ミズノスポーツメントール賞授賞式があり、オーサーコーチがゴールド賞を受賞しました。
そこで発表された、オーサーコーチのコメント全文は、以下の通りです。
「2018年度 ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド」を賜りましたこと、深くお礼申し上げます。
心より感謝申し上げるとともに大変恐縮しております。
私たち指導チームと羽生結弦選手とこれまでの道のりは7年前に始まりました。
羽生選手は、夢にあふれ、献身的な気持ちがあり、将来のビジョンそして、気迫を持った青年でした。
その道中、私たちはさまざまな困難に直面しましたが、羽生選手の成功の大きな要因は「勇気」であったことに私たちは気付きました。
私は羽生結弦選手を誇りに思っております。選手としての成功だけでなく、フィギュアスケートというスポーツへの真摯な取り組み、日本スケート連盟に対して献身的であり、そして世界中にいる多くの結弦ファンに対して誠実だからです。
私は、チームのメンバー、具体的に名前を申しますと、トレイシー ウィルソン、ジスラン ブリアン、ジェフリー バトル、シェイリーン ボーン、デヴィッド ウィルソン、ペイジ エイストロップを代表し、謹んでこの「ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド」をお受けいたします。
また、日本スケート連盟は私たちに対し辛抱強く、理解を示し、そして私たちをサポートしていただきました。そのことに対してもお礼を申し上げたいと思います。
指導者そしてコーチとして私が目指すところは、スポーツで成功するだけでなく、それぞれの社会でリーダーとなれる人材を育成することです。それはすなわち、自ら道を切り開き、次の世代のためにその道を示すアスリートを育てるということです。
チームの皆と結弦へ。私を信じてくれてありがとう。心を込めて。 」
そしてこちらは、オーサーコーチが、ビデオメッセージで語った、その内容全文です。
(同じく、こちらのスポニチアネックス記事より)
「会場のみなさんこんにちは。本日は表彰式に出席できず申し訳ございません。このたび「2018年度ミズノスポーツメントール賞ゴールド」を受賞したことに身が引き締まるとともに大変光栄に思っています。
私のスケートに対する情熱は選手だったときもコーチとなった今も尽きることはありません。世界フィギュアスケート選手権大会、そしてオリンピックでの羽生選手の偉業は日本だけでなく世界のスケート界をさらなる高みへと引き上げました。私も少しではありますがお手伝いできたことを大変光栄に思います。
日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会、ミズノスポーツ振興財団の皆さまに感謝申し上げます。そして私や私のチーム、羽生選手を信じて絶え間ないご支援をいただいた日本スケート連盟の皆さまにも感謝を申し上げます。羽生選手はまさに国の宝です。ありがとうございました」
個人的に思ったのは、今まで聞いたことのあるあらゆるオーサーコーチのコメントの中でも、
今回のものは、今までで一番、誠実で、なおかつ、適切でありがたいコメントだったと感じました。
羽生選手もきっと、とても嬉しかったことでしょう…!!
また、最近出た、最新のKiss&Cry では、引退されたハビエル・フェルナンデスさんのインタビューで、羽生選手への言葉、羽生選手との関係について語ったものや、羽生選手へのエールが含まれています。 羽生ファンは、読んでおくと、「勝手な想像ではなく」、とてもよくわかるかもしれません。
ハビエルさんの語ったことは、羽生選手の今までの証言や実際の言動とも、きちんと一致していて、お互いの感情や関係性がよくわかるものだと私は思いました。
TVガイド特別編集 KISS & CRY 氷上の美しき勇者たち 世界選手権2019 総力特集号~Road to GOLD!!! (表紙・巻頭特集/羽生結弦選手) (KISS & CRYシリーズVol.27) (TOKYO NEWS MOOK 793号 KISS&CRYシリーズ V) | |
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このオーサーコーチの記事で、日本スケート連盟や他選手の関係者の悪口を書いている人たちが
多数いますけど、
羽生選手のシニアデビュー前から、日本のフィギュアスケートをきちんとしっかりと見ていた人たちなら、
多くの方が知っていると思いますけど、
問題はそんなに単純でも簡単でも、一方的でもありません。
羽生選手が、ネット上で必要以上のアンチ攻撃を受けてきた原因の一つに、残念ですけど、オーサーコーチの存在はとても大きく影響していたのもまた事実だったからです。
私が知っている限り、「チームブライアン」というシリーズの本は、残念ながら、羽生選手の、日本国内での立場を、非常に悪くすることに陰ながら貢献していました。
なぜなら、第1回目の本から、日本国内の他選手の、彼らの目線や主張からしたら、実際に起きた事実とは異なると言わざるを得ない内容が含まれていて、その人たちを批判的な形で書かれてしまってあり、当該選手たちやそのファンからしたら、憤慨するのは当たり前だったと私は思いますし、私自身、何度もがっかりさせられてきました。
しかし、バンクーバー五輪・ソチ五輪以降にフィギュアスケートを見始めたり、あるいは、羽生選手しか見てこなかったような方々にはわからなかっただろうと思います。
チーム・ブライアンを書いたのはオーサーコーチという事になっていますが、日本語の文章を書いていて文責を負っているのは野口美恵氏です。 (羽生選手は、表紙の写真に使われてきただけです。コーチのお願いは、断りにくいでしょうね。)
その「チームブライアン」の表紙には、必ず羽生選手の写真が使われてきたのですから、
本当はそこに書かれていたことは羽生選手本人の意見でも何でもなく、むしろ、羽生選手の発言とはむしろ正反対だったとしても、
そこで書かれていた内容について、自分たちの思いと違ったことを書かれた選手のファンを中心に、結果的には羽生選手に対する怒りや不信感となって悪化していくことが、何度もありました。
私はたぶん、羽生ファンの中でも、間違いなく「トップレベル」で、「羽生選手の悪口」や「否定的な意見」を大量に、これでもかというほど、羽生選手が15歳の頃から、それはもう大量に色々なことを聞かされてきた人間だと思っています。
それは、勝手な憶測や思い込み、根も葉もないようなものから、特定の悪意を持って、あるいは妄想的に作り上げられたものもある一方で、
こういった本などで出版された内容について、羽生選手が間接的な被害者となって被害を被ってきただけのものも、多数あると強く感じてきました。
また単に、羽生選手個人の個性が好みではないとか、自分が知っている「嫌いな人」に羽生選手が似ている、などという単純なものから、羽生選手に備わっていたその並はずれた才能や、使命ゆえに、私がこのブログで何度も取り上げてきた内容のように、非常に闇の深い、非常に悪質で深刻な世界規模のものまで、実にさまざまです。
羽生選手は、カナダに行く高校3年頃、目標だったのは、4回転サルコウの習得でした。
4回転トウループは既にかなり得意になっていたものの、いずれ五輪金メダルをとるには、絶対にそれが不可欠だとご自分で考えていたからです。
カナダのクリケットクラブを選んだのは、その当時4回転サルコウを跳べていた、ハビエル選手の存在があること、それを最大理由に挙げていました。
羽生選手は、目の前で視覚化されて跳ぶのを見て真似するのが非常に得意だったから、それこそをとても必要としていたわけです。(ご本人の言葉です)
だけど、オーサーコーチは羽生選手のスケーティングを一番変えたいと思ったようですし、実際、そこが一番変えられたのでは、と思ってみてきたファンは、多いことでしょう。
北米人に、アジアの極東の日韓の歴史や、その歴史に由来するさまざまな問題をを知っていろ、などと要求するのは、非常に酷なことではあるでしょう。
でも、その「配慮のなさ」「無知」の言動ゆえに、必要以上に、数多くの深刻な被害を羽生選手が被ってきた側面があったのも、残念ながら事実だったと私は思っています。
そしてまた、「何人ものスケーターをメダリストにしたい」のが本音のクリケットクラブに対して、
他の誰でもない、「自分こそが絶対に金メダルを」と、人生をかけて本気で全力投球してきた羽生選手が、
こういったさまざまな事情の あらゆることの板挟みになって、
計り知れないほどの苦悩や絶望的な思いや悲しみを抱えた時期があったことも、
(羽生選手本人が証言したことがあるわけですから)
ファンなら、きちんと想像しておいてあげたいものです。
今回、オーサーコーチのコメントの中で、
「羽生選手は、夢にあふれ、献身的な気持ちがあり、将来のビジョンそして、気迫を持った青年でした。
その道中、私たちはさまざまな困難に直面しましたが、羽生選手の成功の大きな要因は「勇気」であったことに私たちは気付きました。 」
と語られた言葉は、
きっと羽生選手には、とても嬉しかったことでしょう。
私も読んでいて嬉しかったです。(笑)
何が「成功」になるのかは、人によって、その与えられている使命に応じて、異なることと思います。
でも、少なくとも、羽生選手に並はずれて備わっていたもの、すなわち、神様が羽生選手に与えてくださっていたもの、
そして、平昌五輪の試練の中で、羽生選手が最も神様から試されていて、なおかつ最も要求されていたものは、
羽生選手の「勇気」であり、「覚悟」であったと、私も強く思っています…!
「フィギュアスケートというスポーツへの真摯な取り組み、
日本スケート連盟に対して献身的であり、
そして世界中にいる多くの結弦ファンに対して誠実」
わざわざオーサーコーチがこのように言及して下さったことは、羽生選手には有難いことですね!
私もこの通りだと思っています。
羽生選手のコーチが、なぜわざわざこのように語っているのか、ファンなら考えてあげたいものですね!
今の具体的な目標として、羽生選手の口から語られた4回転アクセルへの挑戦・成功が、
羽生選手にとって、「喜びをもって」挑戦できること、
何よりまずそのための環境と体調が、一番良い形で整えられることを、
心より、この世のすべてをご存知で、誰よりも羽生選手を守り導いて下さってきた、主イエス=キリストの御名でお祈りしています! アーメン。
幸せへと続く 「平安の祈り」
「神様、
変えられないものを受け入れる 心の平安を
変えられるものを変える 勇気を
そして、その違いを見極める 知恵を どうか私にお与えください。
与えられた一日を精一杯生きることができるように
一瞬一瞬を楽しむことができるように
苦しみは平安への通り道であることを 受け入れることができるように
たとえ自分の願いどおりにならなくても、
主イエスがされたように
この罪深い世界をそのまま受け入れることが出来るように
もしあなたの御心に委ねるなら
あなたがすべてを正しく導いて下さることを 信じることができるように
そうすれば、私は この地上において幸いなる人生を送り
また天国においては、あなたと共にある最高の幸せに あずかることができるでしょう
主イエス=キリストの御名によって
アーメン」
(ラインホールド・ニーバーの祈り)