上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

上海ライブ2014:下町露店の冬野菜

2014年01月04日 06時00分00秒 | 生活
1.手前に「くわい」が売られています。
上海では「地梨:ディイリー」と言うそうですが、炒め物に他の食材と使われ、シャキシャキした食感が梨のようで美味しさを引き立てます。

2.色彩のきれいな赤大根


食べたことがないですが、中身は白いのでしょうか。

3.塔菜:ターツァイ


炒め物に最適。ちょうどよい歯ご応えの硬さです。

4.香筍:シアンスン


千切りにして炒め物にします。歯応えが良く緑がともきれいです。

5.付近の弄堂。扉が開いていたので、ちょっと失礼して内を覗かせてもらいました。



内庭に水回りがある集合住宅のようです。廃墟のような住宅にも毎日の営みの匂いがします。

撮影:CANON Powershot S100

下町のB級グルメ:上海ライブ2014年ダイジェスト(5)

2014年01月03日 06時00分00秒 | グルメ
1.上海では有名な「大包」、小龍包よりも一回り大きいです。

2.紅焼肉を千切りにし、「あんかけごはん」にしたもの。


甘辛くてご飯が進みます。

3.テーブルに目をやると、何やら懐かしい「木製洗濯ばさみ」が置いてあります。


だいぶ以前にもブログでご紹介しましたが、さて、ここで問題です。

果たしてこれは何に使用するのでしょうか?

4.注文前にカウンターで料金を払い、空いた席に座ります。


席が空いていなければ、空きそうな場所の後ろで立って待っています。

5.中華路から董家渡路へ行く角にあります。


上海下町ではわりと昔から有名な店です。

台湾からの一人旅の中年女性と相席になりましたが、私の食べている「あんかけごはん」を写真に撮らせてあげました。

撮影:CANON PowershotS100

龍華寺より謹賀新年:上海ライブ2014

2014年01月01日 06時00分00秒 | 上海街角スナップ
1.龍華寺のシンボル「龍華塔」。
龍華寺の南側に建つ七層41mの塔で、北宋時代太平興国二年(西暦977年)の建立と伝えられています。

龍華寺は三国東呉赤鳥五年(西暦242年)の創建と伝えられています。現存する建築は清末民国初めのもので、宋代禅宗の七堂伽藍の様式を今に伝えています。
しかし、文化大革命の頃に仏像や仏具はほとんど破壊尽くされたそうです。
1979年以降修復され、宗教活動も活発で、春節大晦日の参拝客の人出は上海一のようです。

2.龍華寺入口「大牌楼」。


「大牌楼」の後ろに「山門殿」「天王殿」「大雄宝殿」「三聖殿」「華林丈室」「蔵経楼」と七堂が続きます。

3.阿弥陀菩薩を安置する「天王殿」、それを守る四天王神を配置しています。


以下、四天王神をご紹介します。 

4.白「北方多聞天王」雨傘を手に持つ。福徳財富の神。大衆の財富を保護する。雨傘は<雨>を表し<財富>を意味します。 


雨が財富とは、やはり農耕民族の思考でしょうか。

5.赤「西方広目天王」神龍を手に持つ。世界を観察し大衆に加護を与える。神龍は<順>を表し、<智慧>を意味します。



6.青「東方持国天王」枇杷を手に持つ。常に慈悲の心を持ち大衆を保護する。枇杷は<調>を表し、<守護>を意味します。



7.黒「南方増長天王」剣を手に持つ。大衆に善の心を根付かせ、仏法を護持する。宝剣は<風>を表し<威徳>を意味します。


中国仏教用語が意味深淵なので、薄学で無宗教の私は納得できる日本語に翻訳できませんでした。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 IS

ご挨拶

2007年から始めた「上海下町写真館」ですが、読者の皆様のお蔭で7年目を迎えることができました。
改めてお礼を申し上げるとともに、今後も「上海下町写真館2010」を宜しくお願いします。

上海からのアクセス制限があり、2010年から「gooブログ」を利用していますが、そろそろ画像フォルダーの容量が無料制限を超えそうになってきました。
今年春帰国頃は「上海下町写真館2014」に転居するかもしれませんが、その時は改めてご案内します。