には私は悪くないと思ってます。衣装も髪型もちゃんとしてるし。
他のドラマじゃ舞妓さんの日本髪も半カツラでバレバレな事多いですしね~。
夢花役のカナさんの白塗りが似合わないという評判があるようですが、好みの問題かもしれませんが私はそれ程悪くはないと思ってます。
ただ、白粉がなんとなく薄く感じました。
うちのテレビのせいかしら?
じゃんけんで負けた方が舞妓役になったという噂は本当でしょうか(笑)
ネットでの評判も悪い所ばかり見掛けます…
まぁ、これからこれから。

時間があればそのうちまた感想を書きます。

以上、舞妓オタクの知ったかぶりな感想でした(笑)

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