浅 い 夢 ‐たく農園だよりetc.‐

残された○○生活を、そっと静かに生きて行く…。

お月さんとお星様に願いを..

2015-02-25 22:16:11 | 日記/たく農園だより
昨夜、お月さんとお星様に願いを...、 でも朝に青空は無かった。
氷点下0.1℃の朝、母はトイレへの歩行も出来ず...
支えて向いトイレに座らせたが、その後転げ落ちて...SOS
朝の清掃を始めて、トイレに近い廊下を始めると...「おとうさん...」と、
繰り返す悲痛な声が聞こえてきた...。お袋は倒れていた

9:30には家を出て、お袋の大好きな先生のいる病院へ向かった。
定期受診の時の青空は無かった、いつもと変わらないハナミズキ
誰が来ようが、いつでも優しく迎えてくれた...。

良く見ると、もうこんなに蕾は膨らんで...春近しなのに...

レントゲンの結果...病状は明らかに悪化していて、救急車対応と
これで2度目の同じパターン、お袋の意識がしっかりしていたので
大病院へ連絡を入れてもらい、私の車で対応した。
お袋は、先生に「もう治らないならこのまま…」と弱音を吐いていた
2週間の入院手続きを済ませ、戻ったのは...15:30だった。

18:00頃お袋の見舞いに...、励ましの言葉をかけて帰宅...。
そして夕飯...
昨年の11/29に漬け込んだ、ダイコンのビール漬けが、
今日が最後の味わいとなった、お袋にはまた来年食べてもらう...
しかりした入れ歯で...コリコリとかみ切ってくれ

晩酌を済ませて、PCの前...ひらいた あと1時間だけ...。

明日は1.7℃の朝、午後から雨になるらしい? 今日は、
たい焼きの日だったけど、遥か遠くなりにけりだ...
ふと蘇る水曜日のこと そう言えば、お袋も得意?の川柳を
あの苦しいベッドの上で、読んで聞かせてくれた...
「我が身の叫び 聞く耳もたず 罪と罰」と...お医者さんの言葉を
軽く受け止めていた罪、自らの生き方を求め無理をした罰...
今、やっと動かない身体が現実となり、思い知らされたのだろう。
ドストエフスキーの小説を、読んだことあるのだろうか?

主治医の先生からは、かなり衰弱しているとの宣告が...
意識はしっかりしているから、あの点滴で粘りの回復をと
願って止まない…100年続きますように...
コメント
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