上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

上海ライブ2014:「変わりゆく下町」虹口区乍浦路

2014年01月18日 06時00分00秒 | 上海街角スナップ
1.乍浦路の中心「塘沽路」付近から南側を撮影。右手の9階建て建物は1931年に建築された旧「ピアス・アパート」、現「浦西公寓」。
建設当時は7階建てで、外国人向けの高級アパートでした。優秀歴史建築にも指定されています。

2.更に南の武昌路北東角には高層マンションが完成しました。



3.武昌路北西角はこれから取り壊しが始まるようです。


壁に書かれた赤い「拆」の文字は取り壊す建物を表します。

4.北に行った崑山路南東に建つ「254号住宅」。



5.金色のドームを持った独特のスタイルです。



6.優秀歴史建築のパネルが見えます。



7.同じ下町でも租界の下町は華界の下町と比較し、ちょっと高級そうな雰囲気です。



8.「254号住宅」の東には「宋家三姉妹」の父、「宋耀如」が牧師をしていた教会「景林堂」が見えます。。



9.崑山路交差点から東、呉淞路の眺め。


乍浦路は東の呉淞路と西の四川北路の間にある狭い通りで、再開発が遅れ租界時代の雰囲気を残しており見どころもたくさんあります。
しかし、この雰囲気が感じられるのも、そう長い時間は残されていないでしょう。

撮影:CANON PowershotS100