「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 櫻花の葬送」 太田 紫織

シリーズ17作目でついに完結。過去作品の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4181.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4330.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4508.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4661.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4788.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5048.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5193.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5405.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5694.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5893.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5982.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6365.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6886.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/7198.html


弟を殺した「偽の」犯人との対峙の後、「彼女」の裏切りで思わぬ事態となった正太郎＆櫻子さんは・・・それからなんだかんだ・・・櫻子さんが殺人の重要参考人として警察に？？そして弟を殺した真犯人ともついに・・・そして花房を継ぐものとも・・・その時櫻子さんは毅然とし正太郎は身体を張るが結果ピンチに・・・どうなる？？と言う最終巻。


きっちり完結しました。17作分たっぷり楽しませていただきました。名残惜しいけど・・・正太郎も成長し、ああ櫻子さんもか・・・大団円。ありがとうございましたと言う感じ。感想はシリーズ全体として・・・

非常に面白かったです。

「広告の会社、作りました」 中村 航

働いていた広告会社が倒産し、1年ちょっとのキャリアじゃどこにも引っかからず再就職が難航していた遠山。ハロワ経由も転職サイトもやりつくし・・・藁をもすがる思いでタウン誌の隅っこに見つけた「デザイナー募集」の広告元にコンタクトしたら「明日来れるか？」と・・・そしたらそこは会社ではなく・・・突然その場で仕事を始めることになったのはパートナーを探していたコピーライター天津の個人オフィス。そこからなんだかんだと一緒に仕事を始めた矢先、大きな会社の仕事にエントリーするために起業しちゃって・・・？？？そんな感じ。

ご都合主義の薄っぺらいお話と言えなくもないけど・・・だからこその軽快さが気持ち良かったりして。作者の軽さが良い方向に出てる気がします。ガツンと来るものは無いけど、雰囲気だけでもなんだかんだ一気に楽しく読みました。

割と・・・面白かったです。