はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

だんだん感想(ネタバレです)

2008-10-19 01:51:53 | 花街関連テレビ映画
双子がどうして生き別れになったか、両親の出逢いと離婚までが明らかになりました。





お父ちゃんは中学を出て、プロボクサーを目指し、松江を家出同然に飛び出して大阪へ出ます。
同じ頃、お母ちゃんは呉服屋のお嬢さんだったけど舞妓になります。
数年経ち、お父ちゃんはプロボクサーになり、五山の送り火の日に友人達と京都へ遊びに来ていて仲間とはぐれ、お稽古やお座敷で失敗して落ち込んで泣きながら歩いていた舞妓のお母ちゃんと巽橋ですれ違い、お母ちゃんが落としたススキの簪を拾ったお父ちゃんが拾い、二人は一目惚れ。
それから僅かな時間の間に逢瀬を重ねオメデタ、お母ちゃんのお父さんから大反対されるも、ボクサーを引退して婿養子に入り、お母ちゃんの実家の呉服屋を継ぐのを条件に二人は結婚します。


しかし、夢を捨てきれなかったお父ちゃんはボクシングをやめられなくて二人は駆け落ち、駆け落ち先で双子を生みます。
お父ちゃんはボクシングの練習と日雇い労働で疲れきり、お母ちゃんは双子の世話で疲れきり、あまりにも若い二人は生活の苦労でお互いの心が少しずつ離れて行きます。

盛り場で飲んだくれているお父ちゃんを探しにきたお母ちゃんはチンピラに絡まれ、お父ちゃんはお母ちゃんを助ける為にボクサーの拳を…
プロボクサーが暴力事件を起こしたとしてお父ちゃんは引退、家族会議でお父ちゃんのお母さんは責任を取って双子を引き取ると言いますが、お母ちゃんは二人共取り上げられるのを嫌がり、見かねた置屋のお母さんかま一人ずつ双方が引き取ればよいて提案します。
その時急に泣き出したのぞみ(夢花)を抱き上げてあやしたことでのぞみはお母ちゃんが、めぐみをお父ちゃんが引き取ることに。


入れ替わったのぞみとめぐみは、お父ちゃんとお母ちゃんからそれぞれその経緯を聞きます。


めぐみは物心つく前から自分を育ててくれた継母に対して思い入れがあって、実母の真喜子を母とは呼べず名前で呼ぶシーンがなんだか悲しい。
一方のぞみは、父親は死んだと聞かされていて女手一つで育てられたから、初めてみる父親に対しては、まだ素直にお父ちゃんとは呼べていました。

経緯を聞いたあと、なぜ再婚したんだと父親に問いかけます。
私も父親が早世して母子家庭で育ったので、めぐみよりのぞみの方に感情移入が出来るかなぁ。
死んでしまったらどんな事をしてももう会えないけど、それが生きていたならやはり嬉しいとは思う。
でも死んだと聞かされていた父親には新たな家庭があるのはそれはそれで複雑。
ずっと一緒だった母親が継母で、別に実母がいると知っためぐみの複雑さとはまた違いますね。


今週後半の放送は両親の回想シーンで、吉田栄作さんも石田ひかりさんも10代の役。
さすがにきっついわぁ…
昭和50年代後半の設定でして、栄作さん、TシャツをGパンの中に入れてるし(^O^)


来週はいよいよ二人の母同士が対面するようです。
母親バトルがあるのでしょうか。


以上、ネタバレ感想でした。

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